選挙戦で訴えてきたことと、平尾現市長への反論

米原市長候補の松崎淳です。

しがらみのない政治、しがらみのない選挙、というものを実践するために、組織に頼らない選挙をやってみてますので、米原市内を走り回りながら、街宣車でコツコツと、選挙に対する考え方、今後の市政運営の方針などを語らせてもらう、結構地味な、地道な選挙をしてます。

話しかけている相手が、バラマキの恩恵を受けている一部の、特定の人だけでなく、真面目に働きながら暮らしている大多数の米原市民のみなさんなので、組織戦らしい反応(動員数とか)というのはなかなか見えにくいのが難点な選挙です。

しかし、私自身が以前から感じていた、政治とか行政って、せっかく納めた税金を本当に有意義に使ってくれてるのかな?という疑問というか不審みたいなものが、ああ、やっぱり、米原市ではバラまかれてしまっていて、みなさんの貴重な税金が有効に活かされていないんだ、という確信に変わり、支援の輪がジワジワと拡がっているのを実感しています。

ここで、この選挙中に私が各集落で辻立ち演説している内容を簡単にまとめてみましたので、ご紹介します。


今回の市長選挙の争点の1つ目は、新幹線駅前の一等地に、50億円もかける市役所新庁舎案の是非についてです。

平尾市長の前回の選挙公約にも、どの議員の選挙公約にも、「米原駅東口」と直結する新庁舎案は挙がっておらず、選挙による市民みなさんの意思が全く反映されていません。

例えば、安倍政権に対する賛否はいろいろあるかと思いますが、これまで国民の信を問う、いく度もの衆院選、参院選を乗り越えてきた上で、様々な政策を打ち出してきています。

しかし米原市では、選挙という「市民みなさんの信を問う」機会は、実はこの市長選挙が初めてになります。

庁舎の位置問題というのは、非常に重要な問題です。だからこそ、選挙による信を問うことが不可欠ではないでしょうか。

これこそが、本当の「民主主義」だと考えます。

実はこの新庁舎案、1つの庁舎だけの統合庁舎ではなく、ムダな行政を生む、分散2庁舎案になっていることをご存知でしたか。

現在の新庁舎案は、商業地として6億円で売却を予定していた米原駅東口をつぶし、さらに山東庁舎に職員を分散させる2庁舎方式です。

業務効率性や将来の費用負担から一度は消えた案が、いつの間にか復活し、ムダな行政、ムダな税金が今後も延々と続く、という重要な情報も、市民には十分には伝えられずに、強引に進められてしまったのが、いまの平尾市政になります。

私は、新庁舎案を今一度白紙撤回し、市民みなさんの声をしっかり反映させた上で、ムダな行政、ムダな税金を削った別の統合庁舎案をみなさんにお示しします。

もちろん、地域の拠点としての機能は引き続き守りますので、どうかご安心ください。

今こそ、みなさんの適正な判断が求められていて、その選挙が、いよいよ今度の日曜日にやってきます。

みなさんの一票一票でお支えいただき、新しい米原市の姿をみなさんと一緒に作らせてください。

今回の市長選挙の争点の2つ目は、バラマキ政治を続けるのか、否か、です。

皆さんの税金を補助金として使うのなら、ちゃんと自立して、継続できる事業に充てるべきです。

一見すると市民にやさしそうなバラマキ政治、実は隠れた将来負担を次の世代に先送りしているだけではないでしょうか。

補助金頼みの組織にみなさんの貴重な税金をバラまくだけでは、みなさんの血と汗と涙の染み込んだ税金が、まったく活かされません。

これまでのバラマキ政治が続けば、米原市の将来は、ゆでたカエルのようになってしまいます。

4年前の皆さんの一票で市議会議員になった私は、2期4年の議員経験を通じ、米原市政の現状をしっかり把握しています。必ずや、米原市政を建て直してみせます。

バラマキ政治をやめ、市民のための市役所に変える米原大改革を実施し、選択と集中による未来投資型の政策を掲げるのは、市長候補の松崎淳です。

4年前に引き続き、もう一度チャンスをお与えください。

今の市長は市民の声を聞く、と言っておられますが、果たしてそれは、一部の、特定の人の声だけなのか、それとも、真面目に働きながら暮らす市民みなさんの声なのか。ここに大きな違いがあります。

声なき声をひろい、真面目に働く人がちゃんと報われる税金の使い方に、わたくし松崎淳が改めていきます。ぜひお任せください。

また、新聞折り込みに松崎淳・市長候補の政策ビラが入っているのを、ご確認いただけましたでしょうか。

4年前に市民のみなさんに議員として選んでいただき、2期4年の議員経験をもとに、米原市政の問題点が明らかになってきましたので、米原市政を改善し、大きく成長させ、即戦力となりうるさまざまな政策をしっかりと掲げさせていただきました。

新しいリーダー、米原市長として、米原市の未来に向かって、若い力、民間出身の感覚などで市政のおかしなところを徹底的に直し、ムダな行政、ムダな税金をなくし、市民みなさんのためになる市役所に改革を進めていきます。

これまでの経歴や、キャリアに加え、市議会議員として米原市政に携わってきた実績も積み重ねてきました。

準備は整いました。

相手はガッチリと組織を固めた、非常に強力な現職です。しがらみのない選挙、しがらみのない政治を米原で実現するには、市民みなさんお一人お一人の一票がたよりです。

期日前投票、そして投票日には、松崎淳へ一票を投じていただき、みなさんとともに、新しい米原を作っていきたいと思います。どうか、よろしくお願いいたします。


さて、facebookとかtwitterを使ったネット選挙に取り組まれているようですが、ご自身ではなく、選挙対策本部にいる隣市の市議さんとか、息子さんとかなんでしょうか。

その中で、わざわざご指名いただいたようですので、回答しておきたいと思います。

こういうのも、公開討論会を開催していただいていればその場でお話しできたものの、これまで開催されてきた団体が三日月さんとか田島さんとか、一方の候補者しか呼ばない、偏った団体のみなさんのようなので、さもありなん、と思いました。

開催しないつじつま合わせかどうかはわかりませんが、個別インタビューというのに呼ばれて、断る理由もありませんでしたので参加しましたが、やっぱり、案の定、間違った発言の主旨を取り上げられてしまい、非常に残念に感じているところです。

しがらみのない選挙のために、「聞くべきではない意見」を聞かない、という説明をしたにも関わらず、「聞きたくない意見」は聞かない、と完全に意味を取り違えて掲載し、対する平尾現市長をワッショイされていました。

聞くべきではない意見とは、癒着であったり、利権であったり、利益誘導であったり、とこれまで政治に対する不信や不満がたまるような、甘い誘惑の声に負けてしまわないためにも、敢えてしがらみのない、組織に頼らない選挙というものを試していて、そのために聞くべきではない、と判断したものです。

選挙を応援するから、見返りに、当選したら◯◯◯◯をよろしく、みたいなやつです。

議員をしていると、そういう◯◯◯◯をよろしく、みたいなのもよく耳にしました。それを受ける職員としては、その議員個人の要望なのか、それとも市民を代表した声なのか、判別が難しく、市民の声を無視した対応はできにくい、というので、議員の声というのは実は結構大きなものがありました。

それやってしまうと、利益誘導に直接結びついてしまうので、実は私は最大限に警戒しながら使うようにしていました。

利益誘導の何が悪い?と開き直られることもあるかもしれませんが、人の要望って、みなさん持っているわけです。多種多様なものを全て実現できるのも金銭的や時間的に制限があります。

それをどれから実現していくか、というのを判断するのには、客観的な視点が本来は欠かせないはずです。緊急性だったり、影響範囲だったり、様々な観点から、できるだけ公平に要望を実現できるようにしていこう、それが行政マンの手腕だったりもしますが、別に行政に限らず、どの会社とか組織でもやってることだと思います。

ここに、政治による主観的だったり、恣意的だったり、横ヤリが入ることで、公平性が乱され、ある要望に関しては延々と実現されない一方、議員の口添えがあればすぐに取り掛かってもらえる、なんてことが多々起きてしまっているわけです。

そんな昭和の高度経済成長期みたいなことを、21世紀になってもだいぶ日が経ち、平成になっても29年な今日でも、行われてしまっているわけです。

だったら、例えば地域の要望をまとめている自治会長さんなんかは、真面目に地域要望をまとめて市役所に提出するよりも、議員さんをヨイショしてうまい具合によろしく頼むわ、としてもらった方がはるかに楽なわけです。

そういう政治や行政のやり方がおかしい、と言われて久しいはずですが、米原市議会では1年生議員とかでも平気で、委員会審査のあととかに部長とかを呼びつけて「◯◯◯◯をよろしく」というのが飛び交っていました。

そのよろしく、に対して論理的な説明とか合理的な説明ができていればいいのですが、そうではなく、単純に横ヤリを入れているようにしか見えず、これが政治のあるべき姿なのかなぁ、と日々感じていました。

で、「聞くべきではない」という話をしたのも、議会の一般質問とか討論などでも散々言ってきたのですが、例えばおうみ認定こども園、0-2歳児と、3-5歳児が東西、別の建物に分かれていた計画を、選挙の結果、一本化します、ここまでは良かったんです。

問題は、乳児を受け入れるために東側の施設に10億円以上もかけて増設したにも関わらず、空いた西側の施設をこともあろうか、民間に無償貸付してしまい、東側の施設が100人もの定員割れを起こしてしまったんです。

だったら、10億円以上もの増設費用は、最初から要らなかったのではないですか。

しかも、その民間に無償貸付というところが、「聞くべきではない意見」ではなかったのか、という疑念がずっと晴れずにいたわけです。

これまでも議会でずっと問い質してきたのですが、的を射ていない回答で逃げられ続けてきましたが、こうした実例が米原市には存在しているのです。

何も根拠なしに、バラマキ政治、だなんて言ってません。

だいぶ逸れましたが、平尾現市長のfacebookの発言。

「新庁舎建設費を、「とある人」が約50億円と公表していますが事業費はまだ決まっていません。現段階で、全く実現性のない建設予定地で、根拠のない数値比較を示し、一方的に過大投資、無駄遣いの批判を行うことは、論理的にも成り立たない無責任な発言であります。」

えー。

。。。

これまで何年間も議会で議論してたのは、いったい何だったのでしょう。

「50億円」という数字は、何も私が勝手に使い始めたものではなく、最初から最後までずっと市役所が出してきた数字ではなかったのですか?

米原市庁舎等整備基本構想(改定)25ページ下部】

2 財源について
新庁舎の整備に係る概算建設費は、各種調査費や設計費等を含むと、約50億円となる見込みです。
新庁舎建設に当たっては、可能な限り建設費の削減やライフサイクルコストの縮減に努めるとともに、財源についても財政負担に十分配慮し、検討を行うものとします。
具体的には、合併特例債を活用するとともに、公共施設等整備基金、施設整備内容に応じた国の補助金活用など、財政負担の軽減を目指した計画とします。
合併特例債を財源として活用した市の実質負担額は次のとおりとなります。
新庁舎建設費 約50億円 ①
合併特例債 約47億円 ②(①×95%)
普通交付税算入額 約33億円 ③(②×70%)
実質負担額 約17億円 ①-③
注)起債対象事業費を約50億円として試算しています。なお、合併特例債の償還に係る利子は含んでいません。

さらに、全く実現性のない建設予定地、と言われてますが、今回の選挙戦で私が掲げているのは、あくまでも新庁舎案白紙撤回です。

確かに以前の議会での一般質問で、河南中学校を10億円あまりで転用する、という提案をしたことがありますが、これしかないとか言ってるわけでは全くなく、まずは市民の声を聞きましょう、その上で、新たな「統合庁舎案」を示します、と約束をしています。

河南中もあるでしょうし、現庁舎敷地、市有地以外の民有地の活用も言ってますし、これは市民の声を聞いてから議論することだという風にこれまで言い続けています。

河南中学校の転用に際しては、学校の閉鎖という地域にとって非常に大きな問題であり、そう簡単ではないということはこれまでもずっと言ってきてますが、全く実現性がないとまで言い切られてしまうと、じゃあ、平成23年に出された米原市保幼小中統合整備計画で、平成28年~の中期計画で取り上げるべきとされていた河南中と米原中の統合について、どのようにお考えなのでしょうか。

このまま閉校・統合にするのか、小規模校にするのか、そうした議論を放置したままなのは、現市長ではないでしょうか。確かに柏原中の統合問題は白紙撤回されましたが、ほかも撤回したとは議会で聞いていません。

その上で、地域における学校の在り方については、今後地元との十分な協議が必要になるでしょうが、そのことがすなわち、全く実現性のない、とまで言い切られてしまうと、確かに平尾市政では完全に無視された政策提案でしたが、松崎市政になったら、少なくとも検討や議論には入れるものではないでしょうか。

しかも河南中学校の転用に際して挙げた10億円あまりという金額も、三重県紀北町の高校校舎転用事例の面積換算から出した数字で、根拠のない数値比較と言われるのは、甚だ心外です。これも、一般質問の中で説明をしている内容です。

過大投資の批判については、人口規模や予算規模などで近隣市や同規模自治体の数字を出した上で、これまた議会内ですべて発言してきたことですが、これが、論理的にも成り立たない無責任な発言、と言い切られることの方が、すごいな、と思います。

平尾現市長直属の与党会派のみなさんは、私が委員会審議の中で例に挙げた福岡県嘉麻市まで新庁舎の視察にまで行かれているわけですよね。もし私の議会中の発言が論理的にも成り立たない無責任な発言なのであれば、なぜそこに行かれたのか、それも疑問になります。

平尾現市長の次の発言。

庁舎整備の事業には、合併特例債を活用するとともに、公共施設等整備基金、施設整備内容に応じた国の補助金活用など、財政負担の軽減を行います。
仮に事業費を50億円とした場合には、合併特例債を財源として活用した市の実質負担額は『約17億円』となり、33億円が軽減されます。別で計算根拠を示します。

この『約17億円』を世代間の公平性を確保しながら、財政に圧迫を与えない範囲で数年にわたり、分割して負担していくことになります。
合併特例債:50億円×95%=47億円
普通交付税算入額:47億円×70%=33億円
実質負担額:50億円-33億円=17億円

この17億円という実質負担額について、私が知らなかったはずもなく、むしろ議会内でも散々議論してきた内容なので、えー、こういう数字の取り上げ方するか、とある意味感心もしました。

【再掲:米原市庁舎等整備基本構想(改定)25ページ下部】

今まで日本中の新庁舎建設の事例を調べてきましたが、新庁舎の建設費用が「実質的に◯◯億円」とだけ表示している自治体は、いったいどこにあるのでしょうか。

米原駅東口の新庁舎は「実質17億円庁舎」ということであれば、例えば、当初想定していた26.4億円の庁舎案であれば、「実質8.8億円庁舎」になりますし、河南中転用であれば15億円とすれば、「実質5億円庁舎」という風に、呼び方を揃える必要がありますよね。

第2回米原市庁舎等整備検討委員会・第2回資料(本編)6ページ】

そんな、スマホの販売店じゃないんだから、実質いくらというごまかしの数字で市民を欺こうとするのではなく、素直に50億円、と公表されてきた数字を出せばいいのではないでしょうか。

実質うんぬんを言われて論点をずらそうとされていますが、じゃあ、ごみ焼却施設と火葬場の移転問題、これに220億円の総費用が以前提示されていましたが、長浜市と米原市の費用分担割合からして、55億円、という負担を私は提示しています。他にも消防新庁舎に5億円というのもあります。

こうした生活に密接した施設への負担に、合併特例債は優先して充当するべきという主張はこの選挙でずっと繰り返し言ってきているのですが、このことに対する反応はしていただけないんでしょうか。

新庁舎に50億円の合併特例債を充当して、実質的に17億円で済んだとしても、新庁舎よりも市民の生活に欠かせないゴミ焼却施設は実質的にも本質的にも55億円、合計で72億円かかってしまうんではないですか。

であれば、焼却施設に合併特例債を充当して実質的に18億円で済ませて、私の提案している実質5億円、本質15億円で合計33億円、という風には考えられないものでしょうか。

なんだか、こういうやり取りは、以前議会でもやりましたね。論点を巧みにずらして、自分が言いたいことだけは言うけど、人が言うことに対しては何の反応もしない、という卑怯な手口。

議論にならない、と竹中元議長に散々言われましたが、いいですよ、議論しましょう、とこちらがいくら申し上げても、議論にならない、議論にならない、としか言ってもらえず、挙げ句に委員会審議を放棄されてしまいました。

こういうところが、公開討論会を開催しなかった理由なのでしょうか。

平尾現市長の発言。

何の根拠もなく、無責任に『白紙撤回』を唱えて市政を停滞させることは、市政の改革どころか市政妨害による無益と無駄を強いることに他なりません。
米原市民の皆様には正しい情報のもと、良識ある判断をお願い致します。

何の根拠もなく、と言われてしまうのは、議会軽視も甚だしいのではないでしょうか。

米原市議会議員として4年間活動し、米原市政に正面から向き合ってきました。その中で浮かび上がった現市政の問題点について議会人としても発言をしてきましたし、それを今回選挙の争点として掲げて、市民みなさんの信を問うているわけです。

このブログですべて、根拠を示しました。決して無謀な批判や提案などはしておりません。

議会人であったからこそ、米原市政の今後の現実的なあるべき姿というのもしっかり考えられました。ですので、票になるのであればいくらでもやりたいバラマキ政治の公約は上げていません。

むしろこれまでの平尾市政、公約を実現することが最優先で、財政根拠であったり、必要性の有無の判断などは二の次になっていて、そこに政策的根拠の矛盾が存在することを、散々議会から追及されてきたのを、お忘れになったのでしょうか。

それとも、子分となる与党議員を抱え、議長ポストで釣った会派を合わせて数の論理で押し切れるので、議会の不満などは痛くも痒くもない、という「独裁政治」を実践されてきたのでしょうか。

今回、新庁舎案白紙撤回を掲げていることに対して、民主的プロセスを経て決まったのだから、口出し無用、といった発言を繰り返されているようです。

先の選挙戦での主張にも記していますが、平尾現市長が日頃から批判を繰り返している安倍政権に対して、反対、反対と言っておられますよね。

一番ショックだったのは、8月の戦没者追悼式での発言。戦没者の霊を慰める場であるにも関わらず、安倍政権批判を繰り出されました。なぜこのような厳粛な場で、政治的な発言をするのかと。

安倍政権、私も自民党員ではないので全面的には賛成していませんが、このすごいところは、あらゆる国政選挙で勝利をおさめてきている、ということです。

選挙という信を国民から得ているにも関わらず、それを批判する平尾現市長。

一方、新庁舎の位置については選挙の信を市民から得ておらず、なのに初めて市民の声を聞こう、と選挙に持ち出したところを批判する平尾現市長。

であれば、民主的プロセスで決まった国政問題に対しては、口出し無用ではないのですか。

それとも、自分さえ良ければ、という考え方なのでしょうか。

それこそ、みなさんが普段から口に出されている、独裁政治であったり、強行採決、と呼ばれるものではないのでしょうか。

こういう権力者にはなりたくありませんし、なりません。

ちょっと前に発行された議会だよりの編集後記に、こう記しました。

大学院では、戦後の観光政策の変遷と、それに関わる住民生活の変遷を研究していました。歴史は『Hi「S」tory』のように、「彼=権力者の物語」と言われますが、それ以外の「普通の人」の歴史にこそ、おもしろさや醍醐味があると考えています。

平尾現市長が言う「正しい情報」とは、まさにこの権力者による歴史であり、自分に都合のいいものこそが正しく、そうではないものは否定する、という権力者らしい、というかこういう権力者は否定されてきたはずですが、このようなのが選挙戦で明らかになるとは思いませんでした。

こういうのって、アメリカで問題となっている「ポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)」じゃないんですかね。

キレイ事だけ並べている既存の政治に対する不満が爆発した、みたいな。

以前書いた通り、ネット選挙には懐疑的でして、ここに記したことがどれだけ誤解を招いた人たちにちゃんと説明し直せるか、っていうかできませんが、少なくともご覧いただいた方、普通の人には、「正しい情報」があるということをご理解いただければ、という風に思います。

さあ、あと一日です。頑張ります。


米原市長選挙に立候補しました

米原のまつじゅん、松崎淳(まつさきじゅん)です。

2月12日に告示された、米原市長選挙に立候補いたしました。

【米原市役所:米原市長選挙】
http://www.city.maibara.lg.jp/0000009255.html bu

これまで2期4年間の米原市議会議員として米原市政に取り組んできましたが、市役所新庁舎問題を筆頭に、米原市民の声が届かない政治の在り方に疑問を抱き、この度市長選に立候補し、市民の信を問う戦いに挑むことにしました。

新庁舎の位置については、現市長の4年前の選挙公約にはありませんでした(統合庁舎については触れてましたが)。「民主的なプロセス」を踏んで、と仰っているようですが、可決に至るまでに1度目の継続審査は理解するものの不可解な2度目の継続審査が市長派議員によって強行採決(という表現がお好きですよね)されました。

さらに1度否決されると、統合庁舎の議論しかこれまでしてこなかったにも関わらず、山東庁舎と米原駅東口新庁舎の「2庁舎方式」に気づいたら変更され、1庁舎以外では庁舎間移動や維持管理コストを鑑みると有り得ない、というこれまで重ねてきた議論はどこに行ってしまったのでしょうか。

市民の声を聞くよう再三お願いしてきたにも関わらず、議会が実施したアンケートで十分、という当事者意識を欠いた対応で、その議会実施アンケートも庁舎位置については伊吹・山東・近江・米原の4択でしかなく、米原の選択がすなわち米原駅東口の新幹線駅前一等地とは結び付きません。

庁舎整備基本構想策定後にようやく開催された市民説明会も、出席者の大半が市職員と議員で占められたもので、書面で実施したアンケートにも正面から向き合った回答ではないものばかりでした。

「市民の声が届かない」ということは、議会の代表質問の場でも問い質してきましたが、いったいどの市民の声を聞いてきたのか。一部の、特定の人の声だけではなかったのか。

普段、まじめに働き暮らしている大多数の市民の声というものは、聞かずにいてもいいのでしょうか。みなさんが納めた貴重な税金、この使い途があまりにバラマキすぎるのではないか。

2期4年の議員活動を通じて抱かざるを得なかったこうした疑問を解消するためには、自らが市長選挙に出馬し、米原市民に対し現在の市政の置かれている厳しい状況、そしてどのような市政運営がまかり通ってきたのか、これを伝え判断していただきたいと思っています。

同時に、私が市長に選ばれれば4年間の市政運営を行う立場になりますが、その任にふさわしい資質のある人間なのか、これも併せて判断していただくものだと思います。

新庁舎問題は明らかにおかしいが、新庁舎反対だけで現市長ではない対抗馬に投票して本当に大丈夫だろうか、という不安もあるかと思います。だいぶ前の東京都知事選でも、都市博反対だけを訴えた青島幸男氏が都知事になりましたが、当選して都市博を中止してからの都政運営が芳しくなかったことを覚えていらっしゃる方もいるでしょう。

そうならない、させないためにも、2期4年という市議会議員に市民のみなさんに選んでいただき、じっくりと米原市政に向き合ってきました。これまで全ての議会で一般質問・代表質問に立って市政を問い質してきましたが、そのいずれの内容も市民ニーズを探し出し、米原市の将来の姿を目指す政策提案であった、という自負があります。

ぽっと出の若者候補ということでなく、市政運営をしっかりと学ばせていただいたので現実的かつ効果的な政策を実行していける自信もあります。さらに、これまで築き上げてきたキャリアや見識といったものも当然バックグラウンドには存在し、新しい米原市のリーダーとして十二分に選んでいただける価値のある候補者であると思っています。

初日は大雪警報が発令される、雪のひどい状態でした。うち(伊吹山の麓)で80cmくらいの積雪があり、さらに想定外だったのが、選挙事務所を置いた間田でもひざ上50cmくらいの大量の積雪がありました。

【米原市間田575-1をお借りしてます】

家を出てから対向車線にあふれるスキー客の大行列を避けたり(スタックした車が何台もあり追い抜きを待ったり)、これを除雪したり、ということで8時30分の立候補届での開始時刻には間に合わないという事態になりました。

まあ、というのは半分正解で、元々選挙の立候補届け出時のくじ引きに興味がなくて、4年前の最初の選挙は30分くらい遅れて行って(これを上回る候補がいたので2番でした)、その8ヶ月後の市議本選でも隣市の議員さんに代行で行ってもらいましたが米原市の道に詳しくないので迷って遅れた、ということで最後の届け出になりました。

1番を狙うのはくじ引きの運に左右されるけど、最後尾を狙うのはさほど難しくないだろう、ということで今回も最初から2番狙いでした。まあ、前回の選挙の時と同じにしたい験担ぎみたいなのもありましたが。

【4年前の選挙。あら、今回と同じ構図。私は今回写真を撮り直しましてますけどね、私は。】

今回の選挙、とても首長選挙とは思えないような、すなわち、4年前に一人で戦いに挑んでみた時と同じような選挙スタイルをとってます。2回めには日本維新の会の公認をもらったので政党のバックアップがありましたが、今回はそれがありません。

それに私自身がこれまでの政治のスタイルというものに疑問を持ってるので、自分でやってみたい選挙というのを試してみてます。

ということで、今回も最初に自分でポスターを貼ったのは、米原市役所の近くの下多良3丁目の看板でした。

【4年前の1枚め】

【大雪の今回の1枚め】

このポスター、だけじゃなく全ての印刷物ですが、これも自分で全部作りました(刷るとこ以外)。赤は好きな色なので、就職するときも青い航空会社じゃなく赤い航空会社しか受けませんでしたし、他に内定もらったのも赤い旭日旗みたいな社旗の新聞社だったりしますし。

これをベースに、そういえば以前オーストリア航空に勤めていたこともあり、オーストリア国旗みたいにしたらどうだろう、そうすれば写真の配置と文字のバランスで今回は横ベースにしようと思ってて、インスパイアされてみました。

緑を補色に使ってますが、1回目の選挙は紺でした。でも2回目は維新から出たので維新グリーンを使い、その時に緑色グッズを買ってしまったので、今回もその関係で緑を継続利用しました。紺は赤とのバランスが好きなんですが、選挙では目立たないので不向きですし。

なお、選挙戦が2/12から1週間の予定でスタートしましたが、実はスピーカーから爆音を鳴らしながらの街宣活動を控えました。一方の声しか聞こえてこなかったかもしれませんが、大雪警報が発令され、各地を回って肉声でお話しはさせてもらってましたが、みなさん雪かきに大忙しの様子でした。

そんな中でワーワーやかましいのが走り回られたら、自分だったらイラッとするだろうな、と思いまして、たった一度の選挙サンデーだし、大雪なので外出もせず家にいる人も多いんだろう、という非常にモヤモヤしたところを抱えながらでしたが、最終的に見送りました。

近くに来たらやかましいけど、音がしないとなんか寂しい、という矛盾したニーズに応えるのは、なかなか難しいですね。

今回の選挙にあたり、いくつかの印刷物を用意しています。選挙管理委員会のシールが貼ってないビラは、印刷して配ると公職選挙法に違反する行為になるので絶対にしないで頂きたいのですが、他もぜひ画面上でご覧いただければと思います。

選挙はがきは電話帳から市内全域の氏名・住所を抽出し、ランダムに送付します。予め申し上げておきますが、これは公職選挙法で認められた方法ですので、もし受け取られた方にもご理解いただきたいと思います。

【選挙はがき、もうちょっとしたら発送します】

選挙はがきのPDFデータはこちら。

【ポスター、この顔を市内全域にさらけ出すというちょっと恥ずかしい一週間です】

選挙ポスターのPDFデータはこちら。

【選挙公報、これもそのうち全戸配布されると思います】

選挙公報のPDFデータはこちら。

【ビラ、今回の選挙にあたっての2大公約、「新庁舎白紙撤回」「米原大改革」の説明、現在の米原市政の問題点、そして4年間の政策集、これも新聞折り込みで市内配布します】

政策ビラのPDFデータはこちら。

いずれもそのうち皆さんのお手元に届くかとは思いますが、ネットでも公開しておきます。別に隠すものでもありませんので。これをご覧いただければ、松崎淳を米原市長に一票いれていただいても、そう怪しい市長にならないだろう、というのがお分かりいただけると思います。

先日、日本共産党米原市議団から公開質問状をもらい、その回答が「米原市民報 第560号 bu」に掲載されました。

【米原市民報より引用】

100字で、という指定があったのでそれを律儀に守ったのに、こんな200字くらい書いても許されるのであればもっと丁寧な説明に出来たのに、、、とやったもん勝ちの世界なんですかね。

これを見ましたが、もし名前を隠された状態で出されたら、どっちが市長っぽい、と思われるでしょうか。まあ、普段から憲法9条とか言わないので中身で判別できるかもしれませんが、文章が長いのが普段の私らしいと思われるかもしれませんね。

さらに、新人候補がバラマキますバラマキますってのならよくあることですが、現職市長はだいたい、財政状況とか詳しいのであんま言わないはずです、普通は。なのに私の回答はどちらかと言うと現実的な内容で現職っぽいね、という声を多数耳にしました。一応私も議員として米原市の財政状況とかリアルに目にしてきてますし。

まあ確かに、現市長は前の選挙の時にバラマキますと今回同様に主張されて当選し、実際にバラまかれてきたのでその姿勢は一貫してるので間違ってはいませんけどね。

私もバラまけるのであれば、いくらでもバラマキたいですよ。しかもそれが自分の次の選挙に結び付くっていうんであれば。でも、それは政治家としてやりたいことでは、ないですね。だって、言えないですもん、そんな無責任なこと。

なぜなら、バラまいたら、そのツケは次の世代に先送りされるだけですから。特に人口動態が逆ピラミッド状態になっている現在、今の世代で贅沢三昧してしまったら、次世代、将来世代にはハンパなく重たい負担を残すだけじゃないですか。

バラマキも全部を否定するわけじゃないんです。バラまいた結果、実はもっと幅広い波及効果が出るとか期待できる、というのであれば、それは投資になるのでむしろやるべきことなのかもしれません。

でも、今の市長のやり方だと、自分の支援者にバラまいてそこで使われてしまっておしまい、みたいなのばっかりを議会で見てきました。貴重な税金をバラまいたけど、バラマキが終わってしまったら、その事業とか活動も同時に終了してしまう。

そんなの、意味ないじゃん。議会中に発言して、セクハラ前議長が議長になる前にヤジられましたが、それこそ金をドブに捨てるような行為です。

以前、運輸業界の専門誌を見てたら(なぜそんなのを読む?と思われるかもしれませんが、色んなところにアンテナ張ってます)、市内の運送業者さんがクリーニングとか配食の方面から福祉に貢献する活動をされているというのを知りました。

その業者さんの活動には、市の補助金、みなさんの税金は投入されてないんです。お金に依存してないのに、ちゃんと事業として成立している、これってすごくないですか。

税金をバラまいて貰わないと活動を止めてしまうようなのがいる中で、ちゃんと自立して、継続的に取り組める実際の活動例が存在してるんです。

むしろこういうのをしっかり支えて、それは金銭面だけでなく、マーケティング支援とかいろいろ出来ますよね、頭を使えば、こういう風に広まっていければ、みんながハッピーになれるんじゃないでしょうか。

今の米原市政のままだと、市長は選挙につながってハッピー、支援される側も税金バラまいてもらってハッピー、でも、でも、まじめに働き暮らしている市民、納税者からしたら、何もハッピーなことないじゃないですか。

もちろん全ての補助金助成団体が悪いだなんて言ってませんよ。と書いても言葉尻だけを切り取られて、松崎は補助金団体を切り捨てる、とか風評を流されるんでしょうけど、普通の人の感覚したら、やっぱりおかしいわけで、それをおかしいと言ってこられなかった今までの政治、これもおかしい。

こういうのをちゃんと正していけるような政治を、実現したいですよね。政党支持率とか見てても、日本のこころや社民党とかが0.1%みたいな恐ろしい数字になっている一方で、自民党は政党としては圧倒的に多いですが、数で最大なのは「支持なし」とか「無党派層」とか「浮動票」とかなんですよね。

この人たち、すなわち普通の人々にちゃんと向き合った政治、これが今までなくて、初期の維新とかみんなの党あたりが掴み始めたけど掴みきれず、みたいになってますが、ブルーオーシャンなんじゃないですかね。

こういうのが難しいってのはわかるんです。都議会で活躍してるブロガー議員も、ネット民主制みたいなのをやってましたが、最終的には小池新党で、やっぱり政党という姿に落ち着かざるを得ないんだろうか、と残念に思うところですが、今回の市長選、せっかくの機会ですので、これを市民のみなさんに問いてみたいと思います。

無謀な戦いかもしれません。でも、こんな政治家、一人ぐらいいてもいいんじゃないですかね?

昨日の立候補届け出の後、新聞社の記者さんと話してましたが、私の第一声は、街宣車とマイクを使ったものではなく、ネットで発信しても良かったのでは?と言われました。

そうかもしれませんね、こういう選挙スタイルも、これからは増えてくるかもしれません。

ということで、ネット上での、私の第一声とさせていただきます。

現職市長というとてつもない強敵相手ですので、それに立ち向かうにはみなさんの一票が必要です。

2/19投票日には、松崎淳への投票、どうぞよろしくお願いします。

2/18までは米原市役所の各庁舎に18時までなら不在者投票もできます。手ぶらでもOKです。米原庁舎なら20時までとかかな?

よろしくお願いします!


米原市役所・新庁舎問題の整理

こんにちは、米原市議会議員の松崎淳です。

昨日の特別委が紛糾したのもありますし、庁舎問題が意見交換会でも取り上げられる可能性もあるので、自分の中の整理をつける意味でも、いま一度確認をしておきたいと思います。

時系列:

●2009~10年頃:議会から庁舎の在り方についての意見があった、らしい…合併特例債の期限が2015年まで(当初)だったため。東日本大震災の影響で2020年に延長された。

●2011/8~2012/3:米原市庁舎等の在り方検討市民委員会 ⇒ 意見提言 bu

  1. 庁舎および市民自治センターについての提言内容
    • 各庁舎に分散配置している「執務機能」は1か所に集約する。また、併せて「庁舎」も1か所に統合する。
    • 市民自治センターが有する「市民サービス機能」は分散配置とし、最低4か所を確保する。

     【付帯意見】

    • 庁舎の統合に当たっては、将来世代に大きな負担を残さないよう、可能な限り事業費の縮減に努められたい。
    • 庁舎の位置についての結論は出なかったが、「現米原庁舎を含む米原駅周辺地域が良い」という意見が大半であった。
    • 市民自治センターについては、他の公共施設への移転も含めて検討されたい。また、併せて現庁舎の有効活用も検討されたい。
  2. 行政サービスセンターについての提言内容
    • まずは他の公共施設と併設し、その後段階的に設置箇所数を減らす。

     【付帯意見】

    • 職員一人勤務を回避するため、早急に何らかの対応を図られたい。
    • 将来的には、ICT(情報通信技術)を活用したサービス、コンビニおよび金融機関等の施設・サービスの活用を検討されたい。
    • 市民の利用実態に応じて、開設時間および日数を検討されたい。

●2014/3~2014/12:米原市庁舎等整備検討委員会 ⇒ 答申書 bu

  1. 庁舎体制の在り方について
    • 米原庁舎、山東庁舎、伊吹庁舎および近江庁舎による分庁舎方式から1か所に統合、整備する統合庁舎方式が最も望ましい。
  2. 支所等の市民サービス機能の在り方について
    • 各地域に窓口および地域自治振興機能を有する支所等の機能は、現状を維持する。
    • 行政サービスセンターは、利用状況、他の手段(コンビニ交付など)の活用を含めて、その在り方を今後検討する必要がある。
    • 支所等の機能配置は、市民サービスの低下を招くことがないよう十分配慮するとともに、既存庁舎の在り方を含め、市全体の公共施設マネジメントの中で今後検討する必要がある。
  3. 新庁舎の基本理念について
    • 「水源の里」としての個性と魅力を受け継ぎ、未来へつなげる新たな拠点
  4. 新庁舎の基本機能について
    • 未来につながる、豊かな市民力を活かす開かれた庁舎
    • 市民の安全、安心な暮らしを支える庁舎
    • 誰もが使いやすく、人にやさしい快適な庁舎
    • 未来にわたり親しまれ、効率的で人や社会と共に成長する庁舎
    • まいばらの自然環境の創造、保全を推進する庁舎
  5. 新庁舎の規模について
    • 新庁舎の規模については、「10,000㎡」程度とする。
    • 新庁舎に必要とする駐車場台数は、「158台」程度とする。
  6. 新庁舎の建設位置について
    • 新庁舎の建設候補地は、「米原駅東口市有地」が適地である。
  7. 新庁舎の整備手法等について
    • 整備手法について
    • 整備時期について
    • 財源について

●2014/9~2015/6:【議会】市庁舎整備に関する調査特別委員会 ⇒ 2015/3アンケート報告書 bu

 ⇒「統合庁舎」という決だけ。

●2014/11:議会報告会・第2回市民との意見交換会で「統合庁舎問題」をテーマに ⇒ 第2回市民との意見交換会報告書bu

●2015/6:米原市庁舎等整備基本構想 ⇒ 本編bu概要版bu

  1. 庁舎等の在り方:統合庁舎を建設し、各地域に市民自治センターを配置します。
    • 現庁舎や分庁舎方式が抱える課題解決を図るため、統合庁舎の建設を進めます。
    • 今後も身近な市役所として、市民サービス機能を確保するため、各地域に市民自治センターを配置します。
  2. 新庁舎の建設位置:米原駅東口市有地とします。
    • 新幹線停車駅に隣接する立地条件を活かし、滋賀県の玄関口にふさわしい魅力ある都市機能誘導拠点の形成が図れます。
    • 1日に約1万人が利用する米原駅の潜在能力を活かす複合庁舎を整備し、米原駅周辺の新たなにぎわいと活力の創造が図れます。
    • 人口減少や高齢化を見据え、米原駅を中心とする安全で安心な鉄道、バスなどの公共交通軸の構築や活用が図れます。

●2015/7:米原市庁舎等整備基本構想・市民説明会 ⇒ 説明会で出された質問への回答bu

●2015/10~現在:【議会】市統合庁舎建設に関する特別委員会(6~10月の間は議員全員協議会で対応)

少なくとも去年の3月に整備検討委が立ち上がってから、1年半に渡って、現在提出されている新庁舎の案件については議論が行われてきました。行われてきたはずです。

それが、昨日の特別委のように、今更になって紛糾している理由が、正直よくわかんないんですよね。

何を今頃言っちゃってんの?というのが感想です。だって、どんだけ長い時間かけて議論してきてるの?もっと以前から当局と話を個別にすることだって出来ただろうし、特別委員会だって立ち上げてから1年以上経ってるわけで、公の場においても散々議論することは出来たはず。

これまでの議論などの積み重ねを無視して、ポーンと振り出しに戻るようなことを今更口に出されても、ポカーンとせざるをえないような状況が続いています。

確かに議員からの質問に対して、執行部側の説明がちょっとずれていたりだとかするのもあって議員が不信感を抱くのもわからなくはないのですが、その質問自体が「何を今更」的なものも結構多くて、これを説明不足だと言われてしまうとそれまでなんですが、理解不足、なんじゃね???という気持ちも強かったりします。

安倍政権に対する批判も同じようなもので、保革が逆になった状態で米原市でも起きているのですが、大臣がこれまでどんだけ丁寧な答弁をしてきても、それを理解しようともしないで、ちょっとミスを見つけると鬼の首を取ったように揚げ足取りに励むようなことが、この庁舎問題でも発生している気がしています。

9月議会にて提出された、議案第76号米原市役所位置設定条例の一部を改正する条例について、が9月議会では継続審議、という形になって、今度の12月議会においても全く同じ内容が、というのもあくまでも「継続審議」なので、同じものを引き続き議論しましょう、という風になってます。

内容は、現在の4庁舎の位置を、新しい米原駅東口に変更します、というものです。

これを議論しているのですが、昨日の特別委で紛糾したのは、50億円と言われてきた庁舎建設費が実は、65億円でした、みたいな数字が出て来たからです。

この数字をどうこうする場合ではないと思います。庁舎建設費用に関しては、整備検討委あたりではマックス30億ぐらいと言ってた気もしますがオリンピックとかあるので一旦置いといて、ずっと50億円という数字が出されてきました。今後の動向によっては変更もあるでしょう。

昨日急遽取り上げられたのは、15億円かけて民間施設を取り入れたい、という部分です。15億という数字自体にさほど意味はありません。5階建ての庁舎を建てるのに、民間分2階増やすのに単純に40%・2/5増やしただけですので。具体化したら当然もっと精査は必要です。

50億だと言われてきたのに、今更65億だなんて聞いてないよー、これが紛糾の元です。

いやいやいや、当局がこれまで説明してきた中で、PFI等の民間活力を活用して、複合施設型の庁舎にしたいので、その調査に1年かかります、というのがあります。

これって、50億円の庁舎にプラスアルファ的に乗っかてくる複合施設の部分を、本当に導入できるのかどうか、これを調査するってことでしょ。

私がマンションを上に乗せて販売して売ったらいい、って言ってたのはこの複合施設に該当する部分で、50億円の庁舎に、例えば30億円かけてマンション部分を作って、それが40億円で売れたとすれば、10億円が新たに生み出すことが出来て、これを庁舎建設50億円に充当すれば市民負担が減るんじゃない?ということです。この10億円の部分が質問したVFM(Value For Money)・お得になった分を単純に減らすのか、それともちょっと機能アップ(公民館機能を持たせたりとか?)に使うとか、この確認をしました。

だいぶ前にこの話はしたと思うんですが、7月の基本構想市民説明会の後でしたか、この時点で私の話で言えば、庁舎のコストは50億円ではなくて80億円になるよ、って話をしてたんですが、このマンション建設費が30億円かどうかは全くわからないので、それを今後調査したい、これが執行部からの提案説明だったはずです。

PFIの手法に関しては、実は私も執行部側の説明を完全に理解し切れていない部分があって、整備検討委の答申書にもありましたが、新庁舎の整備手法について民間資金や一括発注方式を導入することも検討が必要、とされています。

このことを、新庁舎(ともし複合部分があるならそれも)全体の建設に際して、PPP/PFIを導入してコスト低減、市民負担の軽減につなげるものだと思っていました。

民間資金に関しては、今回の庁舎建設には合併特例債という有利な起債を利用するので該当せず、国や県からの補助金がつかないような事業を市が独自に行うときは民間から有利な資金提供を期待するものだと思ってます。なのでDB方式とかDBO方式方式ではないか、と疑問を出したこともあります。

しかし民間活力ですね、いわゆる行政がこれまでの手法で公共工事を発注しようとすると、設計と工事を分割して競争入札にしたり、いろいろ公平性を保つための仕掛けがあるのですが、これを民間同士がやるように一括でまとめて契約することで、効率性とかコスト低減性を狙うために、このPFIを導入することもできます。

他にも維持管理を長期委託したりとか、様々な公共投資のコスト低減策というのが研究・導入されてきていて、効果があるものと認められて相当な時間が経っていると当然のように思っていたのですが、一つの失敗事例をもとに全部を否定するような声が議員側から聞こえたりして、それもそれで驚きではありますが。

これまでの当局の説明だと、庁舎とは別に作る複合庁舎の部分についてのみに、このPFIなり民間活力を導入する、というような流れとして私は受け取っていて、それは違うんじゃないかな、新庁舎全体に適用して全体コストの低減に結びつけるべきでは、と考えているのですが、この辺は理解度合いの問題だと思うのでいずれ解決できるとは思ってます。

議会と当局との確執の問題であるのが、庁舎の位置をどうするのかという問題と、具体的な庁舎の姿をどう描くのかという問題と、この2つをどっちが先にすべきなのか、というのもあります。

当局としては、まずは庁舎の位置を決めてもらってから、その後いろんな具体的な姿を検討していきます、というスタンスです。先日の一般質問で私もしましたし、ほかの議員から挙がっている声にも、庁舎が旧米原町に出来たら残りの3町、旧近江町・旧山東町・旧伊吹町の庁舎跡地やその機能はどうするのか、という心配の意見もよく聞かれます。

当局の説明にも一理あり、じゃあ当局が旧米原町に庁舎を持ってきて、それ以外のところの利用方法とかも全部決めてしまって、庁舎の姿、例えば複合庁舎にするとか、というのも丸ごとすべて決め終わってしまってから、ようやくそこではじめて議会に議案として提出して、そこでYES・NOの2択を提示する形になってしまって、もしNOと議会に判断されてしまったらそれまでの努力がすべて無になってしまう、という懸念もあるでしょう。

議会は二元代表制とか言われてますし、そう言ってますし、議会の意見を聞かないのかとかも言われてますので、全部を決める前に、まずは大前提として位置問題を解決してから、徐々にステップを踏んでいく、というのもありだと思います。

ところが今議会で問題視されているのは、庁舎の姿がどうなるのかわからないから、位置だって決められない、という声が出て来ているところです。うーん、ニワトリタマゴじゃありませんが、多分、最初に全部決め終わってから議会に提出したら、どうせ議会は無視かとか言って否定するんじゃないですかね。

先にも書きましたが安倍政権とそれをサポートする官僚たちじゃありませんが、何をどう説明しても、結局ダメとしか言わないんじゃないの?みたいな感覚が出て来てもしょうがないんじゃないですかね。

まずは庁舎の位置について、9月議会に議案が提出されました。私はそれまでの1年以上の議論の経過を踏まえて、当初は反対でしたが(あくまでも理想は醒ヶ井庁舎)、否決すべきものではない、という判断を下していました。ですので賛成するつもりでいました。

否定するからには理由説明をし代案を出し、代案がダメなのであれば原案に不足不満を感じる部分について補っていく、そんなプロセスを辿った結果です。

せっかくなので、これまでの一般質問で2回取り上げた内容も振り返っておきます。

2014年の6月議会の一般質問です。議会だよりに掲載したのは、以下の通りです。

【市役所新庁舎は「人口重心」に近い「醒ヶ井駅」に】
2015-11-12_224525

議会だよりって1,080字の文字制限があるため、書ける内容に非常に限りがあります。30分の持ち時間でできる一般質問のエッセンスを抽出して掲載しているわけですが、どうしてももれてしまう部分もあります。

ウェブにはその情報量の制限がないので、ここで載せておきます。ただでさえ長いこのブログが、さらに長くなります。なお、この会では一括質問方式を実際は採用していますが、わかりやすくなるようにここでは一問一答方式風にアレンジしています。

【一般質問通告書】
2015-11-13_135553

【Q】
今回の一般質問では、大きく3つの内容について尋ねてまいります。まず初めに、市役所・新庁舎の“位置”についてです。庁舎等整備検討委員会が既に3回開催され、議論も進んできました。また議会としましても、次の9月議会には特別委員会を新たに設置し、議論を深めていく方向になりました。個人的にも関心が高いテーマですので、これまでの検討委員会を傍聴させてもらい、また、平成23年度に開かれた、庁舎等の在り方検討市民委員会の報告書もじっくり読ませてもらいました。これまでの経緯を振り返りますと、1庁舎方式に絞った検討ですとか、コスト削減などの議論は、多くの市民にも納得いただけるものだと思います。しかし、在り方委員会の報告書で疑問を感じたところでもあり、これからの議論の展開で大きな争点となりそうなのが、新しく建設する庁舎の「位置」の問題です。検討委員会・議会での特別委員会での位置問題に取り組まれる前に、ここで一つアドバルーンを打ち上げたいと思い、今回の一般質問で取り上げることにしました。

国政レベルにおいて世間を騒がせておりますが、私の所属する日本維新の会が分党することになり、私も近いうちに方向性を示すことになると思いますが、残念ながら維新の会の会派を米原市議会で組むことが出来ずに一人会派でおります。そのため、特別委員会にも参加出来そうにありませんし、検討委員会の議論の進み具合が思ったより早めということもあって、今回取り上げることになった点に付きまして、ご容赦願いたいと思います。

まず1つ目の質問、今後の新庁舎検討の流れ・スケジュールについて確認したいと思います。また、検討委員会が答申を今年中に出されると思いますが、その出された答申に対して、市民のみなさん、行政の執行部側、そして議会がどのようなタイミングで意思表明をできると想定されているのか、この点を教えてください。

A:
まず、1点目の米原市庁舎等整備検討委員会からの答申後のスケジュールにつきましては、本検討委員会から米原市庁舎等整備基本構想(案)の答申をいただき、議会からの意見はもとより、市民説明会の開催やパブリックコメントを通じて、市としての最終的な方針を平成26年度内に議会にお諮りさせていただく予定でございます。

なお、議員の皆様との情報共有につきましては、これまでから検討委員会での議論内容や方向性など検討段階から報告させていただいており、今後も御意見を賜りたいと考えております。

1点目の今後のスケジュールですが、私たち議会としても関心があるのはもちろんですが、市民のみなさんも大いに関心があるテーマだと思います。次の時代の米原市の在り方を問う上でも重要となるこの問題については、積極的に市民のみなさんに対して情報発信していただき、幅広い合意形成を図れるように努めていただきたいと思います。

【Q】
2つ目の質問です。前回の在り方委員会の提言書の中で納得がいかなかった点が、「現米原庁舎を含む米原駅周辺地域という意見が大半であった。」とある部分です。議事録の中では米原駅東口という単語も出てきておりますので、ここで今一度確認をしたいと思います。

私も昨年の9月議会で取り上げましたが、米原駅東口の利用方針は未だ定まらずにおります。どうせ空いているのなら、といった理由で、この米原駅東口も候補になるのではないかと考えます。ここでお尋ねしますが、新庁舎の候補地としての意向は市としてお持ちでしょうか。

私はこの米原庁舎、並びに米原駅東口を新庁舎の候補地とすることに対して、賛成しかねます。というのも、米原市全体を眺めた際に、あまりに南西方向に偏っていると感じるからです。また、米原駅東口に関しては、これまでどれだけの時間と費用をかけて土地区画整理に取り組んできたのか、そして、新幹線の停車駅という日本国内でも稀有な条件の土地に、大きな利益を生み出すことのないコストセンターを設置するということが誰の利点になるのか、といった観点から、認めてしまうにはあまりにもったいないと考えます。まずは候補地としての可能性・意向について、確認をお願いします。

A:
2点目の米原駅東口の候補地についてでございますが、庁舎の候補地については、今後検討委員会で市内全域を対象に審議検討を重ねていただくことになります。

市としましては、検討委員会から最終的な答申をいただいた上で、方針をお示ししさせていただきたいと考えております。

【Q】
2点目の米原駅東口の活用に関して再問します。

平尾市長は先の市長選に出馬表明された際に、道州制の時代が到来すれば、米原・彦根・長浜の琵琶湖北東部の合併を視野に入れた30万都市圏の形成、を掲げておられました。

米原駅東口を庁舎に利用するのに、この30万都市の庁舎というであれば納得ができます。まさに中心地と言えるでしょう。全国的な知名度で言えば彦根・長浜なんかよりも米原の方が高いぐらいだと認識していますので、米原が中核となって引っ張っていくぐらいの意気込みでいて欲しいと願います。

もちろん再合併するにあたっては、他市における端っこの地域の扱いを見ていますと、特に伊吹・山東地域は、見捨てられてしまうのでは、という危惧を強く、持っていますので、そのあたりは慎重なる対応が必要ですが、この30万都市の再合併について、現時点での市長の見解を確認しておきたいと思います。

A:
確かに道州制の問題、全国市長会でも議論は行われていますけれども、現時点で明確な方向性が決まっているという状況にはございません。道州制に関してまだまだ不確定要素が多く、議論が不足しているなというのが私の感想でもありますし、現状においてそういうことです。

しかしながら、そのことと今御質問が若干重なっているのは、市の庁舎の位置の問題と重ねて御質問いただいているように思いますけれども、私は仮にも道州制ということになれば、これは州政府庁舎ということになりますから、こういった30万都市圏の中でその州政府庁舎をどこに置くのかということは、相当また違うサイドでの議論があろうと思いますので、そのことと米原市が新庁舎をどこにしようかということを重ねることは、今いかがかなというふうに思っております。

しかしながら、御指摘のとおり私は30万都市圏の中で、少なくとも北からいえば長浜市があって米原市があって彦根市がある、この位置関係からいっても、米原市はある意味不動の位置を占めていると思いますし、米原市のまさに、そういう意味では地理的な要件、そして交通アクセス上の問題から言って、しっかりとした発言力を持ちながら、この道州制30万都市構想については向き合っていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

時代の変化を先読みするのも政治の役割です。いかなる変化にもしっかり対応できるよう、市の体制整備をお願いしたいと思います。

【Q】
続いて3つ目の質問です。4町が合併して成立した米原市、ようやく新しい庁舎を建設しようとする運びになりました。ここで4つの現庁舎のいずれかを、新庁舎の候補地としようとすれば、「結局、市役所をドコドコに持って行かれた」といった議論が起きかねません。先の在り方委員会の議論で納得いかなかったのがここにありまして、いきなり4庁舎のうちどこがいいかという議論になっていて、その他の新しい場所などの選択肢がほぼ排除された形になっていました。

今回の一般質問で私が提言したいのが、醒ヶ井駅の裏側です。米原市は伊吹地域が南北に長く、ゆるやかに東西に琵琶湖に向かう細長い市域の単純な真ん中を指そうとすると、だいたい山東庁舎のあたりや、ひょっとしたら伊吹庁舎のあたりになるのかもしれません。しかし人口の密度から言えば北部は人が少なく、琵琶湖に近づくほど多くなります。

以前調べたことがあるのですが、「人口重心」という考え方があります。総務省統計局の定義によりますと、「人口の1人1人が同じ重さを持つと仮定して,その地域内の人口が,全体として平衡(へいこう)を保つことのできる点」を人口重心と言います。

最近の平成22年度の国勢調査に基づく、米原市の人口重心も示されていまして、これは山室と多和田の中間、県道246号大鹿寺倉線の千石坂のあたりになります。このポイントこそが、米原市の人口を加味した上での「中心」で、公平なポイントと言えます。

とは言うものの、ローザンベリーの山のさらに上を切り開いてそこに新庁舎を建てるべきかと言われると、あまりに非現実的です。公共交通機関はなく、地形的にも無理があります。

ではその近くで交通に恵まれた地点はないかと探しますと、人口重心から3キロほど南東に行ったところに、醒ヶ井駅があります。醒ヶ井駅であれば、JR米原駅の隣駅で、市外からのアクセスもクリアできます。東の柏原駅からも2駅ですし、西の坂田駅からも乗り換えはありますが同じく2駅です。米原市の東西を走る国道21号は通っていますし、南北を走る県道19号にも近く、また高速道路のマイハラインターも至近にあります。

私は、この醒ヶ井駅を、米原市の新しい庁舎の候補地として提案したいと考えます。

先日の検討委員会で興味深い発言が委員の方からありました。「今の若い人になってくると、旧町意識が無くなってきていると思う。子ども達にしたら、みんな最初から米原市民だし、市役所は1か所、それでいいと思う。」といった発言がありました。私も伊吹地域に住んではおりますが、旧伊吹町時代は知りません。このように旧町感覚というものが次第に薄れていく中で、古いしがらみから離れた、新しい市役所の位置というのを考えてみてはいかがでしょうか。

これまでの4町時代の流れを延々と引きずるのではなく、合併後の米原市の統合の象徴として、人口重心を考慮に加えた、多くの市民にあまねく、公平な距離感の出る醒ヶ井駅周辺は、新庁舎の候補地としてふさわしいと考えます。

米原庁舎から6.7キロ、近江庁舎から5.3キロ、山東庁舎から5.5キロ、伊吹庁舎からは若干遠いですが8.8キロ、だいたいですが、このくらいの道路の走行距離であれば、すべての地域からも妥当であると言えると思います。

各地域の最も遠い自治会から計算しても、米原の磯公民館からは10キロ、近江の長沢公民館から8キロ、山東の村居田の会館から10キロ、伊吹の藤川集会所から11キロで、甲津原の交流センターからだとさすがに26キロと遠くなりますが、人口の数からすれば致し方ないと判断できます。

今回の質問で取り上げるに際し、机上の空論となってもいけないので簡単に調べてはおりますが、この醒ヶ井駅周辺を新庁舎建設地とする際に、立地上の問題点となるものにどのようなものがあるか、地質や農地利用、災害対策、道路網整備などの観点から、行政側において現時点で確認取れているものがあれば、お示し下さい。

どうやってJRの線路を跨ぐの、とか、天野川の浸水被害予想は、とか、様々なハードルがそびえ立つことは想定済みです。それをいかに乗り越えられるか、を考えていきたいと思います。

A:
3点目の醒ヶ井駅周辺の立地上の問題点についてでございますが、2点目の御質問でお答えさせていただきましたとおり、庁舎の位置については検討委員会において市内全域を対象に検討いただき、答申いただいた上で、市の方針を示させていただきます。

今回、御提言いただいた場所につきましては、道路などの社会基盤や都市計画法、河川法などによる法的規制や制約があると考えられています。

【Q】
3点目の醒ヶ井駅周辺への新庁舎に関する再問です。

河川法などの問題があると答弁いただきましたが、もっと具体的に、どのような制約が想定されるのか、土木部長から答弁をいただけたらと思います。

A:
私は立地上の問題点ということではなくて、どの地域におきましても立地する上で法的な基準があるということで認識をいたしております。御提案されております特定した地域での個別具体的な答弁につきましては、控えさせていただきたいと思います。

【Q】
醒ヶ井駅の裏側、実際私も見に行ってみたのですが、川が近くにあったりですとか、ハザードマップを見ますと浸水予想がされていたりとか、いろいろハードルがある、問題があると自分も実際感じました。ただ、場所的に、地理的条件という意味では米原の中心に近いということもありますので、ぜひともそれは検討していただきたいと思っております。

この一般質問で今回取り上げたのは、今後5年とか10年先ではなく、50年、100年の超長期スパンでまちづくりを考える必要があるとの観点から取り上げています。検討委員会で副委員長がスマートキャピタルという言葉を提示されましたし、コンパクトシティという言葉は都市計画で頻繁に取り上げられるものです。米原市の新しい中核拠点として醒ヶ井駅に庁舎を建設することは、既存の醒ヶ井駅周辺の活性化に寄与することもありますが、高齢者対策、雪害対策、団地増設などの新しい拠点整備を行う機会にもなります。米原より人口の少ない北海道稚内市でも取り組まれていることですので、決して遠い話ではありません。こうした次世代を見通したまちづくりを行うための先行投資として、この醒ヶ井駅裏側を位置づけることができると思います。

都市計画マスタープランを見ますと、国道21号バイパスの点線がまさに醒ヶ井駅の裏側を通っています。これを絡めた周辺地域の再開発に着手するチャンスでもあります。ハードルがむちゃくちゃ高いのは承知しております。全く動きの見えない国道21号バイパス、これをまず実現しなくてはならないわけですし、新しい街路形成になります。しかし、このコンパクトシティに関しては国も積極的な姿勢を見せています。これをきっかけに取り組むことをぜひ検討していただきたいと思います。

再問になりますけれども、米原市としてコンパクトシティについてこれまで検討されたことはありますか。確認いたします。

A:
コンパクトシティについての御質問でございますが、このコンパクトシティについての利点につきましては、インフラへの投資が行いやすいですとか、多くの施設をまちの中心に集中させることによる行政コストの削減、こういったことが上げられるかと思われます。この議論につきましては、近々では水源の里まいばら元気みらい条例の推進検討委員会の中で議論されたことがございます。また、過去の合併協議の中でも協議がされてきたと記憶いたしております。

ただ、今回の庁舎等の整備の中で、この議論がされているかということにつきまいては、その議論はしておりません。

【Q】
コンパクトシティの考え方は、人口や財政規模の縮小が見込まれる日本全体の課題でもあり、醒ヶ井駅周辺に立地上の問題点があったとしても、みなさんの知恵を出し合って乗り越えて頂きたく、庁舎建設のタイミングに併せて検討していただければと思います。

もう一つの再問ですが、このタイミングで新庁舎問題が浮上してきたのも、合併特例債の扱いや交付税の一本算定の時期が関係していると思います。ここにもう一つ新たな懸念材料がありますので、併せて確認します。

東京オリンピック・パラリンピックが6年後の2020年の開催となりましたが、これと新庁舎建設のタイミングが見事重なってきます。既に作業員の不足や単価の上昇、資材不足などの影響が出てきており、直近の認定こども園建設などにも響いてきています。

新庁舎建設と東京五輪の関係について、時期をずらしたり、規模を縮小したり、などの、現時点で想定しているものがあればご提示ください。

A:
この新庁舎の建設の関係の時期のことでございますけれども、この建設の財源には合併特例債を活用すること、これが財源的に有利でございます。まず、この議論の中で新庁舎の建設、このあり方につきましても現在検討中でございまして、市の基本構想など、時期や規模について、今後議会を含めて議論させていただく、こういうことになってまいります。その後、新市まちづくり計画の変更について、議会へお諮りするというこの経過の中で、この議論につきましても時期的なことについても明らかになってくると思っております。

【Q】
既に千葉県木更津市が庁舎建設を4年延長する方針を定めるなど、大きな影響を及ぼす問題となってきています。今後の議論で注意すべきポイントですので、配慮をお願いいたします。

最後の再問です。先月、「米原市公共建築物等における地域産木材の利用方針」が出されました。これは新庁舎にも当てはまりますか。オリンピックで資材費が高騰するのであれば、すべての材料を米原市産の木材で建築してはいかがでしょう。

新しい庁舎において、建築家の自己満足になるだけの余計なものは一切省いて、管理しやすい普通の四角い庁舎が望ましく、スマートな庁舎を目指して頂きたいと思います。すでに反省材料とすべき建物は市内はもちろん、近隣や全国にもありますので、まともな庁舎をお願いしたいと思います。

その上で、米原市の象徴としての庁舎が、すべて米原市産の木材で出来ているというのであれば、それは夢のある話だと思います。耐火耐震性能を持つ木造庁舎の事例はありますし、米原市が想定する8千平米クラスの大型木造建造物も多数存在します。日本最大の木造庁舎を米原市産木材で、ということの可能性について、見解を求めます。

A:
米原市の地域産木材の利用方針でございますけれども、公共施設につきましては、高さ13メートル以下、軒高9メートル以下で延べ面積が3,000平方メートルまでの木造、それを木造建築。それ以外につきましては木質化というようなことを図っていくというのが基準になっております。

庁舎を建設する場合におきましても、この基準に基づき地域産木材を利用し、木造あるいは木質化についての検討をしていくことになります。

ただ、用地の規模ですとかそこの土地の建ぺい率、容積率など、諸条件や市内産木材の調達が可能であるか、あるいは調達までの期間がどれくらいかかるのか、こういった未知数の部分もまだまだございますので、今後、研究が必要であると考えております。

今回の一般質問では、これまであまり議論となってこなかった新たな観点から新庁舎問題を取り上げてきました。検討委員会でも、議会の特別委員会でも、せっかく新しい庁舎を作るわけですから、市民にあまねく公平な立地を、という観点に十二分に配慮いただけることを願いまして、次の質問に移りたいと思います。

続いて、2015年、この間の9月議会での一般質問も。議会だよりに載せたのは以下の通りです。

【米原市役所の新庁舎が米原駅東口にできたら、残りの地域はいったいどうなるの?】
2015-11-12_224607

これも30分かけた内容を圧縮したので、全く載せられなかった質問項目もあるので、載せておきます。

【一般質問通告書】
2015-11-13_141742
2015-11-13_141758
2015-11-13_141813

【Q】
今回の一般質問は「米原市役所の新庁舎が米原駅東口に出来たら、残りの地域はいったいどうなるの?」と題して質問してまいります。

昨年の6月議会において、私は無会派ということもあって新庁舎の特別委員会に選ばれることはないだろうと想定して、一般質問で「醒ヶ井庁舎」を提案させていただきました。その後特別委員会にどうにか入れてもらえまして、委員会においても、全市民のアクセスの公平性を考慮し、人口重心を鑑みた真の中心地に近く、公共交通アクセスに便利な駅周辺という観点からこの醒ヶ井の地を新庁舎の候補地として提唱させてもらってきました。残念ながら今定例会に提出された市役所位置設定条例改正案に反映されることはありませんでしたが、この1年余りの間に交わされてきた議論の数々を踏まえ、今後の米原市の街の在り方がどのようになっていくのか、市民のみなさんにも理解を深めていただくためにも、今回も再び庁舎問題を一般質問で取り上げることにしました。

まず1問目の「新庁舎の建設地に現庁舎と市有地以外の、他の民有地はなぜ検討しなかったのか」を確認していきたいと思います。これまでの新庁舎の議論の中でずっと腑に落ちなかったのが、この位置の問題です。恐らく市民の多くのみなさんもモヤモヤとした印象をお持ちになっている理由の一つが、なぜ現庁舎の敷地と米原駅東口の5カ所だけが候補地になってしまったのか、ということではないでしょうか。整備検討委員会では当初より米原駅東口を念頭に置いた議論が進められ、基本構想でも米原駅東口と現米原庁舎敷地の2カ所しか挙がっておらず、なぜ他の民有地が候補にならなかったのか、大いに疑問が残るところです。これだけ広い米原市内において、もっと他にも候補となり得る場所があったのではないか、という当然のように思い浮かぶ疑問がなかなか解消できずにおりますので、ここを再確認しておきたいと思います。

1点目の質問です。整備検討委員会では当初より現在の4庁舎と米原駅東口の5カ所に絞った候補地のみの検討となっていました。学識経験者や市民の代表の方々だけの整備検討委員会では、他の民有地を勝手に想定して検討を進めるのも困難なのでそれは致し方なかったとも言えますが、整備検討委員会から最終答申が出されて、今度は市当局のみなさんが検討する段階においては、その縛りはなくなったはずです。もっと幅広い視野から新庁舎の建設地にふさわしい土地をぜひ探す努力をして頂きたいと願っておりました。この基本構想を策定する段階においても、他の民有地の検討はしなかったのか、これを確認させてください。

A:
「基本構想策定時の民有地検討」についてですが、昨年6月議会で醒ヶ井地域のご提案がございましたが、その後、米原市庁舎等整備検討委員会、市議会の市庁舎整備に関する調査特別委員会において具体的民有地を建設候補地とする議論が深まったとは聞き及んでおりません。

したがってと言う訳ではありませんが、市庁舎等整備検討委員会の答申を踏まえ、合併特例債の発行期限である平成32年度を考慮する必要もあり、新たに多額の用地費用を伴うと同時に用地取得に相当の手続や期間を要する民有地活用の検討はなかったのが経過であります。

【Q】
今ほどの回答の中で、多額の費用が発生するとありましたが、米原駅東口の市有地という一等地は売却すれば6億円あまりで、他の場所の田畑を転用して買収するなどすればそれよりも少ない金額で収まったでしょう。売れたら6億円の収入が得られたのに、と考えるのが当然だと思います。ここが残念に思う一つのポイントです。

また、期間のこともありましたが、前回の一般質問で提案した時から1年もの時間がありました。徳島県の阿波市の事例を視察で学んできましたが、それだけの時間があればもっと適した場所を秘密裏に地主さんと交渉して、市長の政治決断で新しい候補地として提起することも出来たのではないでしょうか。このことも非常に残念でなりません。

しかしながら2015年の9月ともなると、さすがにスケジュールが厳しくなってきているのも事実で、まずはこの米原駅東口をしっかりと吟味していかなくてはならないと思っています。

2点目の質問に移ります。基本構想を策定され、今定例会に市役所位置設定条例の改正案が提出されました。これまでの議会と執行部のやり取りの経過を見てきますと、この先行きに不安を感じざるを得ません。感情的とも思える意見のやり取りもありました。

庁舎の位置というのは特別多数議決ということで非常に重要な案件であり、20人の議員の3分の2、14人以上の同意が必要とされています。過半数よりも圧倒的に高いハードルで、これまでの米原市議会でも色々と賛否が分かれる議案がありましたが、今回はいったいどのような結果になるのかわかりませんし、私自身もこの一般質問の議論でしっかりと判断をしていきたいと考えていますが、もし7人以上が反対し、この改正案が否決されたら、というのもある程度の想定が必要かもしれません。

2点目の質問です。もし今回の改正案が否決された場合、他の候補地を新たに提案する可能性はありますか。

A:
「他の候補地を提案する可能性」の御質問についてですが、これまで平成23年度の庁舎等の在り方に関する意見提言、庁舎等整備検討委員会の答申を重く受け止めています。これを基本に、市役所内で議論を重ねた上で米原駅東口市有地を選定しました。その経過についても議会や市民の皆様にお知らせをしてまいりました。

提案いたしました建設位置は、本市の持つ最大の社会資本である滋賀県唯一の新幹線停車駅である米原駅に隣接しており、本市の強みと特性を生かしたまち全体の活性化、本市の未来を切り開く拠点となることが期待できる場所です。

また、この地は、新庁舎を整備し、米原駅周辺の都市機能の強化を進め、まちの核をつくり、滋賀県の玄関口としての米原市の存在を明確化し、本市が県の広域的拠点としての役割も果たせる唯一の場所であると考えます。

時あたかも地方創生、米原創生の総合戦略の議論、具体化が期待されています。現にこの新幹線米原駅、米原駅東口の新市街地予定地には民間からの開発進出の問合せを寄せられています。

これらは、米原市庁舎と一体化した街区、街並形成が前提になっています。今、米原市の未来を確かなものにする庁舎位置として、米原駅東口市有地を今議会に提案させていただきました。

市議会においても、これまでの経緯も踏まえ、市の将来のために御決断していただけるものと確信しております。

【Q】
他の民有地が全く検討されなかったことが残念でならないことを繰り返し表明しておきますが、こうして米原駅東口が新庁舎建設地として正式に提案された現実に正面から向き合い、10日と16日に予定されている市統合庁舎建設に関する特別委員会での議論を経て、30日最終日に決断をしたいと思います。それまでにまだいくつか確認したい点がありますので、次の質問に移ります。

2問目、「市全域からのアクセス公平性はどう保つのか」、確認していきたいと思います。米原駅東口は、市全域から見ると南西の端っこに位置しています。一番北にある甲津原から米原駅東口まで、32km・50分かかり、一番東にある藤川からも18km・30分かかります。相当偏っていて、遠い、と言えます。こうした中で、特に米原駅東口から遠い山東・伊吹地区からのアクセスが課題となってきますが、このアクセス公平性の確保というのが重要です。

まず1点目の質問です。市議会としてもこの庁舎の位置というのを重要視していて、市民意向調査というアンケートを実施したところ、新庁舎の建設地として米原地区を挙げた人が38.2%となっていましたが、山東・伊吹・近江地区を挙げた人は合計で41.6%と米原地区よりも多くなっていました。このことは、アクセスの公平性から疑義を感じる市民さんが多かったことを反映した数字であると私は分析しました。折しも滋賀県では南高北低ということがよく言われており、米原駅東口に新庁舎が出来るとミニ滋賀県のような南高北低が米原市内でも生じてしまうのではないかという懸念が現れているのではないでしょうか。この数字は執行部のみなさんもご覧になっていると思います。このことを、基本構想を策定される時点で何か考慮されたのか、これを伺いたいと思います。

A:
今回の基本構想を策定するに当たり、候補地の評価項目の一つとして、公共交通機関や車両によるアクセス性も検討しております。また、評価項目はまちづくりの整合性や防災拠点の面などの項目もあり、全てを総合的に判断し、候補地を決定しました。

庁舎等整備検討委員会での議論の中でも、アクセスの公平性という観点で、各地域に市民自治センターを配置することで市民サービスの公平性が確保できるとの意見もあり、各地域に市民自治センターを配置することとしています。

なお、市民自治センターでは統合庁舎へ出向かなくても現在と同様に住民票や戸籍などの証明書や市民生活に係る行政手続が済ませられるようにしていくとともに、今後はコンビニエンスストアでの諸証明の交付ができるよう体制を整え、更なる市民サービスの向上を図ってまいります。

【Q】
市民自治センター機能や市民サービスについては後ほど別の質問を用意していますので、次の質問にいきます。2点目です。今の米原市は完全なクルマ社会だと思います。公共交通のみで生活が完結している人というのは極めて少なく、クルマ社会における市役所の位置づけというものの方が重要です。とはいえ、公共交通を完全になくせるわけでもなく、新庁舎を米原駅東口に予定するのであれば、公共交通の果たす役割というのも幾分か増えてくると思います。そうした際に、今後の公共交通の整備についてはどのように進めていくのでしょうか。

A:
市の交通の拠点として米原駅を位置付け、市内公共交通全体を見直す必要があると考えております。

各地域からも自動車や公共交通等様々な交通手段により、効率的に米原駅に行けることや、市内各駅から便利に目的地に行けることが必要です。

このことから、公共交通の利用状況調査を実施するなど、今後、必要な交通手段の確保や、まちづくりの観点からの交通施策の検討を進めてまいります。

【Q】
今定例会にこの公共交通の今後の在り方について調査を進めていく補正予算案が提出されていますし、この庁舎問題と併せて、市全域からのアクセス公平性を意識した方向性を導き出すようお願いいたします。続いて3点目の質問です。米原駅東口の新庁舎建設地への懸念として多く挙げられているのが、国道8号の交通集中による渋滞の影響です。これまでの説明を伺っている限り、過去の印象論にしばられることなく、現状をしっかり見直した上で判断すべきだと思っていますが、この懸念に対してどのようにお考えでしょうか。

A:
国道8号の拡幅や国道8号米原バイパスの開通により、通勤時間帯以外は、混雑もなくスムーズに流れている状況です。

国土交通省の資料によりますと、国道8号の西円寺交差点から米原警察署前の区間は県内の主要渋滞ポイントに指定されていません。

さらに、同資料によりますと、この区間の渋滞の長さは、国道8号米原バイパスの開通前の平成14年では、1,500mありましたが、開通後の平成24年では310mまで緩和されています。今後、国道8号米原バイパスが彦根市佐和山町まで全線開通しますと、現状、混雑とか渋滞といわれていることは解消されると予測されています。

また、国道8号と国道21号が交差する西円寺交差点については、国への要望と早期事業の実施に向け、滋賀国道事務所と協議調整を進めております。

【Q】
私もバイパスの第9工区完成と西円寺交差点の改良で抜本的に混雑や渋滞が解消されるのではないかと考えていますが、一点懸念が残るのが、駅東口から米原警察署前までに連続する4つの信号がある限り、フン詰まりや団子状態が残るのではと心配しますが、これについてはどうお考えですか。

A:
米原駅東口周辺には、「米原警察署前」から「米原駅東口」まで4つの信号が連続して設置されています。

このことが、朝夕の混雑の要因の一つと考えられることから、信号を一括管理されている滋賀県警察本部に対し、「スムーズな交通が確保されるよう、信号制御の調整が図れないか」協議をしたところ、現在、8月27日から試験的に信号機の調整を進めていただいております。

効果を判断するにはもうしばらく状況を見る必要がありますが、朝夕の通勤時間帯では、混雑が緩和されてきているように思われます。

市としましては、今後も県警察本部等との連携を図りながら、必要な対策を行ってまいりたいと考えております。

【Q】
これについては進捗があるようなので期待しています。続いて道路網整備についてお尋ねします。市を東西に抜ける市内一体化道路の整備は粛々と進められていますが、今回新庁舎を市の南西部に置くとなると、北東から南西に斜めに長い米原市です、北東部からのアクセスのしやすさというのが求められてきます。4点目の質問ですが、東西軸の市内一体化道路の今後と、北東から南西へのアクセスの観点から、南北軸との連携についてはどのように考えておられますか。

A:
市内一体化道路は、琵琶湖湖岸から伊吹地域藤川地先に至る路線で、市内4地域を縦貫する道路軸として位置付け、将来のまちづくりに必要な道路整備として推進しています。

この道路整備として、市では志賀谷から長岡に至る新設道路の整備を、県においては長岡地先の県道大野木志賀谷長浜線の長岡バイパス整備を進めていただいており、いずれの路線も今年度から測量業務に着手し、地元協議を進めているところであります。

このことにより市内一体化道路の整備は着実に進むものと考えております。

南北軸の道路網整備との連携についてですが、市内一体化道路と接続する道路には国道や県道および市道があり、アクセスは概ね良いものと考えています。

【Q】
今回私がこの質問をしたのは、南北と東西の連携があまり上手くいってないんじゃないか、と思うからです。仰るように国道や県道が整備されていますが、歴史的経緯からかもしれませんが、特に山東・伊吹方面からは南西ではなく北西方向に道路が向いていて、今の米原市の姿である北東から南西の方向と道路の向きがずれているように感じます。

それと同様に、一体化道路と言う割に、地図上で見るときれいな一本の線になっているっぽい感じになってますが、実際は右折して左折しての繰り返しが結構多く、一本の道路で一体化が図れているかと言うと疑問を感じます。一体化道路は山東小学校から山を抜けて長岡の中心部にいずれ入ってきますが、そこから今仰った長岡バイパスに行くには旧交番のあった交差点まで曲がって曲がってが必要です。

難しいのは承知してますし、これまでどれほどの関係者の努力が積み重なってきたのかも理解しますが、あともう一歩、改善を施せれば本当の意味で市内を一体化できるのではないでしょうか。

例えば、近江地区において日光寺への道との分岐箇所の交差点は、本来ならT字路の形状ですが、一体化道路が直進し続けられる形状に改良されています。これと同様に、近江診療所の交差点や多和田の交差点も一体化道路を優先とする形状に改良して、一体化道路が一本の道として快適に走れるようになれば、南北軸の抜本的な改良やさらなる道路整備を待たずに、北東から南西へのアクセスがスムーズになり、本当の意味で一体化できるようになるのではないかと考えます。この交差点の改良で東西と南北軸の連携を進めることについて、どのようにお考えになりますでしょうか。

A:
交差点の改良につきましては、車の円滑な走行や交通事故の防止など、公安委員会や地元自治会、道路管理者との意見を聞きながら研究してまいりたいと思います。

特に道路整備に関しては、これまでもラウンドアバウトの整備や複合レーンの提案もしてきましたが、長年の積み重ねで出来上がっているので、そう気軽に提案するのもはばかれるものを感じていて、これが道路族とかいうのにつながってくるのかと思ったりもしますが、とはいえ何もせずに見過ごすのもいかがかと思い提案し続けています。今回の新庁舎整備に併せて、アクセスの公平性を保つ観点からも少しずつ改善していければ、と願いまして3項目めの質問に移ります。

【Q】
「“残された地域”には、なにが残るのか」を確認していきます。残された、と言うと後ろめたいものを感じてしまいますが、全国を広く眺めても、平成の大合併で成功したと胸を張って言える事例を探すほうが実は難しいと言えます。特に吸収合併された地域では取り残された感が漂うなど、全国至る所で失敗とも言える事例が見受けられます。今回新庁舎を市の南西部に移してしまうと、米原でも合併10年を経過して“残された”と感じる地域が出てきてしまう懸念があり、大いに心配しております。そうさせないためにも、この新庁舎建設には万全の準備をもって臨むべきではないでしょうか。

まず1点目の質問です。市民の方が市役所に来られる目的の大多数は証明書類の発行で、これだけなら、既に他の自治体で導入されているコンビニ交付を米原でも実施すれば、十分に対応可能です。庁舎が1つになっても、新庁舎に行かずともほとんどの市役所ニーズをコンビニで代替できれば市民サービスの低下にはなりません。昨年の12月議会で手数料条例に反対したのは、市民サービスの向上がないまま手数料だけ値上げするのは到底理解が得られないと判断したためですが、コンビニ交付が出来ればむしろサービス向上につながるので歓迎します。このコンビニ交付の導入の方向性、時期や費用はどのようになっていますか。

A:
行政手続における特定の個人を認識するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法が平成27年10月5日から施行されます。

番号法の施行に伴い、10月中旬から個人番号の通知カードが各世帯に送付され、平成28年1月からは個人番号カードの交付が開始されます。この個人番号カードの多目的利用の一つとして、平成28年10月からコンビニエンスストアでの証明書交付サービスを導入する予定です。

市内にある約20軒のすべてのコンビニにおいて、住民票の写しをはじめ、戸籍証明書、税証明など各種証明書の取得ができ、さらなる市民サービスを提供することができます。

【Q】
市民サービスの向上につながる新サービスが導入されることは喜ばしく思います。

その一方、コンビニが増えていく傾向にある中でその恩恵に預かれない地域というのも結構あります。そのためには、コンビニ以外に郵便局というこれまた地域に馴染んでいる機関での証明書類発行というのも有効的です。郵便局ではファックスを使った証明書の発行が他の自治体でも導入済みということで、コンビニよりはハードルが低く導入できそうですので、今すぐにでも取り組んではどうかと考えますが、この方向性についてを2点目の質問としてお願いします。

A:
郵便局で証明書を交付することについては、証明書交付窓口数の増加や市役所窓口と同様の手続きで交付が可能というメリットがある一方で、専用回線のファックスを使用することから、初期費用および保守経費が必要となります。

郵便局での証明書交付については、今後、他の自治体の状況を把握しながら検討していきます。

【Q】
今後の検討ということですが、いずれは行政サービスセンター機能の整理という問題も出てくると思います。費用対効果の考え方の整理も出来たら含めておいて欲しいと思います。また郵便局での公的証明書の発行のことを調べていたら、全国の郵便局の多くで証明書類の発行に既に取り組まれていて、まだ実施していないのは滋賀県を含む4県だけで、残り43都道府県では実施されている実績があるので、コンビニ交付と併せてぜひ積極的に検討をお願いしたいと思います。

続いて3点目、段々重たいテーマに入ります。今回新庁舎の基本構想が発表された際に、現米原庁舎の跡地を宅地利用していくという方針が出され個人的に評価いたしました。整備検討委員会でも残された庁舎跡地の活用については今後の議論、ということで放置されてきましたが、この新庁舎問題で手付かずなのが、残された山東・伊吹・近江地域に何が残るのか、という課題です。私が思うに、新庁舎の位置の発表と同時に、残り全ての現庁舎の跡地利用がどうなるのかを市民に明示していれば、安心具合がだいぶ変わったのではないでしょうか。既存庁舎の扱いは今後どうなるのでしょうか。

A:
米原庁舎敷地につきましては、庁舎等整備基本構想において住宅地へ転換する方針とさせていただきました。残る山東、伊吹および近江庁舎の活用につきましては、庁舎の位置を決定いただくことで、本格的に市全体の議論ができると考えており、どのように市民自治センターを配置するのかなど他の公共施設の活用と併せて検討し、今定例会において設置いただきました市統合庁舎建設に関する特別委員会との議論を進めてまいりたいと考えております。

【Q】
位置を決定してから、というのであれば、新庁舎の位置も残りの庁舎の扱いもいずれも未決定であることに変わりはないのですから、やはりここは同時にすべての庁舎跡地の利用方法を検討して発表してもらいたかったところで、残念に思っています。と言っててもキリがないので、再問しますが、残された山東・伊吹・近江の各庁舎ですが、伊吹と近江は耐震性能がないので取り壊して、新設するのではなく既存の他の施設に入れればいいと個人的に思ってます。伊吹地区はジョイいぶき、近江地区は近江公民館かはにわ館の一部屋かな、と勝手に想像していて、耐震性能を満たす山東庁舎に関しては、市民自治センター機能だけでは大きすぎるので、美術館や博物館機能を集積するのはどうかと考えてます。公共施設の再編というまた別の大きな課題とも関係してきますが、何か具体的に想定されていることはありますか。

A:
「既存庁舎の具体的な活用」の御質問についてですが、ただ今の意見も含めて、今後の検討課題でありますが、耐震性能や公共施設再編の課題も考慮し、他の施設の活用も視野に入れ、地域の拠点としての賑わいにつながる市民自治センターの配置を今後検討していきたいと考えております。

【Q】
今後特別委員会で議論していきたいと思います。続いて4点目です。残された地域に配置される市民自治センターには、地域振興機能と防災拠点機能を置くそうですが、どの程度の規模を想定されているのでしょうか。この残された感を各地域で払拭するには、本庁機能がなくても十分事足りる、という印象が重要です。テレビドラマのナポレオンの村のスーパー公務員ではありませんが、今の自治振興機能をさらに強化して、地域事情に精通し各課の事業内容も把握して、役場にありがちなタライ回しをせずにすべてがワンストップで完結できるくらいの、役場のエース級職員を配置することが必要です。

先ほどの質問とも関連しますが、新庁舎だけ決まって残りは後でとなると、ひょっとしたら今の行政サービスセンターレベルのものしか残してもらえないのでは、という懸念が各地域には存在します。その払拭のために、想定する規模感をお示しください。

また、市民サービス機能としても、テレビ電話機能が今も存在していると思いますが、これを2020年の水準のICTを活用した最先端の機器を導入し、本庁舎の担当部局と50インチ大画面で会話できるようにすることで、市民自治センターでも何ら遜色のないサービスレベルの維持と充実が可能だと思いますが、これをどうお考えになりますか。

A:
まず、自治会やまちづくり団体など地域の相談窓口である地域振興機能の人員配置等の組織体制につきましては、地域の実情等を考慮し、現状のサービスに必要な人数を配置したいと考えております。

地域の防災拠点としての機能については、これまでからも災害対策時には、各地域に現地対策本部を設置し、対応を行っておりますので、その拠点として、今後も地域の安全で安心な暮らしが支えられるよう取り組んでまいります。

市民サービス機能については、マイナンバーの導入により今後、社会保障、税などの行政手続を効率化できるようになります。ICTの活用による電子申請など市民サービス向上に向けて、現在、いわゆるコンビニ交付を含めてその活用や運用などについて庁内で検討を進めております。

【Q】
残された地域における機能を極力維持する一方で、新たな施設整備は新庁舎建設の意味が薄れてしまうので、既存施設の有効活用を積極的に進めてもらいたいところです。

ところがその一方で、今の庁舎跡地から市役所の機能がなくなってしまうと、いわゆる「街の中心」がなくなってしまう、という大きな不安も生じてきます。伊吹庁舎をジョイいぶきに、近江庁舎をはにわ館に、となると、春照や顔戸の今の庁舎はこれまでずっと地域の中心的存在であったのに、それが完全に消えてしまう。これは衝撃が大きいです。別に役所がなくても全然関係ない、という人も大勢いますが、やっぱり気になる、という人も結構います。他の自治体でも余呉や西浅井のように火の消えてしまったような地域が数多く見られますが、この二の舞いになる懸念が強くあります。これにはどう対処されようとしていますか。これを5点目の質問として、できればトップの姿勢を伺いたいので市長に答弁願いたいと思います。

A:
今回策定した基本構想では、米原駅東口市有地に庁舎を整備することで、市全体のまちづくりのための都市拠点を整備してまいりたいと考えております。

同時に各地域には市民自治センターを配置することで、これまで同様に地域行政の拠点を置き、加えて現在進めております伊吹山活性化プランの推進やJR3駅の活性化への取組を通じて、各地域のこれまでの拠点や観光資源がかつての賑わいを取り戻すことや、新たな賑わいを創り出す取組も進めます。

行政庁舎があることが地域のにぎわい創出の絶対的な条件ではありません。市内の各地域が活性化されるように市民や企業のみなさんと知恵を出し合い、これを実行し、各地域がそれぞれの魅力を輝かせ、住んでいる方々が生き生きと暮らす多様な市民活動拠点が育つことがまちの将来をつくり支えると思っております。

これがまいばら創生の目指すべきまちの姿であり、地域振興に全力で取り組んでまいりますので、御理解賜りますようお願いいたします。

【Q】
役場が地域の中心である、といった一種のノスタルジーのようなものとは切り離して考える必要も、仰る通りあるのかもしれません。街の姿というのは時代の変化とともに移りゆくのが当然の在り方でもあり、いかに市民のみなさんがいきいきと暮らせるのか、を考えることが重要なのを理解し、まいばら創生総合戦略について今後議会と執行部で真剣に議論する必要があると思います。この詳細についてはまた後ほど確認します。

最後に6点目の質問です。これまで新庁舎の位置と残された地域の議論をしてきましたが、最終的には議会での議決が必要な案件です。特に3分の2というハードルが高い中で、この達成が難しいという感触を個人的に持っていますが、これは、説明責任というものが、議会に対しても市民に対しても十分であったと言い切れないものがあるからと感じています。このことについては、どのように捉えていらっしゃいますか。

A:
庁舎等整備検討委員会の審議経過を含め、基本構想の策定に関する経過については、これまで市公式ウエブサイト、広報まいばらにおいてお伝えしてきたところです。併せて議会の市庁舎整備に関する調査特別委員会において、資料提供や審議内容について説明をさせていただきました。

基本構想の策定後は、広報まいばらへの掲載や市民説明会を各地域において時間帯を工夫して開催し、更に伊吹山テレビで特集を2回にわたり放送するなど、市民の方々や議会に対して現段階で様々な手法で説明させていただいていると考えています。

今定例会で提案させていただきました新庁舎の位置が決まることで、新庁舎統合庁舎と各地域の市民自治センターとの距離感を含め、現実のものとして、その機能、役割、連携なども明らかにして、行政サービスの装置としての市庁舎整備の説明責任を果たしてまいりたいと思います。

説明責任という言葉は、新庁舎竣工と同じ2020年東京オリンピック・パラリンピックの新国立競技場や、パクリエンブレムの選考過程でも使われましたし、国会の安全保障関連法案でも使われています。当事者からすればいったいこれ以上何を説明したらいいの?と悩む気持ちもわかりますが、納得してもらうにはやはり丁寧な説明の積み重ねが重要で、それが理解につながると考えます。この庁舎問題についての白紙撤回は難しいと思いますが、残された最後の時間まで真剣に取り組んで結論を導き出したいと思います。

【Q】
と、ここで質問が終わったわけではなく、続いて「新庁舎の具体的な姿は」と題して4項目めの質問で細かいところを確認していきたいと思います。

先日ヤフーニュースのトップ記事でも取り上げられていましたが、池袋駅周辺の東京都・豊島区役所の新庁舎が話題になっていました。実質0円、と携帯電話ではありませんが、区民負担を抑えた新庁舎整備に注目が集まりました。米原市も財政規模的に無理のない庁舎建設にあたっているとは思いますが、市民負担のさらなる軽減や、米原駅東口再開発地域の開発促進と成長に向けて、ここで有益な新機軸といったものを取り入れてはいかがでしょうか。

1点目の質問です。基本構想ではPFI方式といった民間活力を使った整備方針が示されています。その一方で、他の自治体の庁舎建設の事例を見ていますと、DB方式、DBO方式といった手法も検討されているようです。最終的には市民負担軽減につながるのがベストですが、この方向性、また透明性の確保というのも重要となってきますので、あわせてどのようにお考えかをお示しください。

A:
新庁舎の整備の方向性として、庁舎等整備検討委員会の答申の中でも、米原駅東口の活性化に資する施設機能を期待されており、複合庁舎としての整備を目指すことから、これらの整備については、基本計画の策定と併せて民間資金等の導入についての可能性調査を行うことや庁舎整備に合わせた補助金の活用を含めて検討し、負担軽減を図ってまいります。

民間資金等の活用手法については、DB(デザインビルド)方式、DBO(デザインビルドオペレーション)方式など、設計、施工、維持管理までを一括して発注することにより、民間のノウハウや活力を導入し、コスト削減やサービス向上などを図るものですが、これらの発注方式は、透明性を十分確保する必要がありますので、慎重に進めていく必要があると考えています。

いずれにしましても、現段階では、構想段階であり、今後の基本計画策定や民間資金等導入の可能性調査を進める中で、本市にとって有効な整備手法等について議会の皆様と議論し、進めてまいりたいと考えています。

【Q】
各手法の詳細までは不勉強で把握しきれていませんので、米原市にとって最適な整備方法というのを今後一緒に議論していきたいと思います。

続いて2点目です。もう少し細かいところに入りますが、米原駅東口の敷地は用途地域が商業地域となっていて、建ぺい率80%の容積率400%と土地の高度利用が促進される地域に該当します。これはとても条件が良く、その容積率のフル活用が求められます。ここで提案しますが、上層階を豊島区役所のようにマンションにしてはどうでしょうか。現在想定している庁舎機能は1万平米で、当初は5階建て、商業施設を併せた複合庁舎としてからは7階建てを案として示されています。道の駅や空港の免税店のようなおみやげ屋機能や、観光協会の窓口といった商業施設でも構わないのですが、成城石井のような食品スーパーですら商圏の狭さから進出が厳しいと思われる状況では、定期借地権付き14階建てマンションとして販売して人口を増やしつつ、庁舎建設費を削減し、そこで浮いた分を残された地域の振興のために他に回す、といったことも可能になってきます。こうした複合施設の検討や実現性については、どのように考えていらっしゃいますか。

A:
米原駅東口市有地は、容積率400%と土地の高度利用が可能な場所です。市としても新たなにぎわいを創出し、米原駅周辺さらには市全体への波及効果が高まる施設整備を進めるため、民間資金等導入の可能性調査を予定しております。可能性調査においては、新庁舎に求められる施設機能に対し、民間参画の調査等を行いその実現性等などの調査検討を行うものです。

提案いただいております複合部分につきましては、この可能性調査の中で検討してまいります。

実はですね、醒ヶ井庁舎という案に対して未だに執着があって、やはり市役所の庁舎というのは市民にあまねく便利に使ってもらえる場所がいいという思いを強く持ってます。一方で現実的に今は米原駅東口庁舎案が提示されていて、それが実現された際の問題点などの洗い出しを今回の一般質問で実施しています。

もしここで現在の米原庁舎敷地を新庁舎候補地とされていたら、私は反対します。庁舎機能が市の南西にかたよる弊害を補えるだけの説明材料が不足していると判断します。じゃあ、近江庁舎敷地や山東庁舎敷地は、と言われると、人口重心からの距離を考えると悩ましくもありますが、もしそれを検討するのであれば、他の民有地の検討というのも改めて強く提唱していくと思います。

米原駅東口については、再開発地域・活性化の起爆剤としての機能、他の残された地域への十二分の配慮、そして市民負担軽減を実現するためのマンション機能の併設、といったことが満たされるのであれば、検討に値するのではという風に考えます。

【Q】
最後の5項目め「米原創生総合戦略との関係」の質問を用意していますが、今後の米原のまちづくりの在り方がここで提唱されています。これと新庁舎の関係性についてを確認することで、最終日の議決の際の判断材料としたいと思いますし、市民のみなさんにも新庁舎について考える機会にしていただければと思います。

まず1点目の質問です。国が実施している地方創生のからみで、まち・ひと・しごと 米原創生総合戦略が現在検討されています。この中で「コンパクト&ネットワーク」というものが掲げられていて、これが市役所の機能と残された地域との関係性の一部を表していると考えます。米原駅周辺の新庁舎を中核としたコンパクトな拠点とするなら、ネットワークで結んだ先に設置されるであろう「小さな拠点」、これの姿はどのように描こうとしていらっしゃいますか。

A:
まち・ひと・しごと米原創生総合戦略では、都市機能が集積する米原市の核となる地域と、暮らしに密着した地域に形成する小さな拠点とを公共交通等で結ぶことにより、市民の安心な暮らしと利便性を確保しつつ、市全体の持続的な活力を創ることを目指しております。

この小さな拠点については、複数の集落が集まる地域などにおいて、駅、学校、市民自治センター、民間施設などを地域の核として、子育て相談機能や行政窓口サービス機能、地域交通のハブ機能など、生活サービスや地域活動をつなぐものとして、新たな集積を図り、地域での拠点を形成することをイメージしております。

統合庁舎に全てが集約されることではなく、各地域には、身近なサービスの窓口や地域振興のため自治センターを配置いたします。このように、地域に寄り添い、小さな拠点と自治センター、庁舎を結ぶ公共交通ネットワークの構築を進めてまいります。

【Q】
来年度の国土交通省の予算概算要求を見ていたら、まさに同じ「コンパクト&ネットワーク」という単語が出て来て、道の駅を中核とした小さな拠点づくりの構想が示されていました。これをそのまま米原市に適用するのは難しいかもしれませんが、イメージとしては近いものがあり、小学校区くらいの単位になるのかな、と勝手に想像したりもしてますが、いずれにせよその具体的な姿の検討が進んできた段階で、再び議論したいと思います。

続いて2点目の質問です。公共交通の活用ということがこの総合戦略でも示されていますし、JR3駅の活性化というところでも言われています。しかし現実的に考えると、駅まで歩いていける人はごく僅かで、公共交通の恩恵を市内全域に広げようと思うと、やはりクルマ社会の米原市においては、駅周辺に大規模な駐車場を設置する必要があるのではないでしょうか。ネットワーク化を促進するためにも、この駐車場設置の取り組みの意向を確認します。

A:
高齢者には公共交通機関を利用してのアクセスのしやすさが求められ、若者や働く世代には車でのアクセスのための駐車場の確保が求められます。

現在、坂田駅前には駐車場を設けておりますし、醒ヶ井駅前等にも民間の駐車場があります。今後、JR東海道線の3駅周辺活性化事業の中でも、駐車場整備の計画しております。

市民の交通手段として車と駅をつなぐため、駐車場整備は必要です。従って、どの駅にも手軽に止められるためには、駅周辺での駐車場整備は必要であると考えています。

【Q】
先日、総合防災訓練で米原駅東口の再開発地域を訪れました。この土地の売却には引き続き取り組んでいただきたいところですが、もしここが当面未利用のままでいるなら、ここも駐車場として整備するのも一つのアイディアかもしれません。兵庫県姫路市の姫路駅前でも同様のケースがあったようですが、未利用の土地を駐車場として活用することで、周辺の土地利用の高度化が促進されたという事例があるそうです。これもぜひ検討していただきたい、そして今ほどの答弁でありましたが、やはりクルマ社会ですので、駅周辺に人を住まわすにも駐車場は不可欠です。まちづくりの実践にこの駐車場整備を忘れずにいて欲しいと願います。

さて最後の最後の質問になります。3点目です。総合戦略のブリーフィングを先日受けましたが、いずれも実現性の高そうなプランが列記されていて、大いに期待するところです。まち・ひと・しごとの「まち」では、都市機能強化などを実施し、「しごと」では地域産業活性化などを実施する、この部分はとても理解しやすい部分でした。しかしちょっと引っかかったのが「ひと」の部分です。やや難解でしたが、先の6月議会で指摘した、「公に依存するヒッピー的若者」を呼び込みたい、と受け取れる目標が設定されていました。これはいかがなものでしょうか。イメージ戦略として斬新なライフスタイルを提案するのも一つですが、現実問題としては、長浜や彦根、大垣といった近隣市町で就業する、「普通の若者」を呼び込むことの方が重要ではないでしょうか。端的に言えば、彦根には若者が流出傾向にあるのでそれを食い止める、そして長浜からは流入超過なのでそれを加速させて若者をさらに奪い取ってくる。地方創生とは、ある意味地方自治体間のシレツなサバイバル競争でもあります。

先日こども園の親御さんと話していたなかで印象的だったのが、政治や行政って普通の人への支援があまりないよね、ということでした。確かに弱者への配慮が政治行政の重要な仕事の一つではありますが、普通の若者も今の時代では十分弱者に位置づけられます。途方も無い借金を背負わされて、税負担のさらなる厳しい将来からは目を背けたくなる中で一生懸命働いて子育てをしている若い世代、普通の若者たちを少しでも支えていくことが、都市間競争を勝ち抜いていくための一つの戦略でもあります。こうした考え方については、市はどのように考え政策目標を設定されているのでしょうか。お尋ねします。

A:
戦略の検討に先立ち行いました人口分析等の結果から、米原市の持続的な社会を今後も維持していくためには、とりわけ20代、30代を中心とした生産年齢人口の確保が、最も重要な課題となっております。

総合戦略においては、大都市、近隣市町への通勤、通学のアクセスの良さを更にアピールするため、公共交通の見直しを行うとともに、子育て世代の経済的負担の軽減や、女性が子育てをしながら自身のやりがいを充足する働き方の提案、男性も含め真のワークライフバランスを実現できる環境作りの支援など、米原での暮らしやすさを高め、これを魅力として移り住む人を増やす、社会人口の増加を図り、「ひと」の移住、定住につながる施策を推進してまいりたいと考えております。

議員ご指摘のとおり、近隣市で働き、米原で暮らす若者の流入をイメージしており、その移住・定住を大いに期待しているところでございます。

総合戦略案で示されている香川県宇多津町や、シティーマネージャーが参考事例として教えて下さった和歌山県上富田町のように、米原市も近隣市のベッドタウンとして生き残っていく、というのも一つ戦術です。20世紀型の工場や産業誘致に今さら取り組むのではなく、住み良い街、暮らしやすい街、子育てしやすい街、といったものを目指し、結果的に人口増加に結びつけることが、現実的な戦略として想定しうるのではないか、最近そう思うようになってきました。

そうした米原市の将来像を思い描きながら、いかに市役所の新庁舎を捉えるか、これの決断を迫られる重要な時期になりました。本日の議論での答弁内容や、次の委員会でのやり取りを大いに参考にしながら、最終日の議決で判断を下したいと思います。議員のみなさんもそうですし、市民のみなさんにも考えていただく何かしらのヒントになることを願いまして、私の一般質問を終わりにします。

いやぁ、毎回議会だよりの原稿書きながら思うんですが、これだけの内容を30分に詰め込むと、絶対に1,080字の制限には収まらないですよね。もっとゆっくりしゃべって話す内容自体を減らすとか、初回の一般質問みたいに17分くらいで切り上げるとか、もっと内容を減らさないと紙面だけで伝えることできなくなります。

とまあ、一般質問というのが議員の花舞台みたいなもんで、3ヶ月に一度しか開会されないけど議員って暇なのかい?とか言われると、こういう一般質問するための準備を重ねたりですとか、いろいろやってるんです。そんなに暇じゃないです。

既に12月議会の一般質問の内容も検討を進めていますし、人口問題あたりにしようかと考えているところです。一応突発的に思いつきでやってるわけではなく、市政全般を眺めながら、方向性とかベクトルの向きを保ちながらやってます。

ちょっと前に子ども議会が開催され、小学生の質問通告書を見てたら、自分の初期の頃の一般質問の内容とあまり変わらないレベルだったのに衝撃を受けましたが、さすがに小学生と同じレベルじゃまずいですからね。日々是勉強ですよ。

で、この米原駅東口案に対して、9月の継続審議前後から議員側から提示されている疑問点は、
・駅周辺の渋滞(国道8号)
・防災拠点としての在り方
・地盤沈下対策
・石炭殻
あたりです。

それに対しても執行部からは既に回答をもらっています。

渋滞は8月の信号調整でほぼ解消されつつあり、影響はないとのこと。何をもって渋滞と定義するかは異なり、私も以前市内の渋滞対策として一般質問しましたが、当局側や全国的には渋滞とは思えないような短い距離や時間の混雑であっても、米原市民からすれば混んでるな、詰まってるな、というのは解消すべきと考えています。

現時点で米原駅周辺の混雑は確かにある時間帯もあります。ただいわゆる渋滞の定義には当てはまらないし、昔の環七とか環八の死ぬほど動かないという状況では全くありませんし、8号バイパス整備の効果は如実に現れており、ここを特段問題視するのはいかがかと思います。

確かに大雪のときに名神が通行止になって、すべてしたみちの8号に流れてくる状態になると、絶望的な状況になることもあります。しかし駅近くの道路などの迂回路も整備されており、これだけをもって基地外のように反対するのは、いかがなものかと思います。

防災拠点についてはこの渋滞と関係もしてきますが、そもそも、米原警察署が新庁舎予定地の斜め前に建ってるわけですよ。そんな絶望的な立地に警察署があって、ちょっと異常事態になったら警察機能が死ぬ、なんてことあるわけないじゃないですか。雪で名神が通行止になると、米原市内はヒャッハーな状態になっちゃいますか?

地盤沈下についても、こんなズブズブな土地に、みたいな発言がありましたが、そんなズブズブな土地に民間を誘致して開発してもらおうとしてるんですよね。売り物でもある東口の再開発地域について、ここまでひどい発言をするのを聞いて、情けなくなりました。すべて思いつきで発言してんじゃね?

そんな埋立地だからズブズブとか言ってたら、東京の土地なんてとてもじゃないけど人なんて住めませんよ。豊洲?有明?今でこそ華やかでシャレオツタウンになってますけど、ここなんて江戸湾のど真ん中で、関東大震災の瓦礫を積み上げてできたとこじゃないですか。

東京ガスの工場跡地でもあったので、どれだけひどい土壌汚染にまみれた土地だったことか。それでも対策を施して、今のような街が形成されているんです。米原駅の石炭殻が問題になったこともありましたが、まず新庁舎予定地にはないことが判明してますし、対策もできています。

築地市場の移転地である豊洲市場、日本の食の中心地になるところを、未だに問題視しているのは一部の過激派とかの人達だけで、そういうのと同等の議論をなぜ米原市役所の問題でしているのか、理解に苦しみます。

柔らかい地盤だったとしても、だったら東京になんであんなに超高層ビルが建てられるんですか。とかいう議論はイヒッ!の杭問題でちょっと雲行き怪しいんですが、いずれにせよ、これも対策できると思います。

こういう回答が当局からあって(こんな反論口調じゃありませんよ)、じゃあ次に何が問題視できるだろうか、として挙がってきたのがPFI・民間活力導入だったり、複合施設だったり、庁舎建設費15億円増問題、だったりするんでしょうか。

もうここまで来ると、反対のための反対のようにしか聞こえてきません。説明している執行部のみなさんも、かわいそうに思えてきます。別に市長派ではない、と何度も明言してますが、それでもなお、こんな悲惨な状態に議会が陥っていると、味方してあげない方が人としていかがか、とすら思えてきます。

これだけ議会が荒れてると、最終ボスである市長自らに委員会に出席して説明もらったほうがいいかな、というのも何度も思いました。しかし以前出てもらったときは市長のノリノリになってしまいましたし、とりあえず市長だからなんでも反対、みたいな動きもあったりして、それも難しいのかなと思ってます。

是々非々、というのは第三極の野党がよく使う言葉ですが、個人的にはあまり好きではないのですが、まあ基本はそうですよね、イエスマンではありませんし、何でも反対福島みずほでもありませんし。

9月議会の時点で継続審議の動議が出された時点で、私もそれに賛成しましたが(反対したのは確か共産党3人だけ)、これに実は、結構迷いました。

これだけ反対ばっかする議員だらけなんだったら、ここで継続なんてしないで、いっそのこと議決で判断したらいいんじゃないか、そう思いました。

私は賛成するつもりでしたが、反対が圧倒的多数な状況だったので、継続審議に他の議員がすべて賛成したのを見て、おやっ?と思いました。あんたら、反対じゃなかったの?

継続審議にしたら、9月議会と同じ議案をそのまま12月議会でも審議するわけじゃないですか。何か新しい材料を執行部から出してもらえるかといえば、賛成してもらうための補足資料であって、それは上述の渋滞とか地盤への回答になります。それを聞いて、よし、それならば賛成に回るか、とするための継続審議になると思うんです。

やっぱり反対。とにかく反対。結局別の材料を見つけ出してきて、どうにもこうにも反対。これじゃあ戦争法案とか言ってた連中となんも変わんないっしょ。

議員が悩ましいという立場があるのもわかるんです。やっぱり4町で合併してできた市なので、どこか1つの町に庁舎を持って行かれてしまうと、負けた感みたいなのが出て来かねないことを。それを懸念して、醒ヶ井という提案を出したのですが、米原駅東口もそういう意味では既存庁舎跡地ではないという点で、妥協しやすいのでは、と考えています。

それに庁舎位置と街の中心という議論も、先日の一般質問で触れた余呉町の様子を見て感じたことがあります。敦賀の原発見学に行く途中に余呉の街なかを走ったのですが、庁舎跡地っぽいところの周辺がやたら寂れてしまっているな、という印象を持ちましたが、じゃあそこに市役所があったら人が来るのか、というとそれは別問題になります。

じゃあ米原市でも、伊吹庁舎のある春照、山東庁舎のある長岡、近江庁舎のある顔戸が、ものすごく賑わっていて人が溢れかえって活気に満ちているか、と言われるとそんなことはありません。米原庁舎周辺の下多良はアパートとかも増えてて賑わってますけど。

要は、庁舎があるから地域に活気がある、という議論はノスタルジー的な考え方であって、そこはある種の見切りも必要かと。地域が栄えるにはもっと他の条件が影響しているのであって、例えば米原駅近くに市役所の庁舎が出来たとしても、じゃあ残された伊吹山東が寂れる一方かと言えば、庁舎とは全然別に、例えば土地利用の制限を特区的に解除してどんどん商業施設に進出してもらえるような地域設定をするとか、そういう要素の方が、地域の賑わいには関係してくるはずです。

なので庁舎をヨソに持っていかれるから駄目だ、という議論とは別に、その残された地域においては、地域振興策というものを別個に立ち上げて進めていく必要があります。

それでもなお、オラが村に持ってこないと駄目だ、という意見に対しては、どこかのタイミングで決断を促す必要があります。それは合併特例債の期限に合わせておしりを決めるべきでしょう。

もしここで否決して、新たな土地を提案し直してもらう、というのに、実は時間の猶予というのがある気もしてます。PFIの可能性調査に1年間取っているので、そんなこと最初からやめて、ほかの田んぼとか耕作放棄地とかを使って人が集まるような複合庁舎機能は外してしまえば、1年間は新しい場所を決める時間があるんです。今回3カ月間継続審議で伸びたので残り9カ月かもしれませんが。

もう一点気になってるのが、新しい東口まちづくり構想の発表が10/29にされたこと。これもニワトリタマゴじゃありませんが、市役所が東口にできるから民間が進出してこようとしているのか、民間が来ることがわかったので、だったら庁舎の予定地は他のホテルに来てもらうのに回してしまい、庁舎なんてやっぱ他にしといた方がいいんじゃないか、そんな考え方も出て来ます。

【伊勢のおかげ横丁のような宿場町タウンができる構想】
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これが本当に実現するのであれば、米原駅東口徒歩1分のところに市役所の庁舎なんて建ててる場合じゃない、と言えると思います。ホテル建てるでしょう。現に西口に出来た東横インは、京都から1駅なので外国人観光客で溢れかえってますし、長浜の黒壁以上の街並みがここに出来たら、観光の受入体制強化のためにも駅前の土地は他の有効活用が必要かもしれません。

ココらへんは、最近悩み始めた要因の一つでもあります。9月議会の時点では自分の考えは決めていたものの、今はもう一度慎重に考えなおすことも必要じゃないかと思ってます。何を今更?と言われるかもしれませんが、今までの議会ではなかった議論ですので、これは別だと。

それに、11/6の怪しい動きもありましたし。

こういう議論を議会の中でもやったら、と思われるかもしれませんが、最近の議会はひどくてですね、人の意見を潰すことにしか生きがいを感じてないのか、議論が成立しないことが多いんです。一応、一般質問で取り上げましたし(2回も取り上げたのは多分私だけですし)、委員会のなかでも要所要所では発言をして当局との確認もしています。なので全く意思表示していないというわけではありません。

それよりも市民のみなさんにも判断してもらうための材料を出さなきゃ、ということで一般質問でも何度か言ってると思いますが、結局今日この時点になって私が提供できる素材が出せたくらいで、ほかの議会の仕事とかなければもっと書く時間や余裕もあるのに、と愚痴も言いたくなりますが、市民がどう判断されるのかが気になるところでもあります。

反対な意見だけが新聞とか議員から出されてしまうと、それに流されてしまう、というか賛成の意見とかと合わせて情報提供していかないと、判断しにくいですよね。そういう情報リテラシーを求めたくもなりますが、それはこっちの勝手な都合なわけであって、どう受け取るのかは人それぞれ。とはいえ、あきらかに偏っていたりだとか扇動あおりみたいなものばかりだとさすがにまずいと思いまして、自分の中での整理とあわせて、今回長文を書いてみました。

11時に書き始めて16時に書き終えました。うーん。どうやってブログを書いたらいいんですかね。ほかの媒体とかでも取り上げてもらえるように、2000字程度で書けるように、今後努力していきます。自分であとで振り返っても、さすがに今日のレベルの長文になると自分でも疲れて読むのが嫌になりますし。


米原市役所・新庁舎問題

米原市議の松崎です。

米原市役所が新しい庁舎を建てようとしています。その説明会が、本日夜に米原庁舎で開催され、明日7/25(土)には市内3ヶ所でも開催されます。興味をお持ちの方はご参加いただければと思います。

【米原市役所:庁舎等整備基本構想の市民説明会】
http://www.city.maibara.lg.jp/0000007081.html

【伊吹山テレビOnline:庁舎等整備基本構想市民説明会 [米原 7/24, 近江・伊吹・山東 7/25]】
http://ibukiyama.tv/2015/07/1507073-庁舎等整備基本構想市民説明会-米原-7-24-近江・伊/

で、米原庁舎の説明会に参加してきたわけですが、40~50人くらい参加されてましたが、半分くらいが市職員と議員などの関係者で、あまり関心が高くないように思いました。

【会場の様子】
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会場で発言された方が、市民にもっと説明をといった内容を仰ってましたが、市民のみなさんも実はさほど関心ないのかなという気もしてます。ぶっちゃけ、市役所に行く用事って普通の人はあまりなくて、住民票とかを取りに行くのも年に何回あるかというレベルでしょうし、市役所を使う人は使うけど、使わない人はあまり使わない、よってあまり関心もない、といったところでしょうか。

市に関わっている立場だと、ものすごい重要な案件で、議会が議決する際も、普通なら過半数で可決されるものが、庁舎の位置については重要案件ということで2/3の賛成がないと可決されないという非常にハードルが高いものになってます。(特別多数議決というそうです)

米原市議会では市民アンケートを実施し、2000人の16歳以上の方に回答を求めた所、6割の1200件あまりが返ってきて、関心がなくはないどころか高いことはわかっていました。

ちなみに16歳以上というのに私は反対しました。0歳から、と提案したのですが、若年層の投票権問題でも出される0歳から案だと、判断つかない子供の分は親が代わりにするというものです。それぐらい過激な対策でもやらないとシルバーデモクラシーに国が潰されてしまう、というのをこの市民アンケートの小さなところで試してみました。

【米原市議会:米原市庁舎整備に関する市民意向調査結果】
http://www.city.maibara.lg.jp/0000006552.html

【米原市議会:米原市庁舎整備に関する市民意向調査結果報告書(平成27年3月)】
http://www.city.maibara.lg.jp/cmsfiles/contents/0000006/6552/enquete.pdf

【米原市議会:自由記述整理表】
http://www.city.maibara.lg.jp/cmsfiles/contents/0000006/6552/jiyuukijyutu.pdf

しかし市の広報紙で「新庁舎は東口にします」と発表されたこともあってか、まあ、こんなところかな、という感想をお持ちの方が多いように感じてます。

議決前に決定したかのような報じ方はどうか、という指摘が今日もありましたし議会内でもありましたが、当局の返答の通り、東口とする構想が出来上がったということでもあるし、予定ですとか細かい表現にこだわってゴチャゴチャするよりはマシかと思ってて、これに関しては実はあまり議会軽視だという感想は持ってません。

議会軽視というのが最近流行ってる気がしますが、その意味では、JR3駅の活性化対策については議案説明と議決結果と全然違う方向性が出されていて、これは問題だと思ってます。各駅1件100万円のお金を新しい移住定住者に出すという内容でしたが、子育て世帯を優遇しますとか大きく変わっていて、これは後ほど委員会等で追及されると思います。

私自身としては、人口重心を鑑みた「醒井庁舎」をこれまでもずっと掲げてきていましたが、想定していた土地にソーラーが出来るらしいという噂を耳にし意気消沈していたところで、そもそも人様の土地を勝手に想定するのがいかがなものかとはわかっていますが、色んな想定をするのが大事なわけで、その上でそれが見込みなくなったとなれば、新たな拠点を考えなくてはなりません。

そうしたときに、市長から米原駅東口というのが提示されました。諮問委員会に答申された内容ではありますが、当然この方向で出して欲しいという流れから導き出されたものですので当然の結果ですが。

他の候補地は、現在の市役所の庁舎がある4ヶ所で計5つから選ばれたわけですが、私が一番重視していた人口重心という考えからはどこも当てはまらず、5つ以外の提案をしてきました。これが☓になったので、じゃあ5つのうちどれがいいのか、これを考えるべき新たなフェーズに入りました。

本当は、ほかの民有地を含めた検討をして欲しかったところです。醒ヶ井駅の裏側の未利用地を想定していましたが、それ以外にも元息郷小学校などの廃校(休校?)の敷地もあるでしょうし、山東グリーンパークの一部(ゴルフ場とか)を挙げる声もありました。

現庁舎4ヶ所と米原駅東口の再開発地区にある市有地という選択肢になったのも、費用や時間の制限があるとの説明でしたが、平成32年(2020年)までに完成させるのであれば、まだ時間はあるように思います。他市の事例を視察してきたところでは、市長の政治決断でスパッと決まったケースも見てきましたのでそれを期待していたのですが、残念ながらそれは見られませんでした。

費用が50億円というのも出されています。諮問委員会などの説明資料では当初30億円弱ぐらいの数字だったのですが気づいたらあれよあれよと上がって、2020年のオリンピック・パラリンピックと東日本大震災復興のダブルの影響で高騰しまくってるのは理解しますが、新国立競技場を見て同様に、あれ、高すぎじゃね?というのが正直なところです。

これを合併特例債という平成の大合併の時のアメを使うことで市の負担というのは大幅に軽減できます。事業費の95%に充当できるということで50億円だと47.5億円はこの有利な借金制度を使えます。何が有利かというと、47.5億円のうち70%を国が持ってくれるということで、50億円のうち33.25億円を国が面倒見てくれます。市の負担は1/3の16.75億円になるので、相当有利です。17億で50億のものが買えるんです。プレミアム商品券の3割お得どころじゃなく、3倍お得なんです。プレミアム商品券の騒動についてはまた別途。

1庁舎にまとめるのではなく今の4庁舎方式で行くとすると、現庁舎のうち古い庁舎を耐震補強するには20億円弱、補強せずに建て直す(山東庁舎以外の3庁舎)と33億円かかるそうです。

庁舎が分散していることで職員の移動時間や車に関わる費用、さらに4つ分のメンテ費用などを考えると、毎年1億円弱がムダになっているので、4つを維持するのではなく1つに絞るというのは必然の流れかなと思います。しかし50億円と当初より20億ぐらい上がったうえに、オリンピックと全く同じ年に完成させなければならないので、さらなる高騰も予想できます。例えば、70億円でしたと言われてしまうと、特例債使っても市の負担は24億、となると耐震補強で乗り切るってのも現実的に考えたほうが良いかもしれません。

いっそのこと庁舎建設はやめて他の市道整備や教育施設改善を実施した方がいい、そこまでいった極論も出て来てもおかしくない、それがオリンピック庁舎問題です。国からの見返りなしに、身の丈にあったこじんまりとした庁舎を20億円で、というのも、冗談に思われるかもしれませんが、実は真剣に検討する余地はあると思ってます。

人様の土地をアテにするという話では、実はもう1か所考えていたのがあって、ついでですので書いてしまいます。米原駅西口の駅前にある平和堂です。営業中だし、閉店や移転の噂も全くありませんが、他市の駅前平和堂店舗の動向を見ていると、駅前の古いのを閉鎖し、やや郊外にフレンドマートやフレンドタウンを作る動きが結構見られます。

マイへーからマクドナルドがいなくなって久しいですし、百均も潰れちゃいました。駅前立地をやめて、例えばR8バイパス沿いとかに移るなんて話があってもおかしくはないです。もしそうした話が起きたときは、この店舗の跡地に庁舎を入れるというのもひとつの選択肢としてはありじゃないか、と妄想してます。すべて妄想です。

床面積も足りそう(8000平米強ありそう)ですし、駐車場もたくさんある。建物が平和堂のものでなく借り物らしいのがちょっとゴチャッとしそうですが、改装費用に何十億もかかることはないでしょうし、知恵の使いドコロでしょう。

実は8/5・6と栃木市に防災行政無線の視察に行くのですが、栃木市役所の庁舎も元はデパートらしいです。防災無線問題も庁舎問題と同様議論が活発になってる案件ですが、個人的にそれ以外にも学んでこようと狙ってます。

醒ヶ井庁舎の陽の目がなくなった時点で、私としては米原駅東口という選択肢を再考し始めました。ここの可能性としては、駅チカという他にないポイントがあり、東京の豊島区役所のように上層階を定期借地権マンションとかで売れば、市の負担というのは軽減できるのではないか、これをいま考えてます。もちろん人が住めば街が活気づきますし、ニワトリタマゴではありませんが、人をまず市が呼んで再開発にはずみをつける、というのもひとつの考え方です。

東口でもL字の狭苦しいところじゃなく、県有地のほうの広い敷地にデーンと構える、という意見も議会ではありました。わからなくもないです。でも、奥のほうだと徒歩1分ではなくなるので、庁舎上部の活用が難しくなるかもしれません。徒歩1分は、大きいです。それに、デーンとした立派な庁舎を建てるのであれば、駅前はむしろふさわしくないと思います。

私が東口に賛成するのであれば、この庁舎上部の活用が必要と考えます。敷地が7000平米で80/400の商業地です。ここに2000平米の5階建ての庁舎で1万平米を想定していますが、400%の容積率であれば2.8万平米まで可能で、残りの1万8千平米が未利用のままです。これをマンションなり商業施設なり、って商業系は厳しいでしょうね、商圏が狭いのは変わらないし、居住者の人口増を狙って14階建てのマンション併設でしょう。1フロア80平米の部屋を22戸の9フロアで計200戸を2千万で定期借地で売れば40億。これなら市の負担を減らせる?

議会での意見を聞いていると、東口に対する反対はものすごい大きいです。20人の2/3の賛成が必要なので13人?14人賛成しないといけないのですが、今時点ではとてもこの数字には足りてません。っていうか、賛成は数名だけなくらい反対が多くなってます。

ここで私が気になったのが、東口に反対だから、西口にある現在の米原庁舎の敷地にする、という声が多くあったことです。いやいやいや、そういう議論じゃないでしょ。東口は再開発の起爆剤でもあり駅近という特異性があるけど、現庁舎の敷地であればそれはなく、だったら250平方キロの米原市の南西のはじっこにある米原地区は市民全体のアクセス性などを考えたら、私は反対です。だったら山東庁舎か近江庁舎の方がまだましです。

すべての議員さんたちがどれくらい考えているのかわかりませんが、他のどの案件よりも注目されているだろうなというのはわかります。でももうちょっと考えてほしいな。東じゃなくて西、これは違う。

滋賀夕刊で東口案についてボロカスに書かれていました。

【滋賀夕刊:駅東の米原市役所は最低】
http://www.shigayukan.com/2015/07/post_1865.php

いつもは好きなんですが、これにはちょっとイラッとしました。そこまで言うか、と。山しか見えない、街がない、って別にいいじゃん、新幹線の駅があるんだから。名古屋まで20分、新大阪まで36分、東京まで2時間。リニアが出来たら1時間ちょいで米原市役所から東京に行けるんです。東京都の隣の山梨県庁よりも近くにある庁舎は、滋賀県でも唯一の存在になるんです。

新しい長浜市役所の自慢が入っているなと感じましたが、そんな豪華なの(職員1人あたりの床面積は米原の想定の倍近く)は要らないし、細い道路にしか囲まれてない立地は災害時に不安あるし、だいいちあんだけ広い長浜市の南端に庁舎置いちゃって、北部の人達はどうするよ、とも言いたくなります。

【豪華な長浜市役所】
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【吹き抜け!】
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【市長のイスだけ背もたれが高い】
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【米原市の伊吹山が一望】
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人口重心も考えようよ。虎姫のこども園が長浜市の人口重心だよ。もっと北に行こうよ。

【長浜市の人口重心はとらひめ認定こども園の裏】

ちなみに米原の人口重心は、多和田(旧近江町)と山室(旧山東町)の間の峠の脇、ローザンベリーの上の方。

【米原市の人口重心はローザンベリーの上の方】

人口重心は、平成22年のデータで統計局が出してます。

【総務省統計局:我が国の人口重心 -平成22年国勢調査結果から-】
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/topics/topi61.htm

ここで公開されてる市区町村の人口重心のエクセルファイルで東経北緯を出して、Googleマップで見られるように変換して出してます。

ついでに彦根は南彦根駅近くの彦根中央病院の近くで、やはり偏ってる。長浜も彦根もそんなに米原駅に近づきたいのなら、一緒になればいいのに。ってこの2市が一緒になることは絶対にありえないので、米原は単体で生き残るべきだと思います。

私が醒井庁舎を推したのは、この人口重心に近くて公共交通機関のある場所となると醒ヶ井駅で、駅裏に未利用地があるし、4町の中でも米原近江に市庁舎を持っていかれるんだろうなと半分諦めの伊吹山東の人に、米原でも東の端っこの醒井なら納得・妥協できるでしょ、と説明でき、近江米原にも米原だし米原駅から一駅だし、坂田駅から2駅は柏原駅から2駅と一緒、と説明できる、そういった観点から選びました。

先日、議員全員が参加する全員協議会があり、ここが当面の新庁舎問題を議論する場となったのですが、いよいよ次のフェーズに入った、と私は申し上げました。議会としてあれはいい、これはダメ、と言ってる段階はもう終わって、いまは市長が提案してきた東口を検討する時期に来たという意味で言いましたが、東口がダメならじゃあどこなのよ、という具体的な提言ができるようにならないといけないと感じてます。

議員には執行権がなく、あくまでも予算を持ってるのは市長なので、その是非を市民に代わって判断するのが議員といったことも言いましたが、議会にも提案権があると言われました。はい、確かにその通りで、議会改革でそのような条項が追加になってますけど、じゃあ現実的に議会から具体的な提言が出来るかと言えば、それは相当厳しいでしょう。

この全協では西口の現米原庁舎敷地、という意見がかなり多かったように思いますが、じゃあ西口案を議案として提出して2/3の賛成を、って通っちゃうぐらいの数がいるかもしれませんが、それって相当な越権行為のような気がします。議会は首長の執行権限に対して判断を下す立場であり、正面から否定して別案を出すのなんて、大阪市ですらやってなかったように思います。

どうなんですかね。50億という数字にまずはビビりますし、場所も新幹線+再開発の起爆剤として南端でも認めたい気持ちもあります。

一方で、人口重心をやはり重視し、山東小学校のあたりなら平地だし市内一体化道路も近く市内全域からのアクセス性も高められるし、広い敷地に単純な四角の建物を安価に建てて、維持管理費用を軽減し将来負担を少なくするべきだとも思います。

とりあえず米原会場での議論は見させてもらいました。土曜日には近江公民館が10時から、ジョイいぶきが14時から、山東公民館が19時から、それぞれ同じ説明がされます。

【米原市役所:米原市庁舎等整備基本構想・概要版(会場で配られる説明資料)】
http://www.city.maibara.lg.jp/cmsfiles/contents/0000007/7029/gaiyo.pdf

【米原市役所:米原市庁舎等整備基本構想・本編】
http://www.city.maibara.lg.jp/cmsfiles/contents/0000007/7029/honpen.pdf

市当局に求めたいのは、東口で提案してきた以上、なるほど、やっぱここだね、と多くの方に納得していただけるだけの説得力ある説明です。このポイントとしては、複合施設というのを出されてきたのが一番の目玉になるのでしょうが、今ひとつインパクトが弱いのが難点です。マンションを9階分上につけて、建設費用を半分にします!とかそれくらいのものを打ち出せば、だったら東口でもいいか、となるんじゃないでしょうか。市内広域からのアクセスに難があったとしても、それを上回るメリットを提示することが重要です。

念頭に置いてるのは先にも書きましたが、東京の豊島区役所です。

別にこの本を読んだわけではなくタイトルしか見てないのですが、なんとなく伝わってきます。そして、これを説明できるのは市の職員さんではなく、市長なんじゃないかと今日の米原会場を見てて思いました。やっぱここは「政治」なんだと思います。別に市長派ではないんですが、っていうかむしろ反市長派に位置づけられてると思いますが、以前何度か書いた通り、市長をめちゃめちゃ応援してた内容もちゃんとあるんです。

市長がなぜここなのか、その思いを語ってもらわないと、市民は納得できないんじゃないですかね。もちろん市長の提案とは異なる意見のあるもう片一方の政治家、すなわち私たち議員も、なぜ反対するのか、そしてその代わりに何をどうするのか、というのを市民に対して発信していくのが求められているんです。反対するだけならサヨクにも出来る。戦争法案ハンターイ。

議会に対する説明でも、この庁舎問題に限った話ではなく、最近市長の意見を聞く場というのが少なくなってるんです。これは議会側から言ったことなので相反することになりますが、委員会審議などすべてに市長に参加してもらうのは申し訳なく、担当部署の職員さんだけで事足りる、市長は必要なときだけ呼ぶ、という形にここ1年だか半年ぐらいで変わったんです。なのでこの庁舎問題も、市長から直接話を聞くことなく担当部長・理事の説明ばっかだな、と今更ながら気づきました。もっと市長を呼ぶべきでした。

そもそも新庁舎建設「案件」ではなく、「新庁舎問題」とみんなが言い始めるような事態になってしまってるのが残念でなりません。

明日の日中はいろいろ用事があって行けないのでまた夜の部に顔を出したいなと思ってますが、他の会場の様子などもあとで聞けたらと思ってます。とりあえず米原会場の様子では、納得、という空気ではありませんでした。

議会としても八方ふさがり、市長が提案した東口に反対だけでなく説得力・具体性のある代案が出せるのか。そして恐らく、市長・執行部としても八方ふさがり、議会の3分の2の賛成をどうすれば得られるのか。この状況を打破するにはどうしたらいいのでしょう。何かいい知恵がある方がいらっしゃれば、ぜひ授けてください。難しいかな。

あとは、庁舎が1か所にまとめられたら、じゃあ残された地域には何が残るの、というまた大きな問題も残ってます。米原会場の説明では、それは新庁舎が片付いてからとありましたが、これは同時並行的に進めていくべきだと思いました。

市長の話の中で、伊吹地域は薬草の里、と初めて具体的な名前が出ました。山東庁舎は耐震を満たしてるのでそのまま使えますが、ここは密かに、米原市美術館にしたいなと考えてます。なので市民自治センター機能はルッチプラザがいいんじゃないですかね。近江も近江公民館、米原も米原公民館。会議室1部屋程度で十分でしょう。災害時には他の会議室やホールを使えばいい話ですし。

といった話は、9月議会でやりたいなと考えていたところですが、この庁舎問題がクローズアップされている中だとゼロ回答のオンパレードになる予感が大いにしてるので、ちょっと慎重にしていきたいと思います。


米原市議会主催 第3回市民との意見交換会を5/8(金)・5/9(土)に開催します

米原市議会議員の松崎淳です。

怒涛の2ヶ月でした。3月議会中は毎度のことですが、通常なら時間に余裕のできる4月に一大イベントがありまして、それでずっとバタバタの日々を過ごしておりました。

ベネッセに情報提供するのも嫌なので特に公開しておりませんし、私は公人になってしまいましたが他はそうではないので極力表には出さないようにしておりますが、まあ、そういうことです。届出をする人の8割が公開するそうですが、残りの2割に該当します。8割という数字も、個人的にはビックリなんですけどね。

さて、滋賀県内の小学生・幼稚園児・保育園児にとって、ビッグな放映が今晩ありました。以前書いて、3月議会の一般質問の際にもチラッと触れたのですが、妖怪ウォッチで石田三成が取り上げられた回でした。

最近、彦根や長浜で三成タクシーなるものが登場して、一部のマニア(歴女とか?)に絶大なる人気が、とか報じられていましたが、石田三成をこの辺では次の大河ドラマに、と頑張っているようです。

大河ドラマ自体がもはやオワコンの気もしますけど、もし取り上げるのであれば、妖怪ウォッチを使わない手はないと思います、と改めて言っておきます。

滋賀県内のBBCでの放映が全国的にも相当遅れているので、他の地域では既に石田三成の回は放映済みです。日本中の小学生が石田三成のことを知っていると言っても過言ではないでしょう。小学生が身近にいる環境の人はぜひ、その子らに石田三成知ってる?と尋ねてみてください。ああ、ウィスベエのやつね、と返答がくると思います。

妖怪ウォッチも夏からアメリカ・世界進出を狙って次なる展開を仕掛けてくるようで、どんだけカネヅルにさせられるんだよと不安も募る一方ですが、ケロロ軍曹の時もそうですが、親世代が見ていても楽しめる番組になってるので、このビッグウェーブに乗り遅れることなく、様子を眺めていきたいと思います。

ぜひ米原市としても、朝日の観音寺という石田三成にまつわる全国的に知名度のある場所を抱えているのであれば、これまでも議会から数多くの指摘がありましたが、貴重な財産を持っているのに活かしきれてないとまた言われることのないよう、石田三成×妖怪ウォッチ×米原市というタッグでガンガンいって欲しいところです。マニア向けの市場よりも圧倒的に大きなインパクトが出ると思いますので。

さてさて、明日・明後日の金曜土曜の夜に、第3回目になります議会報告会、市民との意見交換会を開催することになりました。

【第3回市民との意見交換会のチラシ】
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実行委員会の委員長が勝手に一人で辞めやがって辞めてしまわれて、副委員長を辞する機会を逃してしまったのでまた私がチラシを作成したのですが、代わり映えのしないデザインですみません。素人なもので、あまり見せ方がうまくないのですが、下手なりにこだわりだけは持っていまして、文字を絶対に小さくしないようにしています。

公民館とかに行くといろんなチラシが並んでいますが、それを見ていると、見た目とかデザインを優先して肝心のイベントの中身がいまいちわからなかったり見にくかったりすることが多いのですが、それは避けたいなという思いでこれまでも色々と作ってきました。

老眼の方でもメガネを外したりしないでも見えるように、ユニバーサルデザインっていうんですか、それを意識してます。人がみると、あ、これはマツサキが作ったな、と言われがちなくらい、ある意味統一感のあるデザインをこれまでもしてきてまして、もうちょっと洗練されたデザインを心がけたいところですが、そのうちしっかりと勉強したいと思います。

チラシの中身の部分でこんなところでなんですが、補足説明しときたいことが1つありまして、前回の第2回から各議員のところに所属会派を記載することにしたのですが、これを作成していた時期が3月末で、4月以降の会派構成がどうなるのか判らなかったのでなくなく割愛しました。

3月議会で副議長がまさかの大謀反を起こしてドタバタがありまして、結果として、4月から無会派議員が私1人だけだったのから3人になりました。私、議長、副議長の3人が無会派で、形式的には議長・副議長は中立公平な立場でという言い訳がしやすくなってます。

これまでと変わらず、3部構成で意見交換会を進めます。第1部では予算の紹介。当日のパワーポイント資料も自分で取りまとめをやっててデータが手元にあって、以前の回のアンケートで当日にいきなり資料を渡されて意見を述べよと言われても無理だよ、という記述がありましたので、当日には変わりないかもしれませんが、ここで事前に公開しておきたいと思います。

【意見交換会で使用するパワポ】
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たかだか50枚程度の、100KB前後のJPEG画像をアップロードするのに、光回線ではなく非対称なCATV銅線回線なのでどんだけ時間がかかるんだか…。そのうち光化しますというお知らせ来てましたが、まだかな?

今回は予算委員会で審議された内容を取り上げますので、まず最初に予算全体の話をしてから、次に3つの常任委員会(総務教育・健康福祉・産業建設)の管轄部署の案件を紹介する形にしています。

この「予算委員会で審議された」というのが実はポイントでして、当初予算案しかここでは取り上げていないんです。(1つだけ例外があって、UIJターンの奨励金は補正予算で上がってたのを、ここだけの話でそのまま掲載しています)

しかも、一般会計予算だけで、特別会計や企業会計は通常の常任委員会で審議したので、今回取り上げたのは「議案第11号 平成27年度米原市一般会計予算」の内容だけなんです。

この案件って、まさかの共産党が賛成に回った案件で、全会一致で可決されてしまったので、表立った議会の議論のやり取りってないんです。オール与党みたいな感じ。

一応、予算委員会でそれなりに審議されたものなので、いろいろと意見は出されていたのは事実ですが、まずもって私が予算委員会に参加できなかった不満があるので、ちょっと残念な気持ちもあります。

議会として丁々発止で議論を交わした案件はもっと他にもあって、それを市民との意見交換会で取り上げたらもっと面白くなるだろうなという思いはありますが、まあ、ここで愚痴っても仕方ないですね。

総務教育常任委員会管轄が、「シティセールス」「空き家対策」「東海道線3駅活性化」「少人数学級」「小規模校」の報告。

健康福祉常任委員会管轄が、「地域包括医療福祉センター(まだ「ケアセンターおうみ」にならない?)」「地域お茶の間創造事業」「赤い糸プロジェクト」「保育料無料化」「ファミサポ」の報告。

産業建設常任委員会管轄が、「都市計画線引変更」「耐震化促進」「UIJターン」「再エネ」「獣害対策」の報告をします。

議会だより第40号の賛否一覧表】
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既にお手元に配布されていると思われます最新の議会だより第40号の5ページをご覧いただくと、賛否一覧表が掲載されています。ここをみると、この議会ではどういう大きな波乱があったのかがわかりやすいのですが、この3月議会では実質的に議案第24号だけ大きく割れて、あとはいつもの共産党のよくわからない論理の反対があっただけなんです。

例外的に1つ、市職員の給与を3年後から改訂するというのに反対した議員がいましたが、まあ、今後の動きを睨んでの動きだとかなんだとかだそうです。人事院勧告を政争の具にするのは、個人的にあまり関心がありませんので。

健福の報告の中で一応、この議案第24号で実質的に問題となった、第2子以降の保育料無料化を取り上げていますので、3月議会ではこんなやり取りでしたというのも軽く触れられてはいます。本当は24号の審議なので、常任委員会・連合審査会でやった内容なんですけど。

続いて第2部。道路網の整備。意見交換のテーマを決める際に、市民アンケートの結果を参考にこれまでしてきているのですが、不満1番目と3番目だったかな、これをまとめて取り上げようと当初は道路網整備に加えて、公共交通整備もやるつもりでしたが、外れてしまいました。部署が土木部と市民部(今年から政策推進部も加わった?)と分かれているので一緒にしにくかったのかもしれませんが、道路と、バスの話題は一緒でもいいかなと個人的には思ってました。

【市民意識調査の結果】
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重要度と不満度いずれにおいても上位に来ている「医療体制の充実」については、取り上げようという話にはあまりなっていません。私が思うに、これは総員賛成でやるべきでしょう、みたいになってあまり議論にならないからではないでしょうか。その財源をどうするのか、というところではガンガンに議論できますが、議論したところで高齢者偏重になりがちな政治行政ではあまり実のある成果が出るとも思えず。そう言ってばかりもいられないので、少しずつ流れを変えようと努力はしているんですけどね。

道路網整備については、昨年策定した計画があるので、これをもとに議論をしていこうという形になります。各地の道路網整備計画をご紹介し、それ以外に進めて欲しい計画案などがあれば、議会として吸収して、今後の議論の土台としていく予定です。

自治会要望で既に挙げられているものが多いと思いますが、いずれも検討済みで、あとはどれだけ政治が関与するのか、といった、ああ、これこれ、政治のイメージって、我田引水、みたいなことでしょうか。

【米原市道路網整備計画2014】
http://www.city.maibara.lg.jp/0000001643.html
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個人的には、この計画にはないようなもっと大胆な提案とかあると面白いと期待しているのですが、例えば、市内一体化道路計画を分岐させて北部に伸ばしたりだとか、国道21号バイパスとコンパクトシティ構想や新都心整備みたいな話を結合させるとか、行政が想定するのを大きく外れるぐらいのものがあってもいいと思ってます。

きっと過去に議論されているのかもしれませんが、現時点で計画に表立って掲載されていないのであれば、こういう意見交換会みたいな場を使えたらいいですよね。

第3部は、予算や道路網整備に関わらず、市政全般の意見をみなさんから集めよう、という場です。

しかし今回は特別にですね、過去2回開催してきた意見交換会で取り上げたテーマの、「子育ての充実」と「市役所新庁舎問題」についても、それぞれ進捗が見られたのでもう一度お聞きしたいな、とも思っています。

子育てに関しては、これまでの議会でもドッタンバッタンがありました、おうみ認定こども園の代わりにまさかの近江西保育所の民間無償譲渡とこども園の定員スカスカ問題と、第2子以降保育料無料化で現場が大混乱の予感問題という進展がありました。

市役所新庁舎についても、米原駅東口がいいという出来レースの答申が出されました。特にこの問題に関しては、議会として市民2000人を対象にアンケートを実施したところ、かなりの数の反対論が出されまして、議会としても現時点では東口に賛成するのはほとんどいない状態になってます。今後はわかりませんよ、また工作されるかもしれませんし。

【米原市庁舎整備に関する市民意向調査結果】
http://www.city.maibara.lg.jp/0000006552.html

この2つのテーマに関して市民みなさんから改めて意見を伺うとともに、その他でぜひ議会を通じて市政に訴えてほしいことがあれば是非とも承って今後に活用していきたいと考えています。

個人的には、って何度も何度も個人的にはと書いていますが、一応事前に予防線を張っているんですけど、私の思いとしては、この意見交換会・議会報告会をもっとにぎやかにしたいと思ってまして、第1回・第2回と参加される方の数は減少傾向にあって、なんとか盛り上げるための策がないかと考えてきました。

一番わかりやすいのが、議会でどういう議論のやり取りがあったのか、特に委員会でですね、いつも言ってますが、委員会ではそれぞれの議員が結構言いたいこと言ってて、このやり取りが実は面白いんです。

そういえば、委員会の議事録はこれまで図書館と役場で紙で見られてましたが、ネットに公開して欲しいとお願いしたところ、なんと公開されるようになってました!( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ

【平成26年第1回定例会 常任委員会会議録】
http://www.city.maibara.lg.jp/0000006556.html

【平成26年第2回定例会 常任委員会会議録】
http://www.city.maibara.lg.jp/0000006557.html

この委員会でのやり取りのように、意見交換会に参加している5人の議員が、それぞれ言いたいことを言える場を設けることができれば、ああ、議会ではこういう議論が交わされているのね、と理解してもらえるんじゃないかと思ってます。

もちろん一部の議員の自己主張の場にされてしまうのはまずいので、あくまでも5人が平等に公平に発言できるようなテーマの選定とか発表方法の決定など事前の決め事が重要になりますが、議会から一方的にああでしたこうでしたと報告するだけの意見交換会ではなく、議会「報告」会というのであれば、先の議会で盛り上がった部分を紹介するのが、客観的に見てると面白くなるポイントじゃないかと思ってます。

ぶっちゃけますと、予算とか決算自体の説明に関しては、それぞれの担当部署や財政課に説明で勝てるわけないんです。彼らはそれが仕事のプロですから。議員はそれに対して、時に市民目線で、時に政治家というプロの立場から、議論を繰り広げていくのが仕事であり、予算決算の説明ではなく、それに対して議会としてどのように突っ込んできたのか、これを報告すべきなんじゃないでしょうか。

これをやりたい気持ちで一杯なんですが、じゃあ今すぐできるかと言われると、もう12月議会どころか3月議会の記憶も薄れてきてまして、相当な準備をしなくてはなりませんし、そこまでバッチリ対応できる議員は、米原市議会でもごく数人だけのような気もします。

とりあえず私は5/9土曜日の山東公民館で司会を担当します。第1回・2回はベテラン議員さんが司会をするのが多かったんですが、3回4回と徐々に新しい議員が司会を担当するようになると思います。この上手くいかない無様な姿をそのまま見てもらうのも議会報告会であり、議員のありのままの姿を見てもらえたらと思います。

一応市内4会場ですべて共通の資料・説明を行う予定ですが、それぞれ5人の議員が分担して会場に入りますので、気になる議員がいればその議員のいる会場を選んでいただいてみるのもいいかと思います。

と当事者の立場からは是非とも来てください見てくださいなわけですが、議員になる前の一般市民だった頃は政治に対して興味関心が薄かったわけで、わざわざ週末の夜に行かないだろうな、というのが正直なところです。

行ったところでそんなに変わるわけでもないし、だから選挙という一番大事なところにも参加しなくなってきてるわけですが、でも、違うんです。選挙で結果が変わりますし、この意見交換会でも、市民のみなさんの多くに参加してもらえれば、市民の直接の声を吸収する場になるので、今後の議会活動に反映されるんです。

当日の会場では、よくありがちですが声の大きい人がずっとしゃべり続けたりしてて、結局普通の一般市民の声は届きにくいのかと思われてしまうかもしれませんが、そういう時でも、アンケートにぜひ文章で書き記していってください。アンケートも全部じっくり読ませてもらっています。

【第2回市民との意見交換会報告書】
http://www.city.maibara.lg.jp/cmsfiles/contents/0000006/6416/result_2nd.pdf

特に私の場合、支持者支援者のいない風頼み、と言ったら恥ずかしいのですが、個人的な信条としても、特定の人のための政治ではなく、普通の人、大多数のサイレントマジョリティーのための政治をしたいと考えていますので、日頃から直接意見をもらうことももちろんですが、市民の声の風をしっかりと嗅ぎ分けて感じ取って、市政に反映させていきたいと考えてますので、まあ、他の議員さんもそうかもしれませんけど、こういう機会をぜひとも活用して頂いて、自分が住む街をよくしていくためにちょっとだけご協力いただきたい、という思いです。

こういう市民の声をすくい上げるのに、ネットをもっと活用できたらな、と思うこともたまにあります。住民投票とまで行くと仰々しすぎて面倒くさそうですし、アンケートみたいな簡単なシステムがあって、気軽に意思表示できるような仕組みになれば、もっと政治が身近に感じられるようになるんじゃないかと思ってます。

もちろん世論調査に流されてしまうとそれこそまさにポピュリズム政治になってしまうので、政治のプロの立場からの判断が必要なことは言うまでもありませんが、先日の衆院選で北海道に「支持政党なし」という謎の政治団体が面白い提案をしてて、主義主張を捨てて、すべて多数決の意思決定に従うというのを言ってました。

これ、真面目なところで、元みんなのタリーズ党、じゃなかった、元気なんとかってとこも、直接民主主義って言い始めてるんですよね。

一概にポピュリズムと否定するだけでなく、今後の方向性として一つ見ておくのもありかな、と思いました。

というわけで、5/8金曜日の19時から21時までは、ジョイいぶきと近江公民館(ここに裏方班でいきます)。5/9土曜日の19時から21時までは、米原公民館と山東公民館(ここに司会でいます)に、ぜひお越しください。

お待ちしています!

(時間帯ですが、前回は平日夜と土曜昼を試したので、今度は平日昼も試してみたかったのですが、農繁期で難しいとのことでしたので、次回の11月開催の時は平日昼の開催もやってみます)