ミタビ選挙

米原市議会議員の松崎淳です。

全然更新できていなくて本当に申し訳ありません。これから書く内容(や、その他来月のイベントとか、米原市での新しいプロジェクトとか)に日々追われておりまして、いつも言い訳になってすみませんが、ちゃんと市議会議員としての職務も果たしております。いろんなことに果敢に挑戦しております。頑張っております。

さて、昨年2013年の2月17日は、忘れもしない、米原市議会議員補欠選挙の投開票日。私が初当選した日です。そこからもう1年が経ちました。忘れもしない、と書きましたが、すみません、忘れてて、翌日の18日になってしまいました。

2月に最初の選挙、10月に本改選の2回目の選挙、そして今、お隣、長浜市の市長選挙のお手伝いをしておりまして、1年間で3度目の選挙戦を戦っております。

【出陣式での様子(候補者のサイトからお借りしました)。真ん中のマイクを持った西尾孝之長浜市議の後ろにちょこっと写っています】
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今回は自分の選挙ではないということで、多少、客観的に選挙というものを眺めることができています。

1年前の最初の自分の選挙は、ほとんど一人で戦った孤独な戦いでした。5か月前(もうそんなに経つのか…)の2度目の選挙は、維新の看板を背負ったのでいろんな仲間に支えられて戦ってきました。

そして今回、初めて自分がサポートする側に回り、候補者じゃない視点で選挙というものを経験しています。はい、自分が立候補するまで選挙には、投票にしか参加したことなくて、街頭演説を見かけたこともありませんでしたし、通り過ぎる街宣車がうるさいな、と感じていたくらいの、普通の市民でした。

なかなかサイトを更新できずにいた間にも、注目の選挙が取り上げられていました。都知事選。私はもちろん、党の代表が(個人的に)応援していたという候補に注目していました、というわけではなく、政策を観察していたら、田母神さんが一番近かったということです。

別に私は右翼だとか愛国者だとか言うつもりは全くありませんが、投票後の解析を見ていると近頃の若い世代(20代・30代)と近い感覚を持っているんでしょう、この世代は田母神さんを2番目に支持してたようです。いかんせん投票率が一番低い世代なので、開票結果にその声が反映されることはなく、60代・70代の圧倒的な支持をもって、疑惑満載の候補が都知事になりました。

新党改革の資金流用とか、婦人の所属団体の話とか、新都知事を支持された世代の方々は知らないんじゃないでしょうかね。マスコミでは報じられることはありませんでしたから。ここ数年ずっと感じている、マスゴミの恣意的な報道姿勢に対しての疑問がここでも発揮され、なんか気づいたら勝手に「世論」の方向づけをされていたような印象を受けています。

もう一つ。もう一人の党の代表が市長を辞任して、法定協議会のあり方についての方向性を占う戦いに出ることになりました。これもなんだか、一方的な報道が多いですよね。議会の片方の論調ばかりが取り上げられて、一方的な見方で選挙について報じられている。

インターネットインターネット、と都知事選における泡沫候補のなかの筆頭のようなことを言うつもりはありませんが、インターネットが普及したことで、こうしたマスゴミによる偏重報道に対して、しっかりとした判断基準を手軽に入手することができるようになりました。

それ以前からも読書を重ねたりすることで自分の見識を高めることは出来たのでしょうが、メディア・マス媒体に頼らずとも、直接の情報収集が可能になったり、多種多様な情報発信源を拾い出すことができるようになった、それがインターネットを活用する上でのメリットだと思います。

橋下徹の件においては、当人がTwitterで自分の意見を表明しているので、それを読むとなるほど、維新の会の側から見た大阪市議会、大阪府議会、そして法定協議会の様々な問題点というのを認識することができるようになりました。マスコミによる情報の取捨選択というのも必要ではありますが、そこに恣意性が介在することで公平なものの見方というのが出来なくなる弊害があまりに大きく、それを救えるのがインターネットでの情報発信です。

当事者自身による情報発信だけではありません。マスゴミの御用学者とか御用評論家(笑)とかの発言だけでなく、幅広い人々が多種多様な事件についての論評をインターネット上で公開しており、それを万遍なく眺めることで、何が争点で何が判断材料とすべきか、そういったことを浮かび上がらせることができるようになります。

もちろん私が維新の会に属しているから橋下を無条件に信任する、なんて頭の悪いことはしませんよ。自民党・民主党(笑)・共産党のそれぞれの意見もしっかりと確認した上で、筋が通っているのは市長側だな、という判断をしました。

あ、御用学者って書きましたけど、最近の流行だと、原発ムラとかいうのを表現するのによく使われる用語でしたね。そういう意味で使わなくて、ごめんなさい。民主党にも(笑)という字を付け加えてしまいましたが、これもごめんなさい、政権から下野してからいまだに迷走ばかりしているようにしか見えないので、思わずつけてしまいました。

それはさておき、自分の(参加している)選挙ですが、さすがに地方選挙だけあって、マスゴミの本社にいるオエライさんたちの自己満足論評は含まれない、普通の期待通りの報道がなされており、どちらかに偏った表現は見られませんので、あと5日間の選挙戦でもしっかりと同じ土俵に立って、市民のみなさんに対して政策をアピールしていくことができると思っています。

って、さんざんマスゴミマスゴミと書いているので気を悪くされて、適当な論評を加えられたら困りますけど。まあ、隣接市の市議が自分のサイトでキャンキャン騒いだところで気にもしてもらえないでしょうし、そもそも維新自体がものすごい逆風の中に立たされていますので、ある意味慣れてもいるので、ちょっとは平気ですけどね。

一応弁明だけはしておきますか。新聞の取材力というものには非常に敬意を評していて、フリージャーナリストとかがいくら頑張ってもその量には追いつかないと思うので(質に関しては新聞より雑誌の方が深堀りできるように、時間をかければ充実できるので、別枠とします)、だからこそいまだにこのご時世においても地方欄や地方新聞が一大勢力を保ち続けているんだと思います。自分やおそらく若い世代の多くが感じているのは、現場を取材している記者を批判しているのではなく、社説だとか論説委員みたいな現場からかけ離れたところで、社会の公器たる役割を忘れた自己主張だけを繰り返す姿勢について、違和感を覚えるが故に、マス「ゴミ」呼ばわりしている、ということを記しておきます。

もう一度戻って、選挙、です。どうやったら市民のみなさんに政策や思いを伝えられるのか。きっと永遠の課題のような気もします。これがわかったら、誰でも政治家になるでしょう。それがわからないが故に、こうして選挙戦に飛び込んで、無我夢中に動きまわってみるわけです。

対立候補がこれまでに取り組んできた内容とその結果を捉え、その問題点を洗い出し、自分ならどのような対案を出せて何を市民に還元することができるのか。そのためにはどんな手法がいいのか。これを考えながら動きながら考える連日です。

先にも書いた通り、街宣車はうるさいな、と感じてたくらいで、確かに連呼することの効果が批判よりも大きいからこそほぼすべての候補者が選挙カーを走り回せているわけで、一理あるとは思います。

でも、そのいかに大きな音を出したとか、名前を繰り返して刷り込み効果を生み出したとか、そういう選挙ってなんか違う、っていう違和感が大きかったりします。政治家は「決める」ことが仕事なわけで、そのためには決める判断材料としてその人の「考え方」が重要になってきます。そこをしっかりと伝えない限り、市民・住民から託されて「決める」ことの選択理由があやふやになってしまうわけで、特に、高度経済成長期のようにどうやったって経済は右肩上がりにしかならないんだから自民党に任せておけばオッケーみたいな時代はとうに終わっていて、いかにマイナスの負担をお願いしなくてはならないか、なんていうのも政治家の役割になってます。

なので、投票する前に、どの候補者だったら夢も見させてくれるかもしれないけど厳しい現実も見させてくれて、一番まっとうに対処してくれそうなのは誰なのか、それを判断する材料が必要で、それを伝えるのが選挙戦のつとめなんだと思います。

街宣車にも乗り込んでますよ。どういう口述がみなさんに伝わるのか、その試行錯誤の繰り返しです。事務作業をしながらも、いかに伝えられるのかを考えながらの連続です。

といったことを自分のなかで消化しながらも、昔からの「お祭り」としての選挙戦も経験させてもらっています。いかんせん自分の選挙が非常に特殊な、「空中戦」ばかり展開していたので、大勢の人が集まって賑やかに戦術を語り合い、市民の反応を伺い、対立候補の様子を垣間見る、といったのが初めての経験ですので、ちょっと楽しみながら選挙戦に参加しているのも事実です。

劣勢に立たされているという情報もありますが、結構手応えもあったりしてます。それ以前に、無関心というのが大きく立ちはだかっている気もするので、いかにこちらに振り向いてもらうのか、の前にいかに選挙自体に興味を持ってもらうのか、そして投票所に足を運んでもらうのか、も重要な仕事です。

投票を義務化すればいいのに・・・。とボソッとつぶやいてみる。。。

投票しない自由もあるのかもしれませんが、投票に行かないことで一部の人がオイシイ思いをするという事実もあります。それが選挙の無関心に一層の拍車をかけている気もするので、思い切った投票率向上の施策が必要だと思ってます。一応自分は20歳になってから全ての選挙に行ってますので発言権は持ってますし、自分一人で騒いでいても効果ないので幅広く訴えていきたいと思います。

結局今日も何を言いたいのか、明確な目的がないまま書き始めて結果ゴールが見えないまま何となく終わるわけですが、とりあえず市長選の結果は2/23(日)に出ます。それまで、一生懸命頑張ります。

3月議会の一般質問の準備もなかなか進まないんだけど、うん、それも含めて、頑張ります。

あ、忘れてた、都知事選のインターネッ党の人。目立ちたい気持ちもわかるけど、政策を募集しちゃダメだって。政治が決めるために市井の声を集めるのは重要だけど、最終的に決めるのは政治家の仕事であって、決める部分を公募しちゃったら、そりゃポピュリズムだよ。決断する資格があるのか、そして方向性が有権者と合致するのかを判断してもらうのが選挙であって、そこで集めてたら、ただのお祭りにしかならないって。国会前でテント張って騒いでる人たちみたいに、目の前のことだけやってたら、オシマイだよ。


米原市総合防災訓練@グリーンパーク山東

米原市議会議員の松崎淳(まつさきじゅん)です。

最近メガネを替えました。正確には、元に戻しました。ポスターに使用する写真は、2月の補欠選挙の時のを流用しているのですが、その時からJINSのセールで安いのを何本か買っていて最近は別のを愛用していたのですが、イメージ戦略とかそんなカッコイイもんじゃありませんが、一応合わせておこうかと思いまして。替えたら「普通っぽい」という微妙な反応をもらって、ちょっと凹みました。丸メガネも持ってますが、似合ってませんのでかけません。

 

さて、日曜日に米原市の総合防災訓練がグリーンパーク山東で開催され、見学してきました。

【会場となったグリーンパーク山東】
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【隣接する山東幼稚園に集まる、近隣住民のみなさん。200人以上が訓練に参加されました】
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【ホール内で避難所の体験。ダンボールの囲いや簡易トイレの実物を見ると、リアルさが増します】
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【県の防災ヘリも来ました】
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【グリーンドームでは防災展示が】
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【日赤奉仕団の炊き出し、docomoのスマホ中継システム、NTT西の災害用伝言ダイヤル体験】
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【各種企業による防災グッズの展示】
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【米原市社協によるボランティアセンターの訓練。先日の台風18号で高島市が被害を受け、米原市からもボランティアの派遣がされるなど、日頃の準備の成果を発揮されています。本当は発揮しない方がいいのですが、いざの緊急時には備えあれば憂いなしです】
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【耐震診断と商工会展示】
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【テントや先進的な畳の展示も】
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【遠くのテニスコートで消火訓練】
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【スマホで中継して、現場の様子を確認できるようになってました】
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【米原市の消防車・消防団が到着】
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【地元消防団のみなさん】
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【避難所体験から集まって来られた近隣住民のみなさんも見学に】
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【長浜市からも応援が到着】
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【炊き出し、給水車、プロパンガスも応援体制に】
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【会場奥では土砂災害と家屋倒壊災害の対応がなされていました】
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【関電も電力の復旧作業訓練】
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【救急テント。この制服がかっこよかったです】
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【米原市の幹部のみなさんも勢ぞろい。左から3番めはスマホでfacebookに投稿している市長。米原市広報のfacebookによる情報発信訓練もされていました】
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【完了の報告】
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【倒壊した家屋の屋根を切り、中に埋もれていた生存者を救出、の片付け風景】
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【提携を結んでいる隣の揖斐川町(道は去年の雨で塞がって通れませんが)、ドラッグユタカ、コメリ(の関連NPO)、米原市商工会からの救援物資も到着、の訓練】
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【土砂災害訓練では大量の土砂を撤去後、車を実際に切断して閉じ込められた人を救出、その後日赤の救急テントで処置、の訓練後。もうこの年代のクルマも、こうなっちゃうんですね。。。】
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【地震体験車をご覧になっている近隣住民のみなさん】
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【煙体験に参加される近隣住民のみなさん】
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【これは実際にちょっとむせます(以前米原公民館で体験しました)】
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【消火器による消火体験。消火器といえばドリフ、という世代です】
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【給水車。水も飲ませてもらいました。普通においしい水でした】
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かなりの大規模な訓練で、これを市内各地で開催して、より多くの市民のみなさんにも体験していただきたいなと思いました。頭のなかで考えているだけなのと、実際にこうして体験するのとでは、いざという時にも差が出てきてしまいそうなくらい、様々な体験ができました。

 

一点気になったのが、docomoのスマホ中継システム。ドコモの製品ではないようですが、携帯の回線を使うということで参加されたんだと思います。訓練はグリーンパーク内各所で行われていて、本部席から同時にすべてを確認するのはなかなか困難なときに、この中継システムがあると一覧出来たのは便利でした。

ただ、途中で回線混雑により、動画がカクカクとなってほとんど動かなくなったときもありました。実際の災害時には、安否確認の電話等で回線がさらに混雑して、実際の緊急時には使いにくいシステムなのかな、ということを感じました。

そういう意味では、アマチュア無線のようなシステムが強かった、という東日本大震災の実例もあるので、古くからの技術の信頼度というのが高いのかもしれません。一方で、Twitterのような情報量の少ないデータ通信なら情報伝達が可能だったということも聞いており、大量のデータ量となる動画通信でなく、文字情報・写真等画像情報の情報発信でもあるfacebookでの情報発信訓練は、今回が初めての取り組みだったと思いますが、効果的だったのではないかと思いました。

実際の大災害にあった時に、どのような動きを各担当が受け持つのかを整理し、こうして日頃からしっかりと備えておくことが、住民の安心につながるんだなぁ、と実感しました。そして、住民の立場からしても、行政や公共サービスにおんぶに抱っこではなく、自らも家族や近隣の人を助け、助けられることを訓練し、備えておく重要性も感じました。

私の記憶の中では、阪神淡路大震災と東日本大震災が非常に大きな災害としてありますが、その都度反省すべき点もあるかもしれませんが、しっかりとみんなが準備の意識を高めることはできているように思います。災害が少ないと言われる滋賀県でも、先日の大雨で一部地域に大きな被害が実際に出ているわけで、今後もみんなでしっかり準備していきいと思いました。

【訓練のメニュー】DSC01592 DSC01594 DSC01593


議員報酬について

米原市議の松崎淳(まつさきじゅん)です。

市議会議員って、言うのも書くのも面倒くさいですね、っていきなり何を言うんだかという感じですが。市議だけだと短いし。市会議員という言葉もたまに耳にしますが、市議会ではなく市会と呼ぶのは、大阪・京都・神戸・名古屋・横浜の5つの大きめな都市だけらしく、ほかは市議会が正式名称のようです。札幌のほうが京都神戸より大きいのにそうではないのは、歴史的なもんがあるんでしょう。

 

さて、議員報酬です。何も隠すもんでもありませんので、米原市会議員の私は、27万円の議員報酬を毎月頂いています。条例で30万円と定められているところ、特別条例で1割・3万円のカットで27万円になってます。

そこから、傷害保険で2,580円(議員になった時にパンフをもらって、万が一の時用に入りました)、互助会で2,000円(議場でのお茶代とか)、そして源泉徴収で43,500円を引かれた、221,920円が毎月の手取り額です。健康保険は国保ですし、年金は一時期話題になってましたね、議員のお手盛りだ、ってことでだいぶ前に廃止されたのでそれもありません。

【議員報酬支払明細書。条例で透明化されてるので隠してもしょうがないですからね】DSC01528

ボーナスはあります。2.95か月、これは市職員のみなさんと同じだと思います。但しこれは特例の27万円ではなく、条例の基本通り30万円の2.95ヶ月分となってます。ってことで、額面ベースの年収額は、27万円×12か月=324万円、30万円×2.95か月=88.5万円、合計で412.5万円です。私は2月17日に補欠選挙で当選したので、ボーナスの計算とか2月の端数とかはちゃんと削られています。

まあ、生活できなくはない金額ですが、将来のことを考えるとドヨヨーンとへこんで、見ないふりをしたくなります。高校・大学に子供が進学したら、、、なんて、完全に無理っしょ。中の下くらいの感じかな。JALに入社した初年度が、確かこのくらいの数字だった気がします。

ちなみにJALですが、7年間勤めましたが500万円を超えたくらいでしたね、しかもその時は早朝深夜勤務が多い勤務の時で、普通の月金9時5時の生活の時はそういう手当がつかなくて、しかも残業をしてないことになってましたから。超有名企業でしたが、空を飛んでる人たちはハンパない手当がついて高給取りでしたが、地べたをはってる地上職はこんなもんです。しかも本体採用でこのぐらいで、子会社採用の若い人たちなんて、そりゃひどいもんでした。

ええ、そういう意味では、十分にブラック企業でしたよ。本社の私のいた部署だと月20時間分、支社だと月10時間分だけはつけてもいいとかいう秘密のルールがありました。JASとの統合の時は、これヤバいんじゃないかなというくらい残業してて、一度正直にその残業時間を書いて出したことがありました。全部修正液で真っ白に消されましたけどね。もう時効かな?日本の会社のなかで、「いい会社」と呼ばれるところ以外は、実はみんなブラックなんじゃないですかね。こんなのクソ食らえですよ。

それはさておき、米原市議会議員の議員報酬。滋賀県の中では、13市の中では一番下です。

  1. 大津市 56.3万円
  2. 草津市 45.2万円
  3. 彦根市 40.5万円
  4. 守山市 38.2万円
  5. 東近江市 37.0万円
  6. 長浜市 35.6万円
  7. 野洲市 35.0万円
  8. 甲賀市 34.5万円
  9. 近江八幡市 34.2万円
  10. 高島市 31.0万円
  11. 栗東市 30.0万円
  12. 湖南市 28.0万円
  13. 米原市 27.0万円

町は以下の通りですが、すみません、こっちは減額等が反映されてないかもしれません。

  1. 日野町 23.0万円
  2. 竜王町 20.1万円
  3. 多賀町 18.5万円
  4. 愛荘町 18.0万円
  5. 甲良町 17.7万円
  6. 豊郷町 16.2万円

まあ、4町が合併して出来た米原市ですから、町よりは多いけど、市の中では一番少ない、と。人口も一番小さいですしね。

って、こういう議員一人あたりの月額は多分みなさん見たことがあると思いますので、議員数とかけて年間総額でいくらなのかも書いてみます。

  1. 大津市 3.5億円
  2. 彦根市 1.7億円
  3. 長浜市 1.7億円
  4. 草津市 1.7億円
  5. 近江八幡市 1.4億円
  6. 甲賀市 1.4億円
  7. 東近江市 1.4億円
  8. 守山市 1.3億円
  9. 高島市 1.0億円
  10. 野洲市 1.0億円
  11. 栗東市 0.9億円
  12. 湖南市 0.9億円
  13. 米原市 0.8億円
  14. 日野町 0.5億円
  15. 愛荘町 0.5億円
  16. 竜王町 0.4億円
  17. 多賀町 0.4億円
  18. 豊郷町 0.3億円
  19. 甲良町 0.3億円

人口規模に関しては、あまり触れても意味がないのかなと思ってます。人口規模に比例して仕事が増えたりするもんでもなく、基礎自治体として日本で一番大きいのは横浜市で、人口370万人と米原の100倍近くもあって、じゃあ横浜市会議員は米原市の100倍議員報酬があるか(月2,700万円!)と言えばそうじゃありませんし(それでも月95万円!これの1/100・月9千500円で米原市議やれって言われたら、さすがに断りますw)、公務員の給与比較でよく使われるラスパイレス指数みたいな判りやすい基準があればいいのかもしれませんね。(ラスパイレス指数自体は、国一のオッサンたちが含まれてないのでズルいんですけど)

議員報酬以外に、政務活動費(政務調査費の制度が今年4月から変わったもの)も議員はもらっていますが、米原は月1万円です。当選してからの2月3月分は辞退し、任期満了までの4~10月分で7ヶ月分・7万円をもらいましたが、これは生活費とかじゃなくて、純粋な議員活動にのみ使えるもので、私は加入した議員連盟の研修会の費用3万円くらいだけを申請して、あとは返金しようかと思ってます。これが多い市町村は多く、米原はまたしても最下位ラインあたりにいると思います。

そりゃあ個人的な感情としては、給料は高ければ高いほど嬉しいですよ。もっと低くして!、なんていうマゾヒストはなんか頭がおかしいのかもしれません。議員だけを専業にしてたら、とてもじゃないけど生活厳しいですから。一般的に市議会議員ってのは、地元の名士さんだったり地場企業の大物さんとかがなるイメージがあるので、そういう人たちは名誉職として端金程度に捉えてても全然問題ないのかもしれませんけど、若くてもボンボンじゃなければお金の余裕なんてホントありませんからね。現に私は貯金をほぼ崩しかけてて、今後の生活を本気で考えなきゃ、というくらいですし。

ただ、一般的な市民感情として、議員報酬ってどうなってんだよ、というのがあるのも、十二分に承知してます。実際に自分が議員となって、議会が開催されている期間中は、正直かなり忙しいです。しかも住民を代表して議決するというとてつもなく重大な判断をせまられているわけで、非常に重い決断を要されます。開会中の1ヶ月間だけを見てれば、月27万円というのはとてもやってられない金額です。

でも議会は毎月、毎日開催されているわけじゃないんですね。米原は現状、3ヶ月に1度しか招集されません。3月・6月・9月・12月の定例会に、たまに臨時会が数日招集されるくらいで、ってことは残りの1月・2月・4月・・・の8ヶ月は、市役所を訪れる義務はないのです。

議場に行くことが仕事ではなく、仕事量というのもそう安易に測れるものでもないので、じゃあ招集されてない間は無報酬でもよくない?というのはさすがに無理があり、公人として四六時中市内を回ったり学んだり声を聞いたり研究したり、と様々な活動をしてそれ全てが議員活動でもあります。

とはいえ、議会の張り詰めた空気の中で頭の回転を求められる期間と、閉会中の緊張度合はやはり違いますよね。それを考えると、月27万円という金額はもらいすぎかも、という意見が出てくるのも納得できますし、開会中の忙しさ、しんどさとならすと、まあ平均して月27万円というのが妥当という判断もできると思います。

 

ちなみにですが、明日の定例会最終日で、この議員報酬に関する議決がなされます。状況としては、1割カットする特例は10月末の任期を持って切れ、選挙後の新しい議員は基本条例通りの月30万円になる予定でした。そこに共産党から、特例(月27万円のまんまにする)を2年間延長するという議員発議の条例案が提出され、それを委員会で審議してきました。

ぶっちゃけな感想を言うと、「売名行為」ですよね。そりゃ、議員報酬を削減します!って言えば私たちは市民の味方です、税金をケチります、ってアピールになりますから。でもそれはパフォーマンスに過ぎず、本質的なところの議論が完全にスッポ抜けてる気がしました。別に政党から活動費とか何かをもらえるような立派なご身分でもありませんし。

一応委員会の経過としては、緊急動議(?)が提出され、共産党案の2年延長から、3年延長にする発議が出され、そちらが委員会採択されたので、明日の本会議でも月27万円のまま3年間は継続する、という条例が可決されると思われます。

これに対して思ったことは、正直、ガッカリしました。月に3万円、10%の報酬が上がったら、ちょっとは生活が楽になるかな、と期待してましたから。元々米原市が合併してからの議員報酬は25万円になっていて、それだと若くて優秀な議員が登場しない、よって議会の活性化が図れない、ということで基本を30万円に上げたそうです。これには様々な反対や抵抗があったそうですが、一部議員さんが奔走してご尽力されたそうです。議員報酬を上げるって言うだけで、お手盛り批判などがすぐ出てきますからね。

ただ、ここで意図していた、若くて優秀な議員に出てきて欲しい、という考え方は重要で、地元の名士さん、お金持ちの社長さん、大手企業の厚生年金をもらって悠々自適な引退直後の世代だけが議員になってきた、日本国内の多くの議会での様子の通り、とても偏った議会に陥りやすくなります。偉いオッサンだけの視点で行政を眺めていたら、そりゃ一方的な見方をする人が多くなるのも当然でしょう。

もちろん私が今回の一般質問であえて取り上げてみたように、女性の立場からの行政を監視する役割を果たす人も当然いるでしょうから、すべてが全て、オッサン視点になるということもなく、逆に女性議員がいたとしても、変に固執した議論だけを持ち込む人もいるでしょうから、オッサン議会すべてを否定するもんではありません。

そして、私が若くて優秀であるというつもりもありません。事実、37歳で若者ってお前何言っちゃってんの?って年齢ですよね。下手したらじゃなくて下手しなくても、成人した子供がいてもおかしくない年齢ですから。オジイチャンって呼ばれてる同年齢だっていると思います。それが若者って、プププッ、と笑われるのを承知で、若者アピールをしてます。まあ私が議員になるまでは一番若かったのが50代前半で最若手でしたから、それとの相対比較で若者というので、絶対比較では見ないでおいてください。

現実問題として、補欠選当選当時36歳の私が議会に入ったのは、一つの転機になったとは思ってます。本当に若い子育て世代の人間が、議員になったわけで、議員報酬を上げた理由の裏付けが出来たということです。しかも私個人として、この金額では将来が不安だというのを本当に感じているわけで、新鮮な感覚を議会に持ち込んでくれる幅広い世代の議員構成とするために、議員報酬を上げようという方向性が根拠あるものになりましたから。

 

ちょっと話を戻して、1割カットの3年間延長についてですが、これを未来永劫続けるという予定はしていません。そもそも、議会基本条例が制定されて、地方分権の時代における議会の役割が明確化され、そこに議員報酬に関する事項も設定されていますので、それに則って、今後議員報酬のあり方については議論をしていく予定です。

この議会基本条例についても簡単に触れておくと、10年ぐらい前に地方分権一括法というのが制定されて、地方の時代がスタートしてます。昔は市町村の役割は、国と県の仕事を流してもらうぐらいのものでしかなかったものが、地方のことは地方で決める、というのが認められた、実は画期的な法律がもうだいぶ前に施行されています。

東京や大津に、米原の何が判るんじゃい、と感じることもありますが、実はもう既に、環境としては、米原が米原独自の政策を積極的に打ち出すことは出来るようになっているんです。ただ、これまで議会というものがその流れに追いついてなくて、自治体の権限が増したのに議会はそのまま、というのが全国的に多く見られていました。

米原はその点で、全国的にもトップではありませんが先進的に取り組んでいて、議会基本条例も長浜なんかよりも先に通したりして、結構頑張っている方なんです。米原が実は頑張っているというのは、議会もそうですし、行政も実はそうで、それは議員になって感じた嬉しいギャップでしたね。こんなに頑張っているのに、アピールや情報発信が足りてないせいか、それがあまり広く知れ渡っていない、だったら情報発信を強化する方向に持って行ったら、もっと米原が自信を持てるようになるし、住みよさを実感してもらえるようになるんじゃないか、それが議員活動の一つの方針にもなっています。

その議会基本条例で、議員報酬に関しては第三者委員会を設置して検討することと定められています。現状のままでいいのか、上げるのか下げるのか、それに関しては様々な資料を用意して議論を重ね、慎重に決めていくのが大事です。ただむやみやたらに議員報酬削減、議員定数削減とだけ言うのは、それこそポピュリズムであって、安易な迎合はロクな結果をもたらさないことになるでしょう。

 

この議員報酬に関しては、おぼろげではありますが、私案があります。議員報酬の増額に対して厳しい市民の視線があるというのは理解していて、市職員の報酬も東日本大震災対応という名目で減額もされ(異論はありますが)、景気は良くなってきてるとは言われるものの多くの人がそれを実感できているとは言いがたい現状で、単に上げるのは難しいでしょう。

とはいえ、若い世代も議会に取り込み、活発な議論を展開して市政に反映させるという大きな目標も必要であり、そのために報酬を上げてもらいたいという気持ちを、私自身が持っているのも事実です。

市民が報酬を上げるのに抵抗や違和感を感じる点として、議員が何をしているのかよくわからず見えてこない、という不信だか不安があるのではないでしょうか。後援会に入って活動報告を聞く機会があれば別でしょうが、大多数の市民はその機会もなく、かつホームページ等で情報発信している議員も少なく、姿形や結果が見えにくいからこそ、不信感につながっているのだと感じます。

一つはこの情報発信を義務化するのもアリだと思ってます。どんな活動を議会で、閉会中は市内でしているのかを知ることができれば、あながちおかしなことをしてるわけでなく、みんなちゃんと仕事をしているということを理解してもらいやすくなると思います。議会だよりのA4・1枚では、一般質問の様子を説明するのに精一杯で、とても普段の議員活動は伝えられませんから。まあ、私自身がすべての議員活動をこのブログで公開しているわけではないので現状では困っちゃいますが、義務化されたらより一層頑張りますよ。

もう一つは、本当に働いているのか、という疑問に対して、一定額の固定給に加えて、活動実績費の支給、という成果報酬的な考え方もできないかな、と思い始めてます。私が議員になってから、健康福祉常任委員会と米原駅周辺都市整備特別委員会の2つに所属していますが、それ以外のほぼ全ての委員会に傍聴参加してきました。この全てに参加してきた経験から、別にすべての議員がすべての委員会に参加してもいいんじゃないか、という思いを抱きました。どの委員会も市政にとって重要な役割を果たしていて、その全てを議員が把握・承知しておくことは当たり前のように思いました。

もちろん、会派制度はこのためにも存在していて、会派の代表としても議員は委員会に参加していて、委員会に属さない議員に対して委員会後に説明をして、議員がすべての案件に対して理解するという形になっています。ただ、個人的な感想ですが、伝聞推定にはなりますので、議員本人が見聞きするのも、重要かなという思いがあり、所属以外の委員会に参加するのに対して、活動費を支給するという形に出来ないかなと考えました。

じゃあ、委員会出席一回につきいくら、という具体的な数字まではまだ出せていませんが、若くてやる気のある議員はすべてに参加して自分の見識を高め、その対価として報酬をもらう、という形式にすれば、体力がなくて毎回はシンドイというベテランさんには名誉職的な基本給の支給のみにして、すべての議員に均等に増額ではなく、しっかり活動している議員に対しては適切な対価を支払うという、市民にも比較的理解してもらいやすい案になるのではないでしょうか。

基本給をいくら、というのも計算し切れてないのでここでは出せませんが、そうなると居眠りしながらでも毎回参加する議員も出てくるでしょうし、そうすると議員報酬の総額が、現在の0.8億円から大幅に増えることにもなりかねません。もちろん、寝るというあるまじき行為に対しては、議会中継を増やすなどして監視の目を多くするなどの対応が考えられます。そもそもモラル以前の話なので、議論するのももったいないくらいですが。

総額が増えてしまいそれが市民の納得を得られないというのであれば、議員定数の削減も考える必要があるでしょう。議員の数を一定数保たなければ、意見の多様性が失われる、という考え方は理解しています。少ない票数で勝ち上がった議員の意見でも、少ないながらも市民の声を代表しているわけで、その市民の声を救うという意味で多様性を保持するという議論ですが、そこはバランスの問題であって、多ければ多様性が保てるという話でもなく、国会を見てればあれだけの人数がいるので、オレンジ共済みたいなどうしようもないのが紛れ込んだりもしてしまうので、減らすこと自体に支障はないと考えます。

研修で知り合った岐阜県岐南町の議員から聞いたのは、そこは定数を10人にまで削減したそうですが、そこまで減らしてしまうと、すべての委員会を同じ議員で管轄するため、声が大きかったりベテランだったりする一部議員の影響力が増してしまう弊害も出てくるとのことでしたので、減らしすぎに対しては注意をしなければならないと思います。

頑張ってる議員からすればこれ以上議員の仕事が増えると困る、と言われるかもしれませんが、少なくとも米原市議会を見ている限りですが、まだ負荷を高めてもいけるかな、という印象を持ってます。現在米原市議会の3つの常任委員会では、7人ずつの委員構成になっていて、一部議員が重複して所属する形になってます。これを8人ずつに委員を増やし多様性を維持する一方で、全ての議員が委員会を掛け持ちして幅広い視野を持ってもらうようにすれば、議員数は例えばですが、16人とかでも行ける気はしてます。議長・副議長・監査委員を除いた12人+予備1人で2個ずつ委員会を兼務、的な考え方です。

他の市町村と比較ばかりしてても能がありませんが、ただ一般動向として議員定数は削減される方向にあり、それに不満を言うのは議員だけという姿を見ていても、この方向性に対しては多くの人の支持を得られている気がします。なので、米原も議員定数を減らす方向で考えて、その浮いた分の議員報酬を、頑張っている議員に対して振り分ける、という考え方であれば、市民のみなさんの一定の支持が得られるのではないかな、と勝手に考え始めたところです。

もちろん議員に対して課せられる責任は大きくなる一方で、昔の議員のようにどんちゃん騒ぎをして利益便宜をはかることだけが仕事ではなく、負の負担を市民にお願いせざるを得ない立場にも立つわけですから、仕事・役割が増える分、総額が増えるのも、一定の範囲内で理解していただけたらなぁ、というのが、古い議員さんの古き良き時代の話を聞いて、昔はオイシい仕事で楽しかっただろうな、とうらやましく思う新人議員の気持ちとして受け止めていただいても結構です。

 

と、まさかここまで長く書くとは思ってもいなかったのですが、議員報酬に対する私の見解と、その今後の方向性について書いてみました。これを全文読む人は、いるかな?


ネット上で情報発信していくことについて

米原市議会議員の松崎淳です。

いろいろと書こうと思っていることは山のようにあるのですが、一つづつ丁寧にやっていきましょう。こうやって文章を書いていく中で、「です・ます」調にあえてして書いていますが、本来であれば「である」体の方がしっくり来るのですが、といったような話も多々ありますが、いずれそのうち。

その中でまず書いておこうと思ったのが、なぜブログで情報発信しようと思ったのか、そしてその目的とは、についてです。

選挙公報で掲げた公約にも書き連ねましたし、それ以前からずっと延々と情報発信の重要性については言ってきておりますが、じゃあ自分自身はどうなんだい?と問われると明確に返事しかねる対応をしてきています。

何も情報発信してきていないというわけではありません。自分のホームページは1995年には作っていましたし、ブログも2005年から、最近流行りのFacebookも2007年からですし、Twitterもずっとやってます。恐らく普通の人よりかはこういうものに対しては先に飛びついている方です。

ここでずっと引っかかってきたのが、ネット上での個人情報の取り扱いです。大学でいち早くインターネットに触れていた時分は個人情報自体の概念が変わっていくのだ、と自分の情報をネット上で公開することにためらいはあまりありませんでした。

しかし時代が進むにつれ、インターネットも急速な普及を見せ始め、情報基盤としてのインフラの地位を固めるようになると、個人情報が流出することによる弊害というものを強く意識するようになりました。それこそインターネットというものに20年も触れ続けていると、酸いも甘いもと言いますか、だいたいのことを理解してきて、危険性についての認識が高まりました。

それ故にネット上で情報発信するにしても、自分の情報をほとんど出さない形で取り組んできました。Facebookで数少ないつながっている人たちにさえ情報公開を制限している中で、それ以外の人にはほぼ何も公開していません。Twitterもわずか数人にしか知られていません。

過剰反応のような気もしなくはありませんが、知っているが故の対応ということでご理解いただければと。

とはいえ、今年の2月を境に、「公人」になりました。政治家、なんていう大それた立場になってしまったということは、まさに公人中の公人とも言えるわけで。そりゃあ国会議員や内閣に入る人たちとは大分差があるので、いきなりマスコミに注目されたりなんてことはないでしょうが、それでも公人の端くれにはなりました。

政治家こそ、自らの主義主張を伝える努力が必要である、ということは感じていて、というのも選挙で選んでもらうためには、その人となりを知ってもらわなければならない。ちゃんとした組織が控えているような政治家さんならともかく、三バン:地盤(後援会組織)・看板(知名度)・カバン(政治資金)いずれもない立場からすると、自分を知ってもらうための活動というのは限られてきます。

いや、ホント何もない状況から出馬して、よく当選できたな、というのは自分でも思っています。2年前に東京から移り住んできただけなので知り合いも多くなく地盤など全くありませんでしたし、みらいつくり隊という市の制度で広報誌などでも取り上げられてはいましたが、その知名度がほとんどなかったことに逆に驚かされたりもしてましたし(苦笑)、お金だって隊員として月15万円の報酬で家族養うなんて相当厳しいレベルなわけですし、何もないにもほどがある、といった感じでした。

後援会とかがあれば、自分の考えとか人となりについてミニ集会等で説明が出来るでしょう。戸別訪問も繰り返して握手を重ねて知ってもらえるでしょうし。でもそれだと人に知ってもらえる数に上限が出てきます。選挙区すべての人とお話し出来るわけじゃないですし。

そこで、このインターネット上での情報発信が生きてくるわけです。先の議会でも発言しましたが、世の中のかなりの数の人がネットに触れています。頑なに「インターネットはやらん」と宣言されている方も身近で知ってはいますが、それはもはや少数派と位置づけられるほどになっています。

昔であれば、支援者以外に知ってもらうためには新聞の折込などで対応できなくはありませんでしたが、それにはお金が必要になってきます。自宅でDTP(パソコンでの編集作業)やプリンター印刷など出来なかった時代ならもっとお金を要していたことでしょう。

でも今は月額でもわずかな金額で情報発信に取り組める時代になりました。見る人の側の環境も整っています。そうした時代の中でこそ、ネット上で情報発信する意義があるんだと思います。

議員として活動していれば、本会議や委員会での発言が記録されたり、議会だよりという形で発言内容や主旨を伝えることはできます。ただそれだけでは十分とは言えないと思います。より多くのことを知ってもらって、こいつは投票するに値するかどうかを判断してもらう材料の一つとして、ネットでの情報発信は活用されたほうがいいと思っています。

これが選挙中となると、これまでは非常に厳しいものがありました。公職選挙法というものにがんじがらめにされた状態で選挙しなくてはならなくて、後援会がないので自分の活動が政治活動ではなく選挙活動として捉えられかねなくて、ちょっと危険でした。別にグレーの状態でやっている人もいなくはないのですが、公職選挙法というのは、少しでもグレーになると限りなくブラックとしてみなす、みたいなところがあるようなので、ほとんど動けていませんでした。

ご承知の通り、今度の参議院議員選挙以降、ネット上での選挙活動が認められるようになり、今後は情報発信に取り組まれる人は増えてくると思います。お金がない人でも選挙に出られるようにするための公職選挙法が、逆にお金がない人の情報発信に制限をかけていた状態が解消されるということで、望ましいことだと考えます。

公人としての活動報告や、自らの考え方を知ってもらうための手段として、こうしてブログを通じて情報発信していこうと、当選してからちょっと日が経ってしまいましたがようやくスタートすることが出来ました。

同時に、公人とはいえプライバシーや個人情報が全くなくなるわけでもないので、FacebookやTwitterでの情報発信については、模索を続けていくことになると思います。まさかこいつはビッグダディをフォローして楽しんでいる、なんてことを知られてしまうのもどうかとは思いますが、まあ例としてここに挙げてしまったのでついでに美奈子もフォローしてることも暴露しておきます。

といったようなことを実はずっと考えてきていまして、これを面倒くさいやつだなぁと思われた方は、面倒くさくない写真が多い記事だけ目を通していただければと思います。これに懲りずにちょっとでも関心を抱いて頂いた方には、どうぞこれからもお付き合いをお願いしたいと思います。

こういう文章だけの記事だと華がないので、先日うちの屋根裏で生まれて一時期保護してたネコちゃんの写真でも貼っておきます。

【2匹いた縞模様ネコのうち、足元が白い方をシロちゃんと呼んでました】DSC00172