議員活動と政治活動

米原市議の松崎淳です。

アップルの時計が出ましたね。アンドロイドは前からあったので見てましたが。

何年かに一度の電池交換が嫌なのでソーラーの時計が売れるような中で、18時間しか電池が持たない時計なんて、使えるんですかね。そもそも時計自体をしなくなって携帯・スマホの時間表示で代用するようになって10年以上経つので、今更時計をするような生活も考えられないんですけど。

ステッキや山高帽のように昔風のカッコイイ紳士だけがつけるようなグッズに、あと何年かしたらなってしまうような気もしていますが、スマホを見る以上に何か画期的に便利な使い方が出てくると、いろいろと変わっていくかもしれませんね。

これ以上に気になったのが、新しいノートのキーボード。なにか新しそうです。キーボードは人とコンピュータの直接の接点となる重要な装置だと思っていて、HHKとか欲しいなと思いつつ高いのでMSのキーボードばかり使ってます。その時点でこだわってないと言われそうですが、かれこれ20年近くエルゴノミクスなのを使うのにこだわってます。相当マイナーですけどね。

さて、最近議会でちょっと話題になっているのが、しんぶん赤旗問題。当の赤旗新聞でも取り上げられたようですし、はてブ見てると信者支持者っぽい人の発言も見られて面白いです。

【しんぶん赤旗:“「赤旗」は保守政治家も登場” 滋賀・米原 平尾市長が答弁】
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-03-07/2015030702_02_1.html .

【はてなブックマーク】
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-03-07/2015030702_02_1.html

【ツイッターも】
https://twitter.com/search?q=http%3A%2F%2Fwww.jcp.or.jp%2Fakahata%2Faik14%2F2015-03-07%2F2015030702_02_1.html

【多分この辺が発端】
http://samurai20.jp/2013/12/sankei/

議場で聞いていたのとだいぶ話が違うのは赤旗の記者が書いたので仕方ないでしょうし、とりあえず市長の集団的自衛権とか従軍慰安婦だとか反原発・放射脳問題についても置いとくとして、一般質問で取り上げる前後に議運でいろいろと話し合っていました。傍聴しながら感じたことは、議員としての活動と、政治家としての活動が混ざっている故に発生した問題じゃないかということ。あ、庁舎内の共産党議員の赤旗購読押し売り(?)問題についてです。

「議員活動」と「政治活動」はなかなか分けて考えるのは難しい話。すべての議員活動は政治的信念に基づいているのかもしれませんし。

しかしここに一定の線引が必要なんじゃないかと思いました。議員が政治活動を行うことは、憲法で保証された思想の自由なのかもしれません。でも何もかもが許されるわけでなく、どこでやるか、の制限はあると思います。ズカズカと他人の家に入り込んで、憲法で保証されているからお前に俺様の政治信念を叩き込んでやる、これはダメですよね。

じゃあ、役場の庁舎内でやることは?というとグレーゾーン。議員が庁舎に行くのは当然認められるし、職員と話すことも必要がある。じゃあ、政治的理念や政党のことを宣伝したり広めようとする、そうすると問題っぽくなる。ここが全国的にも問題となっている赤旗の話です。

おそらく職員の立場からすれば、議員は住民の代表なので、住民の声を聞く意味で議員の話を聞くことは重要である。でも共産党の議員と話していると、住民の声を聞いているのか、党本部の主張を聞いているのかが不明確になることがある、というとこでしょうか。

いやいや、共産党の主義主張をすべて市役所が取り入れるべきだ、という考えであれば何をしても政治活動の自由なのかもしれませんが、職員からすれば住民の代表なのか党の代弁者なのかははっきり区別して欲しいのでしょう。

ある意味これも政治信念の自由でもあるので、職員が共産主義には興味ないと言うのも自由なわけで、しんぶん赤旗の購読を拒否したりできるはずですが、ここが住民の代表としての議員活動か、党人としての政治活動かが明確になっているので断りにくいでしょう。

職員個人の政治思想に対してとやかくは言いにくいのかもしれませんが、とりあえず政党に関する活動に関しては、職員の勤務時間内であったり、役場の庁舎内でやることは、あまり望ましくないんじゃないか、ということをもともとこの問題にはあんま興味なかったのですが、ちょっと考えてみました。

これをじゃあ自分に置き換えてみた時に、例えば学校にお呼ばれした時に、国旗掲揚と国歌斉唱のときにまあ色々あるわけじゃないですか。発狂して諸君は君が代を何故歌わない!と怒鳴りこむつもりはないんですが、そういうようなイメージの政党に一応所属してるわけじゃないですか。

もし自分が教育委員会に対して、法律でも定められていることだし全員で君が代斉唱しましょうなんてこと言ったら、これは政党のための政治家による政治活動になってしまうんですかね。よくわからないです。

この議員活動と政治活動については、実は以前から議運で検討されてきたものでした。ちょっとずれていたので、今回の騒動では取り上げられていませんでしたが。

以前議運で話されていたのは、「議員活動」と「議会活動」の定義付けについて。以前は議会活動は、本会議、委員会などごく一部にしか定義付けされておらず、残りは議員活動とみなされていました。

昔の古き良き時代だったらその程度で良かったのかもしれませんが、近年は議員もいろいろ働くようになりまして、議会の中で議会報告会を開催したりその準備で何度も集まったり、研修や視察に行くにも本当に研修と視察だけで全く娯楽的要素が無かったり、と何かと動きまわってるんです。

これら活動の際に、もし事故等が発生した際に議会活動ではないとしていると様々な問題が生じるでしょうし、ここで一度議会活動の定義付けを見直し、議員個人ではなく議会全体として取り組むことにはちゃんと議会活動と認めましょう、というのがここ半年ぐらいかな、話されてきました。

ようやく方向性が定まり、議会活動とするならばしっかりと市民に公開していこうということで傍聴や議事録の公開基準などもしっかり定め、先日全員協議会で同意されてGoサインが出ました。

こんなところで「議員活動」の範囲を議論していましたが、その時に実は「政治活動」も話していたんです。ただし、議員活動と政治活動は分けにくいだか分けられないとも書いてありましたけど。ここを、もう少し分けて考えたほうがいいよ、という内容でした。

このブログでも、カテゴリーを一応分類しているのですが、全く意識してませんでしたがちゃんと、政党・議会・議員活動というのをわけていました。ざっくり、なんですけどね。

特に写真もありませんので、本会議開会前に撮った写真でも貼っておしまいにします。

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平成25年度米原市一般会計決算を不認定しました

こんばんは、米原市議会議員の松崎淳です。

地域選出された憶えがないのに、浮ついているとか陰口叩かれていますが、ここんところ精神的にすごくヘビーな案件を議会で連日目にして、ちょっと疲れ気味です。先週末は季節の変わり目だからか地元の疲れか議会の疲れからか、39.8度の高熱にもうなされておりました。これで浮ついているとか評価されてしまいますと、他の一部の議員さんたちはお空に飛んでいってしまうくらいなんじゃないですかねぇ。

さて、本日の滋賀夕刊でも早速取り上げられましたし、読売新聞・中日新聞にも本日開催された決算特別委員会の様子を取材していただきましたので、ひょっとしたら明日9/25の紙面でも紹介されるかもしれませんので、議員の立場からも感想を申し上げておきたいと思います。

【滋賀夕刊デジタル2014年9月24日より引用】
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ちなみにですが、「選挙活動費として支給した」のが問題ではありません。

滋賀夕刊の仕組みをあまり理解していないのですが、これは長浜版ということなんですかね。長浜版は月曜から土曜日の夕刊で発行されて、米原版は金曜日だけの発行?新聞をとってないので知らないんですが、チラシと一緒に配布されるのか、それとも単独で配布されるのか(長浜市内の配布バイトがたまに載ってるので、長浜市内は単独配布なんでしょうね)、このあたりの仕組みをしらないままデジタル版だけ契約して毎日見てるのですが、出来たら米原版もデジタル化して欲しいな、と要望をさりげなく書いておきます。

決算特別委員会とは、前年度の各種会計の歳入歳出を決算認定するために毎年9月議会で開催されているものです。昨年もこれに選ばれまして、選挙運動政治活動したいのに、委員に選ばれてない議員さんたちは自由に動き回っているのかな、などとチラッと思いながら決算認定に臨んでいました。もうあの選挙から1年が経とうとしているんですね。

前回の4年間の傾向を見ていましたら、無会派議員は4年間で1度だけ決算委員になっていて、私もせっかくの機会なのでやってみたら、ということでわずか8ヶ月の任期の間際でしたが参加しました。その時もついでに副委員長くらいやったらどうや、みたいな感じで推挙されましたが、任期中でなかった期間の分の審査を副委員長という形で行うのは如何なものかということで去年は一般委員としての参加でした。

今年の決算においても、新人議員が半分いる中で、議員任期前の事案を審査するのは不可ではないが諸手を上げて賛成できるものでもない、ということでベテラン議員さんが多い委員構成になっていました。どういう構成にするのかというのは議会運営委員会(議運)というところで決定するのですが、会派構成を上述の理由から少し調整しました。もちろん来年はこの制約が外れますので、議員数の多い会派からの選出が多くなると思います。

・政策研究会マイバラ:7人 ⇒ 吉田議員(1期)
・創政クラブ:6人 ⇒ 音居議員(3期)・松宮議員(4期)
・清風クラブ:3人 ⇒ 北村喜代信議員(3期)・鍔田議員(4期)
・共産党:3人 ⇒ 藤田議員(1期)
・副議長 ⇒ 前川議員(4期)
・無会派:1人 ⇒ 松崎(2期)←←←←←←←←ここ
(・議長:職務出席、審査には参加するが議決には参加しない ⇒ 的場議長(3期))

【米原市議会:会派構成】
http://www.city.maibara.lg.jp/0000000249.html

この8人の委員構成となり、9月12日(金)、16日(火)、17日(水)の3日間の予定で決算特別委員会が開かれました。議会は慣例で動くもので、普通なら議長経験者とか監査経験者がなるらしいのですが(去年は誰だったかな?ネット上に情報を見つけられませんでした)、今年は異例(本人が言ってるのでそうなんでしょう)の副議長が決算委員長に選ばれ、私は副委員長に選ばれました。

副議長が委員会の役を受けられるのかという点については、議長はダメ(議場で委員長報告する時に、自分が自分宛てにすることになるのでNG)なので当然副議長もそうだろうとみなさん思っていたのですが、実は制約がかかっていない、ということが6月の総務教育常任委員会正副委員長交代劇のときに明らかになり、今回の決算では心置きなく副議長に受けていただき、見事な采配っぷりを見せてもらいました。

週末・連休を挟んで3日目の審査日に、それは発生しました。決算委員会に付託された案件のうち、認定第2号「平成25年度米原市一般会計歳入歳出決算認定について」で、教育委員会に属する生涯学習課の審査に入った時です。(主要施策の成果説明書197ページをお開き下さい、今年のはまだ)

「生涯学習のまちづくり事業」の中の事業実績で、「米原市女性の会活動事業補助 35万円…子育て支援事業、男女共同参画社会づくり事業などに係る事業費の補助を行いました。」のところです。ここに、引っかかりました。

米原市女性の会とは、合併前の旧4町にあった「婦人会」が合併して発足した組織でうんぬん、といったのはそのページでご覧頂ければいいのですが、まあぶっちゃけますが、1年前の選挙の時にはいろんな噂を聞いておりました。女性の会の前会長さんが立候補され当選されたことは周知のことと思います。

女性の会が活動を通じて子育てや男女共同参画といったまちづくり活動に取り組まれることは大変結構なことだと思ってますし、今回議会が問題にしたのはその点ではありません。女性の活用についてはアベノミクスで注目を集めているのはみなさんご存知でしょうし、私も改選前のちょうど1年前の一般質問で取り上げた内容でもあります(議会だよりにその一部が載ってます)。

そこじゃないんです。市から補助金を受けている団体が、政治活動を行っているのではないか、という疑念です。

昨年度の決算を認定するにあたり、このあたりを疑問に持っていた議員が多数いて、先の説明資料の2行だけの報告では、どのような活動内容に取り組まれていたのかが十分に確認できませんでしたので、補助金を受けた結果として市長に提出された「補助事業等実績報告書・事業報告書・収支決算書」の資料請求を決算委員会として申請し、提出された資料を慎重審査しました。

なぜか米原市のホームページで、「交付要領等を根拠とする補助金等一覧」というページが9/19付で公開されています。その中に女性の会補助金というのがあって、米原市女性の会事業補助金交付要領が公開されています。この要領で挙げられている米原市補助金等交付規則はこちら

ちなみに監査委員からの指摘では、女性の会に限らず、こうした補助金に関する規定が、市長の告示が必要な要綱ではなく、告示が不要な要領になっていることへの問題点がありました。恐らくこれがあって決算委があっての話でウェブ公開になったのかな?と邪推もしてますが、情報公開を進めることはいいことです。税金でまかなっている以上、透明性を確保することは自治体の生命線だと思って、いろんなところで情報公開情報公開と言い続けているのは私です。

せっかくなので、H25定期監査等結果報告書のその部分も引用しときます。監査のページでも今年分はまだです。

(問題点)
 今回の定期監査では、事務局において、所管課が交付する補助金のうち、単年度のみに発生したものについては省略し、毎年度予算計上されることが見込まれるもののうち、予算額が300千円以上の補助金(105件、719,374千円)の根拠規定の内容について、市長の告示を必要とする要綱として制定されているか、公益上の目的、対象事業、対象経費、補助金額の算定根拠が明確か、実績報告、効果測定、終期設定の規定が存在するか、形式的な調査を行った。
 その結果、根拠規定が存在しないものが1件、市長の告示を必要とする要綱ではなく、市長の告示を必要としない要領、要項を根拠としている補助金が25件見受けられた。また、対象経費、補助金額の算定根拠が明確でないものや、実績報告、効果測定、終期設定の規定が存在しないもの等が見受けられた。
 補助金は、市民から徴収した税金その他貴重な財源で賄われていることに鑑み、交付に当たっての根拠は、補助金の様式や事務手続の概要を示した補助金規則のみでは不十分である。そのため、個々の補助金の性質に応じて、補助を行う公益上の目的、対象事業、対象経費、補助金額の算定根拠、実績報告、効果測定、終期設定を明確にすべきである。
 要綱ではなく要領、要項としたものであっても、その内容が市民に公開されることが重要である。また、補助金の性質によりこれらの根拠規定がなじまないものについては、補助内容に応じた生理が必要であると考える。

(H25版のP20より引用)

監査委員とは言えど全ての事業に細かく目を通せるわけでなく、それは議会も同じで、今回のように追加で資料を請求したのは少なかったくらいですが、まあ機会がありましたので、女性の会の報告書に関して目を通すことになりました。

そしたらですよ、到底看過できない記述が見つかってしまったんですね。

補助金交付規則で定められている補助事業等実績報告書のうち、「補助事業等の効果」として、「(女性の会から)女性議員を選出できた」と書いてありました。

この一文が問題となり、職務出席の議長を除く決算委員8人中、委員長は採決に加わりませんので7人中、1人(政策研究会マイバラの吉田委員)だけ賛成して、あとは反対、結果不認定となりました。

最初の滋賀夕刊の記事においては、選挙活動費じゃなく、政治活動費だったんじゃないか、というところで紛糾したのです。

補助金の効果として、議員を輩出できた、ということを挙げられてしまったら、それは市民のみなさんの税金の使い道としては容認できるものではなくなります。これは、「政治活動」に該当すると判断せざるを得ませんでした。

みなさん普段「政治活動とは?」を意識されることはないと思います。恐らく普通の行政職員さんもそうでしょう。しかし政治家は異なります。政治活動と選挙活動の線引は常に意識しますし、いつどこで法に抵触するかというのをみなさん意識されながら行動されていると思います。されてない議員さんたちが今ちまたで問題となっているのも事実ですが。

そのお金がどこから出たものか、どういう使途だったのか、それは政治のクリーンさが特に要求される昨今においてシビアに向き合わなければならない問題ですので、政治に携わるものは常に肝に銘じておかなければならないことですが、今回、そこに思いっ切り引っかかる文言が見つかってしまいました。

政治資金に関する総務省のページで、以下のような紹介があります。

政治資金規正法においては、下記の活動を本来の目的とする団体及び下記の活動を主たる活動として組織的かつ継続的に行う団体を政治団体としています。
 (1) 政治上の主義若しくは施策を推進し、支持し、又はこれに反対すること
 (2) 特定の公職の候補者を推薦し、支持し、又はこれに反対すること

補助事業の効果の一番最初に、自分らのメンバーを議員に出来た、とする団体については、政治団体として見るしかないだろう、というのが私の認識です。

この文章で、もし万が一ですよ、「(女性の会から)」の部分さえなければ、先の市議選においては3人の女性候補が出馬され、そのうち2名の議員(もう1人は共産党の女性議員)が誕生していますので、男女共同参画事業を通じて女性議員が誕生したことは、女性の社会進出を促す女性の会の役割を果たした、という解釈も可能でした。それも無理矢理なのは承知ですけどね。

しかし残念ながらそうではなく、特定の候補者のみを支持して議員にすることが効果であったと明言された以上は、ゆるやかな解釈を行うということも出来なくなってしまいました。

こうした「政治団体」に対して、市の補助金を拠出することが果たして認められるものかどうか。それは難しいですよね。多くの議員さんは後援会という名の政治団体を抱えていらっしゃいますが(私も)、この団体が「いや私たちは社会教育団体なんです」と言ったところで何の説得力も持ちません。

今回の決算認定において、支出されたお金が直接的に政治・選挙活動に使われたことがないから認めるべきだという意見もありましたが、例えばですね、後援会活動でどこか(高層ビルとかいいですよね)に研修に行ったとして、その目的は視察であったとか会員間の親睦を図るものであったと言ったとしても、それは来たる選挙のためにみなさん一致団結して頑張りましょう!のための研修旅行でした、ということになると思います。研修自体は政治とか選挙に関係なく見えたとしても、結果としてはその活動すべてが政治家を支援するための後援会活動=政治活動にあたります。

であれば、私も市内の子ども会団体とか連合会とかに声がけして、「米原市の次世代のための育成事業です」として市から補助金をもらえますかね。いえ、おこなっていることは子ども会の活動です、社会貢献活動です、教育事業です、と言い張ることも出来ますが、目論見としては次の選挙で私に投票してもらうための地盤固めに過ぎませんから。

残念ながら私にはそういった後援会活動を行う力がないようで、こうしてブログでつらつら書いて市民のみなさんに米原市政の状況をたまに報告することぐらいしか出来ていません。しかしそのための団体が存在していたら心強いでしょうし、ましてや、市から補助金を35万円も貰えたら、USJとかディズニーランドにでも連れて行っちゃいますよ。

今回の決算不認定は、決して米原市議会として女性の会を攻撃しているのではない、ということは認識していただきたいと思います。議会としてとった行動は、米原市が政治活動を行っている団体に対して補助金を拠出してしまったことに対してノーと言っているまでです。

女性の会の活動に関しては先にも述べましたが、グリーンカーテン事業だとかいろいろな取り組みをされていて、それが本来の活動目的であった子育て支援だとか男女共同参画につながっている分には、特に口出しはしていないでしょう。

政治活動が行われ、仲間を議員にするのが目的になってしまったのが問題なんです。これも、自分たちの活動資金だけで賄っているのであれば問題はなかったんです。そりゃ、一政治家の後援会ですから、どれだけ派手な活動をされたとしても適法な範囲内なのであれば問題ありません。

市の補助金で政治活動が行われた、この一点です。

先週9/17までの3日間で本来終わるはずだった決算委員会を、一週間延ばして本日開催したのも、その影響範囲がどの程度まで及ぶのかを調査するためでした。私は政治資金規正法に抵触するのではという疑念を持ちましたし、他の議員さんは詐欺罪の適用や告発とかそういったあたりまで懸念されている方もいます。

もちろん決算自体が不認定となってしまうことへの影響もあります。法的にも直接的にも、議会が決算を認定しなくても実は問題は発生しません。問題があるとすれば、執行者の「道義的な責任」のみと一般的にはされているようです。

決算委員会でも担当部局より、不適切な文言を十分な認識がないまま受理してしまったことへの謝罪がありました。確かにここが今回の直接的な問題の箇所でもありますが、仕方なかったかもという思いも実はしています。先に述べたように、政治活動とはなんぞやということは一般の職員さんには意識があまりないでしょうから、うっかり見過ごしてしまったのかもしれません。

本質的には政治活動がなされてしまったところにありますので、一概に攻めることも出来ないと思っていますが、難しいところです。

今日のクローズアップ現代でも、「揺れる地方議会 いま何が起きているのか」という話題が取り上げられていました。城崎温泉の「ゥオゥウア゛アアアア」から始まった政務活動費の使い道について。米原市議会のサイトで政務活動費収支報告も紹介されているので見ていただければ米原市議会の状況はお判りになると思います。レシートは多分事務局に行かないと見られないのかもしれませんが、私は中古のiPadを昨年の11月から今年3月までの5ヶ月分5万円の範囲内(5万弱)で購入しました。

書類の電子化によって業務効率化を、ということを一般質問でも取り上げましたし、通常の議会においてもことあるたびにタブレット化の方向になるべく持って行って、行政の議会事務の手間暇を削減して、通常業務に集中してもらえる環境作りを目指しているところです。そのためには自らが使ってみないことには空論ばかりにもなってしまいますし、これまではiPhoneや7インチの中型タブレットは持っていたのですが業務で活用するには一定の大きさが必要であろうということで、ミニじゃない普通のiPadを購入した次第です。

他の会派でも購入されているようですし、少しずつでも議会の意識改革につながる方向にある気がしていますし、そのためにも必要な経費であったとこうして説明できる支出だと思います。見つかった課題としては、もうひと回り大きい、A4サイズがフル表示できるくらいが望ましい気がするのと、やはり高解像度でないと紙の置き換えには違和感を覚えるだろうなという認識が持てました。せめて任期中には一定の方向性を導ければと思ってるとこです。

っていうかiPadも定価だと政務活動費を超えてしまうので中古を買わざるを得ず、政務活動費が高すぎる、とかいう議論は少なくとも米原市には適してないと思ってます。都議会が720万円でしたっけ?そんだけあったら使い道に困るだろうなと今の立場では思いますし、政治家としての自覚に乏しい人は、許されない支出に走って、結果として辞職になったんだと思います。

北海道の千歳市では立候補者が少なくて無投票になったという話もありました。それはそれで当事者側としては羨ましくもあるのですが、月38万円の報酬では議員の成り手がいないと言ってました。ええ、米原市は月27万円ですけどね。

そういう意味では、20人の枠に26人も立候補した米原市はまだまだ元気だと言えますし、議員間や執行部との議論も活発になることで市政を正しくチェックできるようになっている、と考えれば面白いんじゃないですかね。

まあ、残すところは、政治倫理の捉え方になるのかな、とも思ってます。いや、これは決して政治活動ではないと言い張られてしまうとどうしようもないですし、市民への説明責任や道義的責任というのをどう考えているのかを、当事者から市民みなさんに報告してもらえれば、わかりやすいと思います。

してないんです、うっかりでした、今後気をつけます、といった低い次元の話ではなく、なにゆえに決算特別委員会では疑義を持たれ不認定に至ったのか、それをしっかり市民に理解してもらうための努力が必要だと思います。それは自分たちの仲間とか支援者に対してやるだけでなく、市民あまねくだと思ってます。

もう一つ私が感じた疑念をついでに書いておきますと、もし仮に女性の会が女性議員を輩出したことをよしとしたとして、それが女性の会の活動理念を市議会に反映させるだけの目的であれば、筋が通っていた気がします。

というのも、私は維新の看板背負って議員になって、いまだ同志を見つけられずに一人で旗背負って孤軍奮闘しているわけです。背景として、国政で野党として是々非々で戦っている最中に、地方議会で他党と一緒にぬくぬくとしてはいけない、という党の方針があって他の会派に合流することも出来ず、次世代の党になってからもその方針は変わってないので仕方なく一人でいる、というのもあるんですが。

もしですよ、女性の会という一人会派のままであれば、女性の会という社会教育団体が掲げる理念を市議会に反映させることになると思うんです。それが会派に入ってしまったことで、女性の会の考えだけではないところになってしまって、それ故に政治的な動きであると多くの人が認識するに至っているんだと思います。

いずれにせよ、今回はそのかっこ書きがなければ、とか、会派じゃなければ、とかの今思い返すと残念な行動が取られてしまって、もはや後戻りできないところまで来てしまったからの結論ではないでしょうか。もう少し慎重な行動があれば、というのはこの件に限った話ではないんですけどね。

今後の動きとしましては、100条委員会(強力な調査権のある議会の調査組織)の立ち上げとかいう話も出ていますので、このまますんなりいくとは思えない状況になってしまっていますが、まずは決算の不認定に至った経緯について、毎度ながら長々と脈略なく書いてみました。

もし最初から最後までじっくりと読んでいただいたのであれば、感謝いたします。

【開会前の決算特別委員会の会場】
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米原市議会議員一般選挙立候補予定者説明会

米原市議会議員の松崎淳です。

珍しくリアルタイムな更新。先ほどルッチプラザで、「米原市議会議員一般選挙立候補予定者説明会」があり参加してきました。

【非常に多くの人が来てました】DSC01185

昨年の12月の説明会に参加してから、もう8か月、というか、まだ8か月というか。内容的に変更があったのがインターネット選挙運動。当落判明後の挨拶をホームページでするのはOKのようです。挨拶自体がすべてダメだと思ってたので、それは意外でした。

とはいえ、これで名実ともに選挙戦のスタートですね。公職選挙法ってものすごく縛りが厳しくて、前回の補欠選挙もビクビクして、しすぎてほとんど何も出来ないまま選挙当日を迎えてしまってましたが、何をやったらいい、やったらいけないの判断を自分で勝手にするのが非常に怖いです。

前回は後援会という政治団体の立ち上げをしていなかったので、何をするにも選挙運動に該当してしまうのではないか、という危惧を抱き続けていました。今回は政治団体を登録しているので、まあ今から動いても「これは政治運動です」って言い逃れが出来るような気がしてます。

っていうか、この政治団体による政治活動って、ザルというか、政治運動って言い張ってしまえば何でもありのような世界って、おかしいなぁと疑問を感じるところです。そんな書類を県庁の選管に提出するだけですぐ出来る政治団体があれば、選挙運動とほとんど変わりないような活動も許されるのって、法の抜け穴というかフシアナみたいな、何のために選挙運動だけ厳しく制限してるんだろう、と思わざるをえません。

かといってここでギャンギャン吠えたところでどうなるもんでもないので、粛々と進めるだけなんですけどね。

あまりに何もしていない(かのように見える)夏を過ごしてしまったため、周りのみなさんから大いに心配していただいて非常にありがたく思っています。期待していただいているんだなぁ、と勝手に解釈して頑張ろうという気持ちを強くしているところですが、もうちょっとしたら本格稼働出来るんじゃないかな、と思ってるところです。

20人の定数のところに26人だか27人とかいう立候補者数の噂があり、なかでも地元の旧伊吹町からは7人も!私が出る前は地元議員が2人しかおらず、私が旧山東町の枠から1つもらった形になりますが、その倍以上の数ですからね。地元のために頑張るのはもちろんですが、米原市全体の将来像を見据えた活動に取り組んでいるつもりですので、できれば市全域から広く浅く、、、なんて夢物語を語っている場合じゃないですね。頑張ります。